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高校受験のための勉強法(2)過去問の解き方・夏休み前

time 2015/03/02

今回は高校受験に向けた過去問の使い方についてお話します。

 

これまでにも何度か触れていますように,

過去問に取り組むタイミングは

遅くとも中学3年の夏休み前から,

というのが理想的です。

 可能であれば,中学2年の3学期から解き始めてください。

この時点で過去問に取り組む目的は下記のとおりです。

(1)自分の現状を知る

まずは,自分の実力と志望校の合格ラインとの差がどのくらいあるのか?

ということを確かめておきましょう。

そのためには,夏休みの前に前年度の入試問題を解いてみることです。

習っていないことや,忘れてしまっていることもあるでしょう。

この時点で合格ラインを突破できている人はほとんどいないはずです。

それでもかまいません。

過去問を解いてみて,

現在の自分は,

どの教科のどの分野の力が足りないのかということが分かればOKです。

来る夏休みには,自分の苦手なポイントをしっかりと学習して

2学期に備えましょう。

夏休み前に過去問を解く意義はこの点にあります。

夏休みが終わってからでは,

学校の勉強が忙しくなり,弱点の補強がままなりません。

必ず夏休み前に一度,過去問を解いておくようにしましょう。

 

(2)出題形式に慣れる

過去問を解く,もうひとつの意義は,

入試の出題形式に慣れるということです。

同じ問題を出題されたとしても,

カラー刷りかモノクロ刷りか?

文字の大きさはどのくらいか?

行間はどのくらいか?

という要素から,問題の見栄えががらりと変わってきます。

入試の問題の書式に慣れていないと,

問題を読むことに時間がとられてしまい,

問題を解くペースが乱れてしまいます。

また,各都道府県の出題形式には,

一定のパターンがありますので,

どの問題を解く順番をシミュレートしておくことも重要です。

 

以上の点から,夏休み前の過去問演習には

次のようなことを意識しながら取り組んでみてください。

(1)問題に直接書き込まない

過去問はくりかえしとくことになります。

必ずコピーをとって問題を解くようにしましょう。

解答用紙も同様です。

 

(2)点数を気にしない

あくまでも,自分の現状把握と

出題形式に慣れるための過去問演習です。

点数にはとらわれず,どんどん問題を解いていきましょう。

 

(3)解き直しに時間をかけない

(2)と同じ理由で,

過去問は数多くといてこそ意味があります。

間違えた問題の解説をじっくり読みながら,

完全に理解しようととしていたのでは数をこなすことはできません。

間違えてしまった問題は,

解説をサラリと読んで,

「あぁ,そういうことなのね。次は気をつけよう。」

程度の確認をしておけば十分です。

 

過去問は,最強教材ですが,

使い方を誤ると,底なし沼に落ちていきます。

過去問に正しい方法で取り組んで,

自分の目標を正しく捉え,

今後の受験勉強のモチベーションアップにつなげていきましょう。

受験の半年以上前であれば,

合格点から遠く離れていて当たり前。

点数を気にして落ち込むのではなく、

「このレベルに到達するまで頑張るぞ!」

と,やる気を出してもらえたらと思います。

 

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