2022/08/25
kkgakuin
古文にの出題で圧倒的に多いのは説話です
説話の一般的なスタイルは、
前半で他人から聞いた話を紹介する
そして後半で、そこから導いた教訓や
筆者の感想が述べられます
これがそっくり問題になって出されるのです
つまり前半の
人から聞いた話をまとめること
次に、筆者の意見を正確につかむこと
この二つができるようにしておかなければなりません
しかし、難しく考える必要はありません
いくつかのパターンを覚えてしまえば、
あとはその変形なので楽勝です
説話の次によく出題されるのは
随筆です
枕草子、方丈記、徒然草からの出題が多いです
枕草子は「もののあはれ」
方丈記は「諸行無常」など
どの作品も筆者のものの考え方が強く出ているので、
理解しやすいと思います
歴史の勉強を兼ねて、
時代背景、社会的な身分、当時の宗教観をおさえておけば十分です
また、古文は現代文以上に守護の省略が多いので、
主語を指摘させる問題がよく出題されますが、
全体の意味が理解できていればそれほどむずかしくはありません