2022/08/25
みなさんのなかには、
どの科目が得意だということもなく、
そのかわりに不得意な科目もない
というタイプの人がいるかもしれません。
また、得意科目と不得意科目の差がグンとひらいているが、
その 得意科目もトップクラスとまではいっていない
というタイプもいるでしょう。
この両タイプはど ちらも全体的に
成績が伸びなやんでいるはずです。
これを克服するもっとも手っとりばやい方法は、
テストで、ある一科目だけでいいから
トップクラスの点数をとることです。
「それができないから苦労してるんだ」
などと弱音をはいてはいけません。
ある科目だけに集中しましょう。
教科書はもちろん、
学校でもらったプリント、
宿題などをトコトンやる。
試験の前には徹夜するくらいの根性でやり抜く。
(実際に徹夜はしないでくださいね。)
石にかじりついてでも、やって みせる。
そうすれば絶対にいい結果が出ます。
テストの二週間前になると
自宅勉強の時間割をっくって、
まず理科、社会など暗記しなけれ はならない科目を
先に一度やってしまう。
そしてテストの前日までは
睡眠時間を多少削ってでも頑張る。
やりかた はなんでもいいから、
とにかく一科目だ けをがんばり抜いて、
グンといい点数をとる。
一夜漬けだろうが丸暗記だろうが、
とにかくテ ストでいい結果を出せばいいです。
これは自分の自信になるし、
意外と一夜漬け でおぼえたものは忘れないものです。
もし忘れて も復習すればわりと簡単に思い出せます。
とにかく一科目だけに全力集中すれば突破口が開きます。
そして、一度いい成績をとった科目は
意地でも下げない決意をして、
ふだんから予習、復習 をかかさないようにする。
最初は短時間でもかまいません。
この状態を維持していくと、
それまでは苦 痛に感じられた勉強が
楽しくさえなってくるから不思議です。
そのうちに、先生やクラス仲間から
「あいつは、あの科目ができる!」
と一目置かれるよう になります。
こうなれば、しめたもの。
次にほかの科目にターゲットを変えて、
やはりおなじやりかたでがんばる。
こうして一 科目ずつ自分のできるイメージを高めていくうちに、
全体の成績も上がっていきます。
あちらを立てればこちらが立たない、式に、
せっかく成績を上げた科目が
また下がるこ ともないわけではありませんが、
一度味わった勝利の美酒を忘れたくなければ、
やるしかありません。
歯を食いしばって頑張った結果は、
高校生になってから、必ず現れます。