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確実に結果がついてくる1勉強に最適な復習回数は 7・3・4回! 0416

time 2021/05/14

確実に結果がついてくる1勉強に最適な復習回数は 7・3・4回! 0416

学んだことをしっかりと記憶に残すには「繰り返し」が重要です。

記憶は「繰り返し塗り重ねる」ことで強化されます

記憶は、脳の海馬という部位と深く関わっています。

海馬とは、学んだ情報を脳内で短期的に保管しておく場所。

海馬は保管した情報のうち「生きていくのに不可欠」だと判断したものだけを、

長期記憶として大脳皮質に送ります。

私たちが普段勉強するような情報は、

「生存に不可欠」とまでは言えないものがほとんどなので

勉強で得た情報は、脳の性質からすると本来覚えにくいものなのです。

ところが、同じ情報を繰り返し脳に送ると、

海馬に「生きていくのに必要な情報だ」と判断させ、

記憶として定着させることができるのです。

勉強で反復が大切なのは、海馬をだますことで、

記憶を定着させるためなのです。

目次

7回読み勉強法

東大主席卒業の実績を誇る山口真由氏が提唱するのが

「7回読み勉強法」

山口氏によると、具体的には以下のような読み方をするそうです。

1〜3回目

「サーチライト読み」:見出しなどを拾いながら読み流し、本の全体像をつかむ
4、5回目

「平読み」:重要なワードを意識しながら普通のスピードで読み、要旨をつかむ

6、7回目

「要約読み」:内容を頭のなかで要約しながら読む

ポイントは、1回1回しっかり読むのではなく、

「薄くさらさらと読むことを7回繰り返す」という点。

この方法で7回読めば、内容を頭に写しとることができるとのことです。

また、「集中しなければいけない」という気負いを捨てることも重要。

そのときには理解できないところもまた次に読めばいいので、

1回読んだだけで意味を把握できなくても気にする必要はありません。

移動中や休憩中といった限られた時間でしか本を読めない人でも、

さくさく勉強が進みますよ。

「3サイクル反復速習法」

「3サイクル反復速習法」は「1歩下がって、2歩進む」を繰り返しながら、

同じ内容を3回ずつ学習するというもの。

テキストの「p.1」を読む

→最初に戻って「p.1とp.2」を読む

→また最初に戻って「p.1、p.2、p.3」を読む

→p.2に戻って「p.2、p.3、p.4」を読む

→p.3に戻って「p.3、p.4、p.5」を読む……

「3サイクル反復速習法」のベースにあるのは「分散効果」。

分散効果とは、学習を1回にまとめるより複数回に分けるほうが、

記憶の定着がよくなるという効果です。

まずは勉強範囲の最後までをひととおり、スピード重視でざっと終わらせ

それを複数回繰り返すことが、分散効果を生むコツ。

ただし、勉強範囲があまりに広いと、時間がかかりすぎるため、

ある程度の範囲で区切りながら、

「1歩下がって、2歩進む」を繰り返します。

たとえば、100ページのテキストに取り組むとき、

20ページごとに区切り、20ページ単位の小範囲を

それぞれ3回ずつ勉強すれば、

分散効果を生みながら勉強を進めていくことができます。

「4回復習勉強法」

「4回復習勉強法」は2カ月ほどかけて4回復習する勉強法です

勉強したことをもし忘れてしまったと思っても、

実際には1カ月間、脳のなかには情報が保存されています。

海馬は1カ月かけて脳内で情報を整理すると考えられているため、

まずは1カ月のうちに復習を繰り返すことが記憶を定着させる鍵になります。

具体的なタイミングは以下のとおり。

1回目の復習:勉強した翌日

2回目の復習:1回目の1週間後

3回目の復習:2回目の2週間後

4回目の復習:3回目からさらに1カ月後

なお、復習の際にはポイントはふたつあります。

ひとつは、インプット重視の復習ではなく、

「問題を解く」「声に出して読む」といったアウトプット重視の復習をすること。

脳はアウトプットの回数を重視して情報の重要度を判断します。

何度もアウトプットすると、記憶に残りやすくなります。

もうひとつは、教材を1冊に絞り込むこと。

復習の効果は「同じ情報を繰り返し脳に送る」ことで表れるためです。

復習をし終えていないうちに教材を変えると、

同じような情報が書かれているとしても、

また1から理解し直さなくてはなりません。

手当たり次第に何冊も使うより、

1冊を徹底的に繰り返して勉強するほうが、ずっと効率的です。

 

勉強時間を無理に増やさずとも、

「繰り返し重視」へとシフトするだけで、

勉強の効率は大きく上げられます。

「7回」「3回」「4回」復習勉強をぜひ実践してみてください

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