2022/08/25
福島県郡山市の中学生・高校生のみなさん
中学受験で中高一貫校へ合格を目指す
小学生の皆さん
お子さんの勉強が気にかかる保護者の皆様
完全1対1マンツーマン個別指導の
駿英家庭教師学院
専任講師のスズキです
私が専任講師を務めている駿英家庭教師学院には、「集団塾では成績が上がらなかった」という理由でお問い合わせをいただく生徒・保護者様が数多くいらっしゃいます。
数年前、中学2年生のある生徒が、集団授業塾から駿英家庭教師学院に入会してくれました。
その生徒とは、高校入試まで共に勉強し、結果的に偏差値60の高校に見事合格してくれました。
彼は、学校の授業態度も良く、宿題も真面目に取り組んでいて、部活でも熱心に取り組む真面目な生徒でした。
そんな彼が、集団塾を辞めて個別指導塾に入塾したは、集団塾に通っていたのに成績が落ち続けたからでした。
問題は「塾の宿題が多すぎたこと」
彼の中学1年生3学期の定期テストの数学の点数は20点台(100点満点)でした。
平均点からかけ離れた点数は重く、彼は完全に自分のことを、勉強ができない落ちこぼれと思い込んでしまっていました。
真面目な彼が勉強ができなくなってしまったのは、「塾の宿題が多すぎたこと」でした。
多すぎる宿題が成績を下げる?
塾の宿題が多いのは成績アップのために良いことだと思われがちですが、多すぎる問題量は逆効果になります。
テストで正解するためには、勉強した問題の解き方を覚えていることが何よりも重要です。
しかし、宿題が多すぎると、宿題をこなすことに精一杯で、覚えることができません。
解きっぱなしになってしまうので、勉強量の割に効果が出ないのです。
問題をたくさん解くことで、自分はこの問題ができない、ということが分かったとしても、その問題を解けるようにしなければ、どれだけ問題を解いても成績は上がしません。
学校の問題集を完ぺきに覚える
定期テストの成績が上がらない原因は、問題の解き方を覚えていないことです。
そこで彼との授業では、問題の解き方を覚えることを最優先とするために、教材を学校の問題集だけに限定しました。
むやみに塾用の教材も使ってしまうと、集団塾のときの二の舞になってしまうためです。
私の塾の授業では学校の問題集でわからない問題の解説を、宿題では問題集を徹底的に解き直すことを続けました。
その結果、駿英家庭教師学院に入会してから2回目の定期テストで平均点以上を突破できたのです。
学校の問題集もさらに絞り込む
私が担当した初めて授業は、次の定期テストまではあと1週間というタイミングでした。
残念ながら、すべての問題を解説するには時間が足りません。
当時の彼の数学は20点台なので、まだ発展問題を理解するには基本知識が足りず、かなりの時間を要してしまう状況でした。
まずは目標を平均点に設定し、基本問題だけに絞って勉強することを決定しました。
学校の問題集の基本問題のページのみに勉強範囲を徹底的に絞った勉強法をとりました。
ほとんどの中学校の定期テストでは学校の問題集の基本問題が完成していれば、7割は取れるように構成されています。
1週間というわずかな時間では、必要最低限の勉強範囲に徹底的に絞り込んで勉強する方が効果的です。
とは言え、入会1回目のテストでは学年平均点には届きませんでした。
解き直しの回数を増やす!
中学校の定期テストでは、学校の問題集の基本問題が完成していれば、平均点以上は確実に取れます。
ページ数が少ない代わりに、彼には「徹底的に解き直す」というミッションをお願いしました。
解き直しと言えば、普通の人なら2~3回と思ってしまうのですが、それでは実は全然足りません。
2~3回で覚えられる人は天才と言ってもいいくらいです。
普通の生徒だったら最低5回、勉強が苦手な生徒が平均点を目指すのですから、その倍の回数は必要です。
彼が取り組んでいるのは基本問題なので、10回解けば、ほぼ覚えられます。
しかし、定期テストの点数が20点台だった生徒は、勉強に慣れていないので、初回は半分以上間違えてしまいます。
その間違えた問題をすべて10回以上解き直すのはかなりの努力が必要です。
それでも、真面目で頑張り屋の彼はしっかり勉強法を守ってくれました。
もちろん、1回目よりは5回目、5回目よりは10回目の方が、問題を解くスピードは上がっていきますので、問題を解いている彼自身が自分の成長を実感し蛾ながら勉強を進めることができました。
間違えた問題を10回以上解き直した結果は?
