2022/08/25
個別指導塾がいい？
集団塾がいい？
通信教育がいい？
家庭教師がいい？
学習スタイルは成績アップのためにとても大切なので、いざ選ぶと慎重になってしまいます。
今回は、どの学習スタイルが、どんなタイプに合っているのかを比較しながら解説します。
目次
理想的な学習スタイル
最も理想的な学習スタイルは、「通信教育」を使った家庭学習です。
通信教育には次のようなメリットがあります。
- 動画で超絶分かりやすい授業が受けられる
- 問題集の質が最も高い
- 場所と時間を自由に選べる
- 自立学習の習慣が身につく
塾か通信教育かどちらにしようか迷っているなら、まずは通信教育から試してみるとよいでしょう。
成績アップのポイントは理解と定着
成績を上げるために必要な勉強は、「理解と定着」、これだけです。
テストで点数がとれない原因は、理解できていない、または、定着できていないのどちらかしかありません。
授業を聞く、教えてもらう、参考書を読む、といった勉強は、理解するための勉強です。
勉強しているのに成績があがらない、という悩みの原因の99％が定着不足、つまりトレーニング不足です。
塾に行っているのに成績があがらない原因も定着不足で説明できます。
塾の授業は理解の時間です。
成績を上げるには定着の時間も作らなければなりません。
定着の時間は塾にいる間の時間だけでは足りないので、宿題が出ます。
宿題も、一度やるだけでは定着が十分とはいえません。
間違えた問題を最低5回は解き直し、解き方を覚えて、自力で解けるようにしないと「定着した」とは言えないのです。
問題を解き直すという、定着のためのトレーニングをやらなければ、どの学習スタイルでも失敗する。
学習スタイルを選ぶときは、理解のしやすさと、定着のためのトレーニングのサポートという2つのポイントが重要です。
通信教育に向いている人
通信教育は、自宅に届く教材またはネットの映像授業と問題演習の添削＆サポートで勉強を進められることが特徴です。
映像授業も教材もお金をかけて、高品質のものを安価に提供しています。
学校の宿題を忘れずにきちんとできて、コツコツ自分で勉強を進めていくことができるタイプの人は、通信教育は最も効果的に成績を上げる学習スタイルです。
費用もグッと抑えることができます。
欠点は質問ができないということですが、この点は学校の先生に質問をすることで解決できます。
授業の分かりやすさで言えば、リクルートのスタディサプリ、添削指導を受けたいのであれば、進研ゼミやZ会がおススメです。
集団指導塾が向いている人
集団塾は一緒に学習するライバルの存在が特徴です。
映像授業との違いはココにあります。
勉強が得意で、競争心が高い人は、レベルの高い集団塾に入ることで、刺激にを受けることができ、やる気満々で勉強に取り組むことができるでしょう。
気を付けて欲しいのは、あくまでも勉強が得意だという点です。
集団指導では、個々の質問に丁寧に答えてはくれません。
基礎が理解できており、応用力を身に着けたいというくらいのレベルでないと、理解できないうちに授業が進んでいってしまいます。
集団指導塾にも基礎基本を教えてくれるコースがありますが、あまり効果は期待できません。
そもそも集団指導塾の授業で理解できるのであれば、学校の授業でも理解ができるはずなのです。
基本が理解できない生徒は、それぞれつまずいているポイントが異なり、そのすべてのつまずきを集団指導で解消するのは不可能です。
理解が不十分たままでは、塾の宿題をこなすことも、定着のためのトレーニングも不十分になってしまうので、塾に通っても成績が上がらないという結果になってしまいます。
個別指導塾に向いている人
個別指導塾は生徒に合わせた授業ができるため、自分一人の力では「勉強のやる気がでない」「宿題が進められない」といった悩みをもっている人に向いています。
勉強が苦手なタイプの生徒さんにおすすめな学習スタイルです。
先生との相性がとても大切なので、無料体験を必ず受けてください。
ほとんどの塾で無料体験を行っています。
個別指導塾の欠点は、必ずしも1対1ではないという点です
大抵の個別指導塾は、先生1人に対して生徒が2～3人というスタイルで授業をしています。
塾に行っている時間の半分は自分一人で問題を解く時間です。
これは自力解決の力をつけるという点では悪いことではありませんが、とことん丁寧に教えてもらう必要がある生徒には物足りないかも知れません。
費用は高くなりますが、勉強が苦手な場合は1対1の個別指導をお勧めします。
家庭教師が向いている人
家庭教師も生徒に合わせた授業ができる学習スタイルです。
完全1対1で勉強を教えてもらえるというメリットに加えて、通塾が不要です。
場合によっては兄弟姉妹で複数人数を一度に見てもらうことも可能です。
学校の問題集を使って授業をしてくれたり、生徒のレベルに合わせた教材での授業をリクエストしたりできるので、一人一人に最も適した教材で勉強することができます。
家庭教師も個別指導塾と同様に先生との相性が重要なので、体験授業を必ず受けてください。
有料の場合もありますが、どの家庭教師も体験授業を受けることが可能です。
家庭教師の欠点は、費用の高さです。
週2回授業の授業を受けるコースで、月謝が５万円くらいになります。
トライや、ＫＡＴＥＫＹＯ学院などは、これに管理費などの名目で諸経費がプラスされます。
まとめ
タイプ別におススメの学習スタイルをまとめると以下のようになります。
家庭学習が苦手な人→個別指導塾、家庭教師
勉強がかなり得意で、競争心が強い人→集団指導塾
宿題ができ、一人でコツコツ勉強できる人→通信教育
様々な学習スタイルがありますが、生徒本人に合っているかどうか、本人がどのスタイルで勉強したいと思っているかが最も大切です。
どの学習スタイルでも無料体験を行っていますので、合いそうな学習スタイルについて、いろいろ試してみてください！
「通信教育→集団指導塾→個別指導塾→家庭教師」という順番で試してみるとよいでしょう。
きっとぴったりの学習スタイルが見つかります。
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