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【備忘録】引用記事:中学受験の「失敗」とは何か?「不合格」よりも怖いこと

time 2021/11/18

【備忘録】引用記事:中学受験の「失敗」とは何か?「不合格」よりも怖いこと

季節は晩秋から冬へと移り変わりつつあります。中学校受験に向けての追い込みの時期となってきました。今回は現代ビジネスオンラインに中学受験に関する興味深い記事がありましたのでご紹介します。掲載元から閲覧できなくなってしまう場合もありますので、本文を引用して掲載しておきます。中学受験を考えていらっしゃるすべての保護者様にお読みいただきたい内容です。

原文はこちら↓からご覧ください

中学受験の「失敗」とは何か?「不合格」よりもこわいこと

中学受験の「失敗」とは何か?「不合格」よりも怖いこと 教育虐待にしないために

おおたとしまさ

「毒にも良薬にもなる。」

そんな、ドキッとした言葉が帯についている本が刊行となった。教育ジャーナリスト、おおたとしまささんの『なぜ中学受験するのか?』(光文社新書)だ。おおたさんは、名門校やそこに集う子どもたちの姿など、輝かしい中学受験の一面を取材しながら、ただ塾ありきの状況や、教育虐待の現場など受験の闇とも向き合ってきた。つまり「中学受験」は子どもにとってプラスになるためのもののはずが、ともすると大きなマイナスにもなりうることを見聞きしてきたのだ。

とにかく偏差値の高い中学に行かせなきゃ! なにがなんでも中学受験しなきゃ! 公立はさけなきゃ! とただ受験ありきの過熱した空気は、危うさを帯びてくる。そこで中学受験とはなにか、毒にせず、良薬にするにはなにが必要なのかの考察を本書より抜粋紹介、「不合格より怖いこと」がなにかをご紹介する。

憧れの学校に合格できないことは「失敗」ではない

「あのご家庭は中学受験で失敗して……」というセリフを聞くことがときどきある。しかしよくよく聞けば、単に強く望んだ学校に合格できなかったことを「失敗」といっているケースが少なくない。

中学受験で得られるものを最終的な合否だけで見れば、そもそも中学受験生の7割以上は「失敗」だ。中学受験で首尾良く第一志望校に合格できるのは3割にも満たないといわれているからだ。

しかし中学受験で得られるものをもっと大きな視野でとらえれば、入学を切望した学校に合格できないことは必ずしも中学受験の「失敗」を意味しない。そこで中学受験を、親子での大冒険だととらえてみたらどうだろうというのが拙著『なぜ中学受験するのか?』の提案だ。

アメリカの神話学者ジョゼフ・キャンベルは名著『千の顔をもつ英雄』で東西の多様な神話を列挙し、英雄の出現に、分離→通過儀礼→帰還のパターンが踏襲されていることを明らかにした。それが人間を覚醒させる普遍の法則であることが示唆される。

現代社会における同様の構造を、私は中学受験に見出すのだ。小学校に通っているだけでは知り得なかった世界があることを知り、数々の試練を経験し乗り越え、その過程で得たものを世の中に還元する。

中学受験勉強の約3年間を、小説『指輪物語』(映画『ロード・オブ・ザ・リング』の原作)や小説『はてしない物語』(映画『ネバーエンディング・ストーリー』の原作)のような、大冒険の物語だととらえるといい。

映画の登場人物が数々の試練を乗り越えながら成長していくように、中学受験生とその家族も、数々の試練を乗り越えながら成長する。

テレビゲームの中でバーチャルな冒険をするのとはわけが違う。よほどやり方を間違えない限り命を奪われる危険こそないけれど、現代社会においては数少ない、リアルにスリリングな冒険である。だから中学受験は、小説や漫画の題材にもなりやすい。

子どもにとっては文字通り果てしなく感じられる壮大な行程を、目的が本当に達成できるのかもわからない不安の中で、それでも一歩一歩着実に進まなければならない苦難の旅だ。

どこに落とし穴があるかもわからない。怪物が現れ、回り道を余儀なくされるかもしれない。そのたびに感情が揺さぶられる。本当の恐怖も感じる。中学受験をしていると、誰もがそういう状況を必ず経験する。必ず、だ。

でも、最初からそういうものだととらえて中学受験を始めれば、スランプが来たって、宿題の答えを写していることが発覚したって、志望校選びで親子の意見がわかれたって、「この状況、どうやって乗り越えたら自分たちらしい物語の一ページになるか?」と考えられる。

不測の事態や不本意な状況に際したとき、それをどう意味づけし、どうやって成長の糧にすべきかを示すのが親の腕の見せどころだ。それはそのまま人生を生き抜くための指針にもなる。

受験テクニック本よりも受験小説を読むべき

自分たちが取り組む中学受験という大冒険の本質を知るためには、受験テクニック本をむよりも、中学受験漫画や中学受験小説を読んだほうがいい。

中学受験をテーマにした小説『翼の翼』(朝比奈あすか、光文社)の終盤には、「偏差値表の学校名や数字が、初めてどこかに溶けてゆく気がした」という象徴的なくだりがある。『ロード・オブ・ザ・リング』で人々を惑わし世界を狂わせたあの指輪が「滅びの山」の火口で溶けていくシーンに重なる。

私が提唱する「中学受験必笑法(仮に第一志望校に合格できなかったとしてもすべてが終わったときに家族で笑っていられるとしたらそれはどんなときかを考えて中学受験に取り組む姿勢)」的に言えば、あの瞬間、”笑利”すなわち成功が確定するのだ。その瞬間がいつやってくるのかが、これらの物語を読むと疑似体験できる。そこへ向かって中学受験の日々をすごすことができるようになる。

