2022/08/25
コツコツ頑張って勉強しているのに、
覚えられない。頭に入ってこない。
そんな人のために
ストレスなく、どんどん覚えられる記憶術を3つご紹介
目次
だんだん覚えていく
何かを覚えようとするときに
1回の勉強で完璧に覚えてしまわなければいけない
と思っていませんか？
1回で完璧に覚えようとするのは、
円を一筆書きして、一気に塗りつぶそうとするようなものです。
円を完璧に描こうとするために負荷がかかるうえ、
完璧な円を描けない（＝完璧に覚えられない）ことで
自己嫌悪にも陥りやすいのだそうです。
暗記をするときには
渦巻きを描きながら、
徐々に完璧な縁に近づけていくというイメージで取り組むのが正解です。
渦巻きが中心から始まり徐々に外側に広がっていくように、
自分が覚えられる最小の分量からスタートし、
記憶の範囲をだんだんと広げていきます。
遠心力でどんどん記憶を広げていきやすいのです。
1回でと決め込まず、何回も繰り返すなかでだんだん覚えていくことが、
効率よく覚えるためには重要。
記憶はペンキを塗るようなもので、1回では薄くムラがあり、
何回も繰り返すことで厚く均一な記憶として定着するとのこと。
1回に時間をかけるより、素早く何回も繰り返し覚えたほうが確実なのです。
覚える範囲が広い場合はある程度の分量に区切って、
1区切りごとに復習することをおすすめします。
たとえば参考書が4章構成なら、1〜4章を全部終わらせてから繰り返すのではなく、
1章ごとに戻って繰り返してみましょう。
そのほうがより確実に記憶を定着させることができます、
1区切りごとに達成感も得られるためモチベーションも維持できます。
好きなものとかけ合わせる
記憶しやすくするには「好きなものとかけ合わせる」勉強法も効果的。
勉強した内容を五感や感情と結びつけると、
それらがトリガーとなって、
覚えたり思い出したりしやすくなります。
たとえば、歌が好きな人なら、覚えるものにメロディーをつけて歌ってみる。
絵が好きな人は、覚える内容をイラストにしてみる。
走るのが好きな人は、ランニングしながら聞いたり暗唱したりして覚えるなど…。
「つまらない、面倒だ」と思いながら、
内容を頭に叩き込む勉強は非効率。
「面白い！ 楽しい！」と思える方法で勉強することが、
記憶力アップの近道です。
ほかの人に話す
勉強は孤独な努力の積み重ね
確かにそういう面もありますが、
自分ひとりだけの環境を飛び出して
「ほかの人に話す」勉強法もおすすめで。
記憶力がいい人は、よくほかの人に話をしている…と言われています
人に説明するときは、
自然と「何回も繰り返して」思い出すことになるのに加え、
「感情をともなって」会話をするので記憶の定着率が一気に上がります。
人に説明する際には、参考書などを見ながらではなく、
頭で思い出して自分の言葉で説明するのが効果的。
自分で人に説明することで、
記憶が自分自身のものとして定着するのです。
ひとりでただ参考書とにらめっこする勉強は非効率。
勉強したことを、家族や友人に説明してみてください。
直接会えないときは、オンライン上で行なうのでもいいでしょう。
ひとりで勉強するよりも格段に記憶の効率がアップしますよ。
どうしても説明する相手が見つからないときは
ぬいぐるみや人形、ポスターの中の誰か、壁でも構いません
自分の言葉で説明するトレーニングの効果は抜群です
