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「わかる」のレベルは3段階

time 2015/05/01

テストが終わった後に,

「この問題,わかっていたんだけどなぁ…」
と言う人がいます。
あなたにも経験はありませんか?

ここでいう「わかっていた」という言葉,
果たして正しい意味で使われているのでしょうか?

今回は「わかる」のレベルについてお話いたします。


一口に「わかる」と言いましても,
「わかる」には3段階のレベルがあります。
そのあたりを誤解したまま
「わかったつもり」
になっていると,
先ほどの例のように
わかっていたはずの問題を間違えてしまう
と言うことになってしまいますので,注意してください。
「わかる」のレベル1 「知っている」
この段階は,
「わからない」というレベルからは脱出している状態です。
しかし,「わかる」と言っても、単に

「聞いたことがある」
「言われれば思い出す」

というくらいのイメージで
その中身についはあまり深く理解できていない状態です。

学校や塾で授業を聞いたり
教科書を読んだりすれば
簡単にたどりつくことができるレベルですが,
このていどの「わかる」では,
「わかったつもり」で終わってしまいます。

「わかっていたのに問テストの問題が解けなかった」
という人はこの状態にあります。
「わかる」のレベル2 「解ける」

「解ける」とは,
レベル1は抜け出している状態。
何か問題を出されたときに答えられるレベルです。

公式を使って計算を解く,
一問一答の問題に答えられる,
という状態です。

ここまでくればテストでも平均点くらいは取れるようになります。
ただし,まだこの段階では応用問題までは解けるようにはなっていません。
「わかる」のレベル3 「説明できる」

問題の解き方を
友達に説明できるくらいまで理解しているのがこの段階です。
ここまで来れば,
本当の意味で「わかる」ということができます。

この「説明できる」レベルにも段階があって,
最初の段階は
「単に説明ができる」段階です。
これは文字通り,
問題の解き方は説明できるレベルのことです。
ここまで来れば
ある程度の問題は解けるようになっていることでしょう。

さらに上の段階は
「例を挙げながら説明できる」段階です。
この段階まで理解が進むと,
問題の解き方を説明するだけではなく,
その問題の類題を自分で考えて説明ができるようになっています。
「これはこういうことだよ。例えばね・・・」
という感じです。
説明しにくいものに関しては,
図や表を使って説明できるレベルです。

まさに先生と同じレベル。
応用問題でも十分に解ける力を備えているということになります。
これまで勉強量の割に結果が出ていない人は,
レベル1の段階で
「わかったつもり」になっている人です。

自分が理解したことを人に説明することができるかどうか?
問題の解き方を人に説明することができるかどうか?
という基準で自分の理解度を判断してほしいと思います。
最後にレベル3まで「わかる」ようになるのはどうすればよいか?
と言うことについてお話しましょう。

本当の意味で「わかる」ためには,
問題を解いて解ければよい,
というわけではありません。
(これはまだレベル2の段階です)

レベル3まで到達するには,
解いてみて間違えた問題の解説を読んで
自分の言葉でノートに整理しなすとよいでしょう。
もともと書かれている解説よりも
細かく,わかりやすく書くように心がけてください。
そのノートを目にする自分に語りかけるように書くとベストです。

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