入会後1回目の定期テストでは平均点に及びませんでしたが、同じ勉強方法で臨んだ入会後2回目の定期テスト、返ってきたのはなんと平均点超えの点数でした。
この結果には彼の母さんもビックリ仰天。
本人の努力と正しい勉強法の組み合わせで、定期テスト20点台から平均点突破という結果を残すことができたのです。
もちろんこれ以上の成績アップを目指すには、同じ努力量ではかないません。
取り組む問題のレベルも、勉強量も上げていかなければなりませんでしたが、努力が自分の実力アップにつながった成功体験を得た彼は、その後も持ち前のまじめさを発揮してグングンと成績を伸ばし、約2年後は偏差値60の郡山高校に合格を勝ち取ってくれました。
勉強が苦手な中学生の勉強法のポイント
紹介した事例は数学ですが、これは全教科に応用できる方法です。
偏差値が50、得点が平均点に到達できない、勉強を苦手としている生徒の勉強法のポイントは以下の3つです。
ポイント1.基本問題だけに絞って勉強した
ポイント2.できない問題の解き方を徹底的に覚えた
ポイント3.できなかった問題を10回以上解き直しした
このポイントさえ守っていれば、自宅学習でも偏差値50に到達することは可能です。
自宅学習で偏差値50を突破するには
自宅学習で偏差値50を突破するには以下の3ステップで勉強を進めてください。
ステップ1.学校の問題集の基本問題だけに絞る
まずは勉強する範囲を絞ります。
勉強する範囲は学校の問題集の基本問題だけです。
学校の問題集は
「基礎→発展→まとめ」か「A問題→B問題→発展問題」という3段階構成されています。
偏差値50(平均点)を目標にする場合、そのうちの「基礎」や「A問題」のページだけ解けるようになればOKです。
そのかわり、徹底的に覚えるようにしましょう。
さらに上のレベルを目指したい場合でも、基本問題を完ぺきにするのが優先です。
志望校の偏差値が60だからと言って、無理に難しい問題に挑戦すると、解き直し不足で、努力が水泡に帰すことになりかねません。
まずは基本問題のページのみに絞って、勉強することが平均点突破の近道です。
ステップ2.わかりやすい参考書や映像授業で徹底的に理解する!
基本問題を解いて、自分の分からない問題を洗い出したら、解き方を徹底的に理解します。
問題の解き方を覚えるには、問題の解き方を理解しなければなりません。
人間は頭で理解している内容でないと覚えにくいからです。
丸暗記の勉強は負担が大きいだけでなく、苦労して覚えても応用が効ききません。
塾や家庭教師を利用していない人が気軽に活用できる教材としてはスタディサプリがおすすめです。
進研ゼミ中学講座もよいでしょう。
ステップ3.問題集を10回以上解き直す
理解できたら覚えるだけです。
覚えるには解き直ししかありません。
問題集を10回以上解き直す、これが完成すれば平均点突破です。
解き方を理解できていても、いきなりは使いこなせません。
解き直しの初期段階では、たくさん間違えてしまうはずです。
しかし、心配することはありません。
解き直しの回数を重ねていけば、だんだんと解ける問題が増えていきます。
基本問題を10回以上解き直してしっかり覚えれば、平均点を突破できる実力が身につきます!
努力+正しい勉強法が大切!
勉強は努力だけでは伸びません。
正しい勉強法で努力することが大切です。
平均点が突破できずに悩んでいる中学生や保護者さまは、紹介した正しい勉強法をぜひ真似してみてください。
正しい方法で努力すれば、必ず勉強ができるようになる、ということをわかっていただけると思います。
うちの子の成績が全然上がらない…
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
間違った勉強法を続けていては
成績は上がりません
正しい勉強法に変えるだけで
成績は面白いほど伸びていきます
勉強ができないのは
頭が悪いわけでも
才能がないわけでもありません。
間違った勉強法で勉強をしてしまってるだけなのです
実際に私が勉強法を教えて
正しい勉強法に変えてくれた生徒たちは
定期テストの点数がアップするなど
面白いほど成績が伸びています
正しい勉強法を知り、実践すれば
成績アップは簡単です
マンツーマンの個別指導で
自己ベストを更新し続けてみませんか?
駿英家庭教師学院専任講師による授業で成績アップ!
大切なお子様の学習指導は
駿英家庭教師学院にお任せください
- 小中一貫校の中学校受験
- 中学生の高校受験対策
- 高校生の大学受験対策
- 高校生の看護学校受験対策 など
経験豊富な講師陣が
お子様の夢の実現をお手伝いいたします
お問い合わせはこちら↓まで