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過去分詞の形や意味、用法を解説!

time 2019/06/12

過去分詞の形や意味、用法を解説!

この記事は、

英会話に役立つ英語学習サイト

「英語イメージリンク」より

要約したものです。

とても分かりやすく、

勉強に役立つサイトですので、

詳しく知りたい方は引用元サイトをご覧ください

 

英文法の中でもわかりにくい過去分詞

ここでは過去分詞の意味や用法について解説しています

中学3年生はもちろん

高校生の生徒さんも

高校英語の基礎固めのために

もう一度確認してみてくださいネ!

 

~以下 要約部分~

目次

過去分詞の形

過去分詞は動詞の変化形の1つで、

done や visited のような形をしています。

活用表の右端の単語を、

その動詞の過去分詞形と呼びます。

 

例文1:The gate was opened at six.

(その門は6時に開けられた)

※opened は open(開ける)の過去分詞形。

 

例文2:The police found the stolen passport in the room.

(警察はその部屋で盗まれたパスポートを発見した)

※stolen は steal(盗む)の過去分詞形。

 

例文3:This is a letter written by Picasso.

(これはピカソによって書かれた手紙です)

※written は write(書く)の過去分詞形。

 

例文4:I have a table reserved for two.

(2名で予約しておいた者です/私は2人分で予約しておいたテーブルをもっています)

※reserved は reserve(予約する)の過去分詞形。

 

例文5:I had my passport stolen last night.

(昨夜、パスポートを盗まれた)

※stolen は steal(盗む)の過去分詞形。

 

例文6:I have visited London twice.

(ロンドンに2回訪れたことがあります/私は2回訪れ終えたロンドンをもっています)

※visited は visit(訪れる)の過去分詞形。

 

過去分詞形が

opened、reserved、visited のようなパターンの動詞を

規則動詞と呼びます。

規則動詞では、過去分詞は過去形と同形で -ed になります。

 

一方で過去分詞形が

stolen、written のようなパターンの動詞を不規則動詞と呼びます。

不規則動詞では、

過去分詞は過去形と異なる形になるので、

個別に覚えていく必要があります。

 

過去分詞の意味

過去分詞には基本的に2つの日本語訳が対応します。

「~された(状態の)」(受け身)

「~し終えた(状態の)」(完了)

一見すると、これらは関係のないモノのように

感じられるかもしれません。

過去分詞のイメージは

「過去の行為による結果の状態」です。

リンゴをやでいる場面をイメージしてみましょう。

過去分詞とは、

「りんごに矢が刺さった状態」

を表すわけですが、これは

りんご視点で見れば、

矢(行為)を受けているので「~された状態」

射手の視点で見れば、

矢(行為)を刺し終えたので「~し終えた状態」

となります。

一つの過去分詞に2つの日本語訳が出てくるのは、

このように視点の違いによるです。

 

日本語は視点を決めなければ物事を描写できない言語ですが、

英語は俯瞰図的に描写して視点を決めないため、

過去分詞にこのようなニュアンスを同居させることができます。

メタ認知の視点から状況を見ているわけですね。

 

過去分詞の用法

受動態

例文1:The gate was opened at six.(その門は6時に開けられた)

The gate was opened は、

門が「(誰かに)開けられた状態」

であったことを表しています。

The gate was opened のような

「be動詞+過去分詞」という形式を

【受動態】と呼び、

意味は「~される/~された状態である」となります。

受動態の文は動作を受けるものや人を主語にした表現です。

 

過去分詞の前置修飾

例文2:The police found the stolen passport in the room.

(警察はその部屋で盗まれたパスポートを発見した)

stolen passport とは、

「盗まれた状態」のパスポートのことです。

stolen passport のような

「過去分詞+名詞」という形式を

【過去分詞の前置修飾】と呼び、

意味は「~された状態の◯◯」となります。

前置修飾は beautiful woman(美しい女性)のような

「形容詞+名詞」と同じようなものと考えるとわかりやすいでしょう。

 

過去分詞の後置修飾

例文3:This is a letter written by Picasso.

(これはピカソによって書かれた手紙です)

letter written は、

手紙が「書かれた状態」であることを表しています。

letter written のような

「名詞+過去分詞」という形式を

【過去分詞の後置修飾】と呼び、

意味は「○○、それは~された状態の」となり、

名詞に関する情報を追加するイメージになります。

後置修飾は

受動態の be動詞が省略された感覚で捉えるいでしょう。

 

have+O+過去分詞(完了/使役)

例文4:I have a table reserved for two.

(2名で予約しておいた者です/私は2人分で予約しておいたテーブルをもっています)

table reserved は、

テーブルが「予約された状態」であることを表しています。

意味は

「2人分で予約されたテーブルをもっている」

となりますが、

予約の仕方に2パターンの解釈が発生するので

注意が必要です。

1つ目は「私が予約しておいた」パターン、

2つ目は「誰かに予約してもらった」パターンです。

誰が予約をしたのかは

前後の文脈から判断するしかありません。

過去分詞は

「過去の行為による結果の状態」

だと述べましたが、

誰がその過去の行為を行ったのかはわかりません。

これは過去分詞の特徴でもあるので、

文脈から判断しなければいけないのです。

 

have+O+過去分詞(受け身)

例文5:I had my passport stolen last night.

