【中学受験】志望中学に合格するための勉強時間と参考書・問題集の選び方

time 2021/10/29

日本は義務教育制度を採用しているため、誰でも中学校までの教育を受けることができます。それでも、お子さんや保護者の方は、さまざまな目的があって、中学受験をしたいを思われているのではないかと思います。中学受験をするからには、合格したい！問思う割れるのが当然です。合格しなければ公立に行けばいい、と思って中学受験をされる方は少数派です。ここでは、中学受験で失敗しないためのコツをご紹介します。

とにかく勉強を習慣化する

短期間でも勉強する中学受験を希望する家庭では、小学校4〜5年生から本格的に勉強を始めるのが一般的だと言われています。しかし、小学校に入学し、さらに早くから中学受験をすると決めているのであれば、もっと早くから勉強を始めるのが良いでしょう。

親御さんの中には、幼い子供に勉強を強いるのはかわいそうだと思う方もいらっしゃるでしょう。もちろん、遊ぶ時間を与えずに無理やり勉強させるのはよくありません。小学生には小学生の時にしかできない遊びがあり、遊びを通してしか学べないこともたくさんあります。強制的に勉強をさせる必要はありません。勉強時間は10分でも20分でも構いません。毎日、勉強する習慣をつけることが大切です。

受験勉強というと、毎日何時間も机に向かって勉強することだと思っている人がいます。しかし、試験勉強は、机に向かう時間だけではありません。人間が集中できる時間は90分程度と言われています。言い換えれば、90分が限界です。勉強に集中していないと参考書を開いても意味がありません。勉強に集中していないと、見ているだけで、勉強していないことになります。小学生の場合、90分間集中することはできません。優秀な子でも45分。標準的な集中時間は15~25分程度でしょう。

大切なのは、勉強時間と集中している時間が等しいことです。毎日勉強する習慣があるかないかで、集中力が大きく変わります。低学年のうちに短時間で勉強する習慣をつけておけば、4年生や5年生でいきなり始めるよりも楽に試験勉強ができます。

何時間くらい勉強すればいいですか？

中学受験の勉強法を考えている方は、1日に何時間勉強すればいいのか、どんな参考書や教材を使えばいいのか、気になりますよね。試験勉強は、単に勉強時間を決めるだけでなく、適切な教材を選ぶことも重要です。まず、勉強時間について考えてみましょう。

お子さんが中学受験をされた親御さんの中には、「勉強時間に塾の時間が含まれている」という方も少なくありません。塾で3〜4時間勉強し、家で1〜2時間復習や予習をする親御さんが多いようです。子供を塾に通わせる代わりに、家庭教師を雇って4〜5時間の自宅学習をさせる家庭もある。いずれにしても、学校の授業時間を除いて、1日5時間程度の勉強をさせている家庭が多いと言えます。

塾、家庭教師、自宅学習など、どのような学習をするかは、家庭環境や状況、子どもの性格によって異なります。