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定期テスト対策講座 その8
復習をするタイミング
今回は,いつ復習を行うかというポイントについてお話します。
さて,エビングハウスの忘却曲線
というものはご存知でしょうか?
これはドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスという人が
「覚えたものはどれくらいのスピードで忘れていくのか?」
ということを確かめるための実験を行い、
それをグラフ化したものです。
この実験結果からは,次のような事実が明らかになっています。
20分後には42%を忘却し、58%を覚えていた。
1時間後には56%を忘却し、44%を覚えていた。
1日後には 74%を忘却し、26%を覚えていた。
1週間後には77%を忘却し、23%を覚えていた。
1ヶ月後には79%を忘却し、21%を覚えていた。
覚えてからたった20分しか経っていないのに
もう半分近く忘れてしまってる・・・
驚きですよね?
覚えたそばから忘れていくのでは,
いくら覚えてもキリがないじゃないかって思いませんか?
だからと言って覚えることをあきらめてしまっては
テストで点は取れません。
そもそも,早い段階で忘れてしまったことというのは,
最初からしっかりと覚えることができていなかった。
つまり「覚えたつもり」になっていた
ということが言えるのです。
逆に,翌日以降も忘れていないことというものは,
最初に覚えた段階できちんと頭に入っていたもの
と言えるでしょう。
基本的には
「最初の階でしっかり覚える」
と言うことが一番重要になってきます。
(至極当たり前のことですが・・・)
しっかり覚えるためには,
「覚えたつもり」を放置しない
と言うことが必要です
「覚えたつもり」を防ぐためには、
覚えた直後に確認をしてみることが最も効果的です。
そして、この覚えた直後というのが、
復習のベストタイミングなわけです。
覚えた直後に復習をし、
本当に覚えた状態を作ることができれば,
エビングハウスの忘却曲線のような忘れ方にはなりません。
さらには,覚えた次の日にも
もう一度復習をしておけば万全です。
それだけではまたしばらくして忘れてしまう
可能性がありますので,
1週間後やテスト前などに
さらに復習が必要になってくるでしょう。
(下のグラフを参照)

では,暗記のプロセスをまとめてみましょう
1.覚えたいことを覚える(1回目)
2.20分後・・・覚えているかどうか確認する
3.確認直後・・・忘れてしまったものを中心に復習する
4.翌日・・・覚えているかどうか確認&復習
5.1週間後またはテスト直前・・・覚えているかどうか確認&復習
この5段階のプロセスを自然に行うことができるように
暗記学習のルーティン化をしていきましょう。
漢字,英単語,社会,理科の学習に非常に有効です。
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おすすめ教材
ここからは、中学生にお勧めの教材を紹介します。高校生にお勧めの教材は
こちらをご覧ください。
英語
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