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【大学受験古文漢文】出題文のジャンル別読み方:日記・物語・和歌

time 2026/01/05

【大学受験古文漢文】出題文のジャンル別読み方:日記・物語・和歌

古文の勉強を本格的に始めると、多くの受験生が「単語や文法は覚えたのに、長文になると急に読めなくなる」という壁にぶつかります。その原因の多くは、古文をすべて「同じ種類の文章」として一括りに読んでしまっていることにあります。

実は、古文には「日記」「物語」「随筆」「説話」といった明確なジャンルがあり、それぞれに特有のルールや「お約束」が存在します。特に共通テストや難関私大・国公立二次試験では、このジャンルごとの特性を理解しているかどうかで、読解スピードと精度に天と地ほどの差がつきます。

この記事では、入試で特に出題頻度の高い「日記」「物語」「和歌」の3つのジャンルに絞り、それぞれの「勝てる読み方」を徹底解説します。


1. 【日記】「私」の主観と時間の経過を追う

古文における「日記」は、現代の私たちがイメージする「日々の備忘録」とは少し異なります。多くは後日、筆者が自分の人生を振り返ってまとめ直した「回想録」としての性格が強いのが特徴です。

① 主語は基本的に「作者(私)」

日記文学(『蜻蛉日記』『和泉式部日記』『更級日記』など)の最大の特徴は、「地の文の主語は、原則として作者本人である」という点です。古文読解の最大の難関である「主語の特定」が、日記においては最初からある程度約束されているのです。

  • 読みのコツ: 「心細し」「あさまし」といった心情語が出てきたら、それは100%作者の気持ちです。作者が今、誰に対して、どのような感情を抱いているのかを線で結びながら読みましょう。

② 敬語の方向に注目

日記では、作者自身が書いているため、自分に対して敬語を使うことはありません。逆に、身分の高い人物(夫である藤原兼家や、天皇など)が登場すると、そこには必ず尊敬語が使われます。

  • 読みのコツ: 敬語が使われていれば「作者以外の誰か」、敬語がなければ「作者(または作者より身分が低い者)」という切り分けが、主語把握の強力な武器になります。


2. 【物語】「状況設定」と「人間関係」を素早く整理する

『源氏物語』に代表される物語文学は、入試古文の中で最も難易度が高いジャンルです。登場人物が多く、主語が頻繁に入れ替わるため、混乱を招きやすいからです。

① 登場人物の「呼び名」の変化に対応する

物語の登場人物は、名前ではなく「受領(ずりょう)」や「中納言(ちゅうなごん)」といった役職名、あるいは「西の対(にしのおもて)」といった住んでいる場所で呼ばれます。さらに、出世すると呼び名が変わるため、同一人物であることを見落とすと命取りになります。

  • 読みのコツ: リード文(前書き)は情報の宝庫です。人物名と役職を必ずメモし、読みながら「この役職は誰のことか」を常に余白に書き留めましょう。

② 「会話文」の始まりと終わりを見抜く

物語には多くのセリフが含まれますが、かぎかっこがないため、どこまでが会話でどこからが地の文かわからなくなることがあります。

  • 読みのコツ: セリフの終わりを示す「と」「とて」「など」の直前を探しましょう。また、「聞こゆ」「申す」「のたまふ」といった動詞が出てきたら、その直前は会話文である可能性が極めて高いです。


3. 【和歌】三十一文字に隠された「贈答の意図」を解く

和歌は単独で出ることは少なく、日記や物語の重要な局面で挿入されます。和歌が出てきたら、そこには必ず「筆者が最も伝えたい強い感情」が込められています。

① 「贈答歌」はコミュニケーションである

入試に出る和歌の多くは、男女のやり取りや、友人同士の「贈答歌(プレゼントと返礼)」です。

  • 読みのコツ: 和歌そのものを完璧に訳そうとする必要はありません。「誰が誰に贈ったのか」を特定し、その直前の地の文にある「不満」「恋しさ」「嘆き」といった心情を歌が引き継いでいることを理解しましょう。

② 修辞法(テクニック)を「感情」として読む

掛詞(かけことば)や縁語(えんご)は、単なる言葉遊びではありません。

  • 読みのコツ: 例えば「松(まつ)」と「待つ」の掛詞があれば、それは「ただ待っているだけでなく、松のように動けず、じっと耐えている」という情景をセットでイメージします。テクニックを見つけることが目的ではなく、それによって「どれほど強く思っているか」を読み取ることがゴールです。


4. ジャンル横断:共通して使える「読解のチェックリスト」

どのジャンルを読む際も、以下の3点を意識するだけで「読解の迷子」を防げます。

  1. 助詞「を・に・が・ど・ば」の前後で主語を疑う: これらの助詞の後は、主語が変わる確率が高い(約70〜80%)という「主語転換の法則」を意識しましょう。

  2. 敬語の有無で登場人物のランクを分ける: 尊敬語(〜なさる)、謙譲語(〜申し上げる)の方向から、誰が誰に対してアクションを起こしているのかを矢印で結びます。

  3. 注釈を先に読む: 注釈には、その時代の常識や、今の言葉とは違う意味の単語が必ず載っています。本文を読む前に「武器」を手に入れる感覚で確認しましょう。


5. 保護者の方へ:古文の「背景知識」は最高の支援

古文の成績が伸び悩んでいるお子様は、単語力以上に「当時の常識(古文常識)」を知らないことが多いです。 例えば、「出家することが当時のエリートにとってどれほど重い決断だったか」や、「夜這いという通い婚のルール」を知っているだけで、物語の展開は一気に読みやすくなります。

保護者の方にできるサポートは、教科書に載っているような有名な話の背景を、雑談として伝えてあげることです。「昔の人は、顔も知らない相手と和歌だけで恋をしていたんだって」という一言が、お子様にとって古文を「暗号」から「ドラマ」に変えるきっかけになります。


6. まとめ:ジャンルを意識すれば古文は怖くない

古文は、ジャンルごとの「お約束」を知っているかどうかのゲームです。

  • 日記: 作者の「私」を主軸に、感情の起伏を追う。

  • 物語: 相関図をメモし、敬語から主語を割り出す。

  • 和歌: 贈答のやり取りとして捉え、直前の文脈から心情を補完する。

この視点を持って過去問演習を繰り返すと、初見の文章でも「あ、これはあの日記のパターンだ」「物語の典型的な展開だな」と、余裕を持って向き合えるようになります。古文は、正しい読み方の「型」さえ身につければ、共通テストでも満点を狙える最強の得点源です。


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