生まれて初めての本気の大冒険を、子どもは何年経っても忘れない。そのとき感じた恐怖、悲しみ、悔しさ、喜び、そしていつもそばにいてくれた母親や父親の存在感の大きさを、映画の回想シーンのように思い出すことができる。

一方でたとえば、反抗期に受験勉強もしなければならない負荷の中でこそ精神的に成長できると考えるのなら、むしろ中高一貫校に行くべきではない。小学生のうちに鍛えるべき非認知能力は習い事を通して鍛えるというのなら、塾に通って中学受験勉強をする必要性も少ない。親自身が人生をかけた挑戦をしていて、その背中を見て子どもも育っているというのなら、わざわざ親子の冒険を始めなくてもいい。

しかしもし、21世紀・日本のコンクリートジャングルで、子どもと本気の大冒険を経験したいと思うなら、中学受験という機会を利用してみるのも一案ではないだろうか。

目先の偏差値よりも、試行錯誤する経験が大切

せっかく中学受験をするのなら、親がべったりつきっきりにならず、そのぶん偏差値が多少低くなってしまってもそれを良しとして本人の頑張りで入れる中高一貫校に入り、そこで豊かな思春期をすごすのが、私のおすすめだ。

塾の先生たちも「家では勉強を教えないでください」と口を酸っぱくして言う。親子では心理的な距離が近すぎて、お互いにストレスが溜まってしまうからだ。

しかしなんとか子どもの成績を上げてやりたい親はそこで、プロの手を借りることを発想する。サピックスや四谷大塚に通うのに加えて、個別指導塾に通ったり、家庭教師をつけたりするのだ。中学受験が「課金ゲーム」に例えられるゆえんである。

たしかに親が余計な口や手を出すよりは、お金だけ出すほうがよほどいい。でも、ただでさえ速く正確に正解にたどり着くことを求められる中学受験勉強において、自分なりの勉強方法を見つける試行錯誤すら許されず、勉強の仕方まで手取り足取り指図されるのだとしたら、中学受験勉強という営みのなかのどこに、子どもたちは「自分」を感じることができるのだろうか。

速く正確に正解にたどり着くことがルールであることは、スポーツにルールがあるのと同じで仕方がない。しかしゴールを目指す方法すら「自分では考えるな」と言われたら、そんな勉強の何が楽しいのか。

正解にたどり着けばいいわけじゃない。自分の頭で考えるからこそ、身につくし、学ぶことが楽しくなる。「君が自分の力でやれるところまでやってとった成績なら、どんな成績だって誇らしい。それ以上に背伸びしなければ受からない学校なら、受からなくていい。魅力的な学校はたくさんあるから、自分なりの努力で入れる学校に堂々と通えれば、十分に立派なことだ。思い通りの成績がとれなくて悔しいこともあるかもしれないけれど、そんなときは自分なりに試行錯誤しながらやってごらん。その経験自体が君の人生にとっては大きな財産になるから。そのほうが、目先の偏差値よりも、大切だから」と言われたら、子どもはどれほど励まされ自信をもつことができるだろうか。

その機会を奪ってまで目先の成績を上げることに、どれだけの意味があるのか、よく考えたほうがいい。

親が最終的にたどり着くアンビバレントな感情とは?

試行錯誤をくり返して、自分なりの学習スタイルを確立できたとしたら、その経験はその子にとって一生の財産になる。それこそが中学受験勉強の醍醐味であり意義だと私は思う。短いスパンでテストがくり返されるのもそのためだ。何度も試行錯誤ができるようになっている。特に4〜5年生のうちは試行錯誤のための時期だ。

「今日はサボりたいなぁ」という誘惑に打ち勝つ方法を自分なりに開発して、毎日コツコツと小さな努力を重ねることも大切だ。「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道だと感じている」とはイチロー選手の言葉だが、中学受験を経験した子どもたちはそのことを知っている。

そして何より、約3年間の中学受験勉強を最後までやり抜き、いまや6〜7校受験が当たり前の入試本番も最後までやり抜いたとしたら、12歳の時点で身につけるべきやり抜く力としてはおつりがくるほどだ。このような経験を通して、いわゆる「非認知能力」が身につくわけである。

いくら望みの学校に合格できたとしても、他人から言われたとおりのことをこなせるだけのロボットみたいな人間になってしまったり、自分で試行錯誤する前に「どうするのが正解ですか?」と尋ねるひとになってしまったり、ましてや自分より偏差値が低い受験生を「努力ができないダメ人間だ」なんて見下すようになってしまったりするのなら、その中学受験こそ、私に言わせれば失敗だ。

「ドラゴン桜」でも性格の悪い奴は東大になんて受からないというくだりがあった。自分が努力して学びながら、もしほかの子を見下すとしたら、それはその子の成長になっているとはいえない Photo by iStock
約3年間の中学受験の日々における数々の試練のなかで、通るべき回り道を踏みしめ、落とし穴から這い上がり、その都度しっかりとわが子の横顔を見て、親も謙虚に学ぶことができると、最終的に、わが子の努力が報われてほしいと切実に願う一方で、ここまで頑張れたのなら結果なんてどうでもいいと思えてしまう、アンビバレントな感情を味わうことになる。

「不安は尽きないけれど、それでもこの子はきっと大丈夫」という確信がもてるようになるということだ。親からそう思ってもらえることが、子どもにとってどれだけ自信になることか。それができれば、その中学受験は親子にとって、大成功だ。結果の如何にかかわらず、中学受験を笑顔で終えられたという親子には、この点が共通している。


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