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同一主題の構造(現代文の勉強法)

time 2018/01/31

現代文は論説文と小説に大別されます

どちらも配点が大きく軽視できない問題です

両者の解き方を比べてみた場合、

圧倒的に説きやすいのは論説文の方です

なぜならば論説文は、

筆者は読者に伝えたいことがある前提で文を書いているので、

その主張を伝えるためには、

おのずと文章の構造にある種のパターンが生まれてくるためです

今回はそのパターンについて説明します

 

論説文の意味段落には

・筆者の主張(以下、主張)

・具体例、引用(以下、具体例など)

・結論

の3つの性質があります

結論と主張は似たもののように思えますが、

主張は筆者の主観的な意見

結論は筆者の意見を一般化したものととらえてください

論説文の中には必ず主張と具体例などが書かれています

一方、結論は書かれていないこともしばしばです

では論説文の構成パターンを見てみましょう

 

パターン1:主張→具体例など→主張

このパターンはサンドイッチパターンと呼ばれます

暴騰に主張が来る場合、

次にその主張を論証するため具体例などに形を変えて主張が繰り返されます

しかし、具体例などで文章が終わることはまれで、

最後にもう一度主張を繰り返すのです

この場合、たいていは冒頭か末尾に設問が設けられています

冒頭に空欄があれば末尾を見、

末尾に空欄があれば暴騰を見れば答えを容易に見つけることができます

 

パターン2:具体例など→主張

このパターンは具体例やエピソード、

自分の体験などを冒頭にもってきて読者の関心を引き

そのあと自分の主張を展開するというパターンです

具体例から始まる文章はほぼすべてがこのパターンです

必ず、段落の内容が具体例などから主張に切り替わるポイントがありますので、

そのポイントを見逃さないようにしましょう

 

パターン3:最後に結論が来るパターン

これは、主張→具体例など→主張→結論となったり、

具体例など→主張→結論となる構成のパターンです

主張→具体例など→結論、というパターンもあります

いずれも、最後に主張が出てきたところで、

そこで終わるのではなく、

筆者はさらにそこから進めて、

結論へと展開します

主張は筆者の個人的見解の範疇を出ませんが、

結論は主張が筆者個人の枠を飛び越えて

一般の読者や社会にも適用可能な形へと昇華されたものです

「私はこう思う」的な書き方が

読者への呼びかけたり、

社会への投げかけたりする表現に変化することで判断できます

 

このように、論説文を読むときは、

文章がどのパターンになっているかということを

正しく判断する能力が必要です

 

kkgakuin

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