2022/08/25
「基礎問題精講」がおすすめな人
- チャートやフォーカなどの分厚い参考書に抵抗がある人。
- 短時間で全範囲をカバーしたい人。
- これから数学の試験勉強を始める人。
受験数学の本質的な内容をギュッと圧縮して、短時間で要点を押さえることができるのが、「基礎問題精講」の素晴らしいところだと思います。数学は確かに重要な科目ですが、他の科目にも時間を割く必要がありますし、文系の学生であれば英語に多くの時間を割く必要があります。受験が近づくにつれ、この傾向は顕著になります。試験は時間との闘いでもある。
数学の問題を短時間で一気に解きたい人は、「基礎問題精講」を試してみてはいかがでしょうか。
「基礎問題精講」の特長
単元の解答、例題、演習が1ページにまとめられており、レイアウトも見やすいので、とても分かりやすい参考書です。
基本問題精講のレベル
共通テストの問題は、教科書レベルだと言われています。出題は教科書レベルとのこと。ところが、これが意外に難しい。これまでの勉強を振り返ってみてください。多くの教科書は、基本問題、標準問題、章末問題など、レベルが上がっていく問題で構成されています。つまり、教科書レベルの問題を完璧にこなす能力すらなかったのです。教科書レベルって実はすごく難しいんです。
共通テストの平均点は60%で、70%取れればある程度基礎が積み上がっていると言われています。決して簡単なことではありません。今言ったことと矛盾するようですが、教科書レベルの問題は、時間をかけて丁寧に準備すれば、安定して高得点を狙える問題でもあるのです。教科書レベルの問題で高得点を取るためには、数学の基礎を徹底的に身につける必要があります。そのため、基本的な問題を何度も繰り返す必要があります。基本的な問題をしっかり理解し、頭の中に入れておくことができれば、不可能なことではありません。
「基礎問題精講」は、数学の教科書レベルの典型的な問題をカバーしています。そのため、うまく活用すれば、共通テストで高得点を取るための参考書となります。
「基礎問題精講」の問題量
「基礎問題精講」の問題量は
数学IA⇨例題125題、演習問題125題
数学IIB⇨例題165題、演習問題165題
数学Ⅲ⇨例題125題、演習問題125題
となっています。
勉強時間の大部分を基本問題に割り当てるのであれば、IAで1ヶ月、IIBとIIIで1周1ヶ月半程度が目安になると思います。
「基礎問題精講」やる理由を意識する
参考書は、やる人によって目的もアプローチも様々です。「基礎問題精講」では、数学の基礎がまだしっかりできていない人、中心レベルの数学の問題をある程度解ける人向けの対策が盛り込まれています。
重要なのは
なぜ、「基礎問題精講」をやるのか?
どのような方法で学習すればよいのでしょうか。
という目的を意識することです。「基礎問題精講」の利用を検討しているが、どのように解けばいいのかわからないという方は、以下の例をぜひご覧ください。
数学の基礎がまだできていない人のための学習法
1.精講、参考、ポイントをよく読む
「基礎問題精講」では、各ユニットに、そのユニットの公式の証明や重要な考え方を詳しく説明する「精講」、そのユニットや重要な考え方を補足する「参考」、公式や重要な考え方を簡潔にまとめた「ポイント」が用意されています。とてもわかりやすくまとまっているので、エクササイズをする前に目を通しておくと、きっと役に立つと思います!” .
2.例題を解く
例題は、精講、参考、ポイントごとに使えるように構成されているので、参考にして理解しながら解けば、知識の定着につながりますよ!
3.例題を一切見ずに解けるようになるまで解く
精講、参考、ポイントを見ずに例題を解けるようになれば、頭の中に落とし込んでいると考えて間違いないでしょう。何度も解いているうちに、自然と手が覚えてくるので、何度も繰り返して、少しずつ理解できる範囲を広げ、自信をつけていってほしいです。
4.習問題を解く
吸収した知識を同じユニットの他の問題に応用するためには、経験が不可欠です。また、演習問題は、やや難しく設計されているので、良い経験になります。解けるようになるまで、何度も繰り返し練習してください。
1周目は「1.」~「4.」を全て行い、2週目以降は「2.」「3.」「4.」を繰り返し、行き詰まったら「1.」に戻るようにしましょう。問題を見て、すぐに解き方を思いつくことができるようになれば、このユニットは完成です。何度も繰り返すことがとても大切なのです。
数学では数学的思考力が重要ですが、数学的思考力を養うためには、基本的なことを暗記することが不可欠です。最初に取り組んだときは、あまりにうまく解けず、かなり苦しんだとしても、繰り返し練習し、解答を手書きしているうちに、自然と問題が解けるようになり、解けるようになると、その論理を理解できるようになりましす。力がついてくると、数学が楽しくなり、モチベーションアップにもつながっています。どんな方法であれ、基本を繰り返せばいいのです ということを再認識していただきたいと思います。
共通テストレベルの数学の問題がある程度解ける人のための学習法
1.演習問題を解く
基本的なことがある程度できるなら、演習を続けて経験値を上げていきましょう。基本的な問題を完成させたら、他の問題にも取り組んで、貪欲に練習しましょう。
2.間違えた単元の精講、参考、ポイントを良く読む
間違えた問題や理解できなかった問題は、しっかり復習しておきましょう。わからないことをそのままにしておくと、後々大変なことになります。問題が発生したら、すぐに対処できるように準備しておいてほしいのです
3.例題や練習問題を何も読まなくても解けるようになるまで解き直しをする
ある程度、共通テストレベルの数学の問題が解けるようになれば、基基礎問題精講のレベルもしっかり解けるようになる人が多いのではないでしょうか。ですから、効率を重視した基礎問題精講の使い方として、このようなアプローチもありだと思います。ただ、数学は基礎が重要で、復習が超重要です。したがって、時間があるときや、ある単元についてわからないときは、例題の問題の解き方を見てみるとよいでしょう。
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