(昨夜、パスポートを盗まれた)

passport stolen は、

パスポートが「盗まれた状態」であることを表しています。

今回の passport stolen という表現は、

自分が自分自身のパスポートを盗むことはありえないので、

自動的に「誰かに盗まれた」という意味に決まります。

なお、haveは

「もっている」という訳が有名ですが、

本来の have のイメージは

「主語が関係している場の上にある」です。

つまり、I had my passport stolen は

「私が関係している場の上で、

私のパスポートは盗まれた状態だった」

となり、

「パスポートを盗まれた」となります。

 

例文4 と例文5 のような形式を

【have+O+過去分詞】型と呼び、

意味は

「O を~し終える(完了)」

「O を~される(受け身)」

「O を~してもらう(使役)」

という3パターンになります。

 

現在完了形

例文6:I have visited London twice.

(ロンドンには2回訪れたことがあります

/私は2回訪れ終えたロンドンをもっています)

visited London とは、

過去の「訪れる」行為によって

「訪れられた状態」のロンドンのことです。

今回の visited London は「誰かに訪れられた」ではなく、

「私が訪れ終えた」と解釈するのが自然です。

 

日本語の直訳は

「私は2回訪れ終えたロンドンをもっている」

ですが、

自然な訳にすると

「私はロンドンを2回訪れたことがある」

となります。

have visited London のような

「have+過去分詞+O」という形式を

【現在完了形】と呼びます。

現在完了形の意味は

「~し終えた◯◯をもっている」

というニュアンスをベースとして

~し終えた、~したところだ(完了)

~したことがある(経験)

~した結果(結果)

ずっと~だ(継続)

の4パターンが代表的な日本語訳になります。

 

受動態と現在完了形における過去分詞のイメージ

ここまで見てきたように

過去分詞は一貫して

過去分詞そのもののイメージでしかありません。

受動態では「~される/~された状態である」となり、

現在完了形では「~し終えた〇〇をもっている」となる

過去分詞のイメージについて確認しておいてください。

 

練習問題

次の英文を日本語に訳しなさい。

問題1:The door was closed by Taro.

問題2:I like a boiled egg.

問題3:The picture painted by my daughter won the prize.

問題4:Have your report finished by tomorrow.

問題5:I have spent all my money.

●解答1:The door was closed by Taro.

(そのドアは太郎によって閉められた)

The door was closed. は「そのドアは(誰かに)閉められた状態だった」。

日本語訳は「そのドアは太郎によって閉められた」となります。

 

●解答2:I like a boiled egg.

(私はゆで卵が好きです)

boiled egg は「茹でられた状態の卵」で、

要するに「ゆで卵」のこと。

日本語訳は「私はゆで卵が好きです」となります。

 

●解答3:The picture painted by my daughter won the prize.

(娘が描いた絵が入賞した)

picture painted は、

絵が「描かれた状態」であることを表しています。

直訳では

「その絵、それは娘によって描かれた状態だったわけだが、その絵が入賞した」

となります。

自然な訳にすると

「娘が描いた絵が入賞した」

となります。

 

●解答4:Have your report finished by tomorrow.

(明日までにレポートをやり終えなさい)

report finished は、

レポートが「やり終えられた状態」であることを表しています。

直訳すると

「明日までにやり終えられたレポートをもっていなさい」

となります。

自然な訳にすると

「明日までにレポートをやり終えなさい」

となります。

 

●解答5:I have spent all my money.

(お金はすべて使い果たしました)

spent money は、「費やされた状態」のお金。

直訳すると

「私が関係している場に、全部費やされた状態の私のお金がある」

となります。

自然な訳にすると

「お金はすべて使い果たしました」

となります。

 

過去形と過去分詞の違いは何?

過去形と過去分詞は

「過去に fill(満たす)という行為が行われたこと」

を表している点では共通しています。

その違いは過去形として使われる場合は「動作」を表し、

過去分詞として使われる場合は「状態」を表しているという点です。

これだけ聞くと不思議な気がするかもしれませんが、

実はそんなに複雑なことではありません。

ネイティブは

filled を動詞ではない使い方で使いたいと思ったら、

そのまま結果の状態として扱っているだけなのです。

ここまで分かれば、

なぜ全ての動詞を規則動詞にしなかったのかもわかってきます。

不規則動詞は日常的によく使われる動詞が多いのですが、

その理由は日常的に使われるものは

「動作」なのか、「状態」なのかが

最初から区別されているほうが

使い勝手がいいからです。

逆に、日常用語としての頻度が少ないものは

過去形と過去分詞が同じ形をしていたほうが、

いちいち別の言葉を覚えなくていいから、

それはそれで使い勝手がいいということになるわけです。

 

参考:不規則動詞一覧

# 現在形 過去形 過去分詞形
~です/~である be(am, is, are) was,were been
買う buy bought bought
来る come came come
する do, does did done
食べる eat ate eaten
感じる feel felt felt
得る get got gotten/got
行く go went gone
もっている have, has had had
保つ keep kept kept
作る make made made
読む read read read
走る run ran run
言う say said said
座る sit sat sat
盗む steal stole stolen
取る take took taken
話す tell told told
考える think thought thought
書く write wrote written

~以上 引用・要約終わり~

 

この記事は、

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の内容を要約したものです

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