前回の記事では、
定期テストでも「過去問分析が大事」
ということをお伝えしました。
今回は、
学校から配られる
テスト範囲表の活用方法についてお話します。
テスト前2週間くらい前になると
テスト範囲表が配られると思います。
テスト範囲表には日程のほかに、
1.教科書のどこからどこまでがテスト範囲か?
2.どんな教材から出題されるか(問題集、プリントなど)
ということが書かれています。
テスト範囲表に問題集やプリントなどが書かれているということは、
そこから出題される可能性が非常に高いということです。
テストを作る先生にとっては,
生徒たちによい点を取ってもらうことが一番です。
わざわざテスト範囲表にうそを書いて
平均点を低くしようなんて思っているはずがありません。
ですから,テスト範囲表に書かれている情報は
信用度の高い情報ということになります。
むしろ,
テスト範囲表に生徒を欺くような情報を載せている先生は
信用しないほうがよいでしょう。
つまり,テスト範囲表に
教科書以外で書かれている問題集やプリントがあれば
それはつまり『テストに出るもの』として考えなければなりません。
問題集やプリントから
ほとんどそのままテストに出題されるようなときもありますので,
それらを十分に勉強しないでテストに向かうというのは
丸腰で敵に立ち向かうようなものです。
平均点を取るためには,
テスト範囲表に書かれている教材を完璧にしておく。
さらに上位を狙うためには,
テスト範囲表に書かれている教材を完璧にした上で
市販の問題集に取り組む,
というのが本来の勉強方法です。
事実,テストで点を取れる人たちの多くは、
テスト範囲表をしっかり活用しています。
なんとなく範囲の教科書ページだけを見て、
市販の問題集で該当するところを勉強する。
そんなやり方で定期テスト対策をしていませんか?
それで点数を取れていれば,かなりの実力者です。
実力テストや校外模試でも通用する力が十分ついていますので,
そのまま続けてください。
しかし,そのやり方で点数が取れていないのであれば,
一度テスト範囲表を見直して,
書かれている教材をしっかりとやりこみましょう。
それだけでも結果は変わってくると思います。
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おすすめ教材
ここからは、中学生にお勧めの教材を紹介します。高校生にお勧めの教材は
こちらをご覧ください。
英語
キクタンは文字通り耳で覚える単語集(CD2枚収録)。教科書に出てくる単語だけでは不十分。定期テストは乗り切ることができても、実力テストでは教科書に出ていないものもバンバン出てきます。中学生必携の単語集です。
文法事項が詳しく説明されています。この参考書の良いところは動画で授業をしてくれるところ。英語嫌いの生徒でもすんなり頭に入るでしょう。
「ホントにわかる」シリーズよりも内容は易しめ。監修は山田暢彦先生。このテキストを使って
YouTubeでとってもわかりやすい授業を公開しています。
こちらのテキストは教科書準拠。丁寧な解説に教科書の内容に沿った問題で学習を進めることが可能です。付属のCDでリスニング対策もばっちり!
中学3年間の基礎がコンパクトにまとまっています。高校入試の準備として使うと効果的です。
数学
とても見やすく、動画付きで理解もしやすい教材。基礎から徹底的に学習するのにぴったりです。
数学と言えば数研出版。中学生用のシリーズもご多聞に漏れず秀逸です。数学が好きな生徒にはピッタリ。自学でもメキメキ実力アップ。
中学数学の総まとめ教材。カラーページが多く、数学嫌いの生徒や数学が苦手な生徒でも取り組みやすくなっています。
国語
現代文のカリスマ講師、出口汪による教材です。中学生向けに書かれていますので、わかりやすい表現になっています。文章の読み方、問題の解き方などを徹底的に解説。現代文が苦手な高校生にもおすすめです。
国語は一度得意科目にしてしまえば、勉強をしなくてもコンスタントに高得点がとれる教科です。理論編で問題の解き方を学んだあとは、こちらの問題集で力を定着させましょう。
理科
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。理科の暗記学習はこれでばっちり!
付属のネット動画がとてもわかりやすく、まるで家庭教師の授業!基礎から標準レベルの力をつけるためには最適なテキストです。
タイトル通り、図や表がふんだんに盛り込まれたビジュアル参考書。勉強の仕方も説明されているので、テキスト通りに勉強を進めていけば、中学理科の各分野の理解が深まります。
基礎から標準レベルの知識を効率的に身に着けることができます。一人でも学習を進めやすく、編者のこだわりが随所に感じされます。
社会
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。社会の暗記学習はこれでばっちり!
ハイレベルな参考書。社会が大好きな生徒はこの一冊でどんどん自学を進めるとぐんぐん実力がアップします。
地理はやみくもに暗記してモス部に忘れてしまいます。地図と関連付けながら覚えていくのがポイントです。こちら教材の動画を見なが具体的なイメージを描いて勉強を進めていくことができます。
歴史の勉強は、頭の中に年表を作ることが重要。この教材は動画と連動した学習で、現代までの時代の流れを無理なく覚えていくことができます。
数学に定評のある数研出版社のテキスト。社会の教材ではことらがおススメです。演習書が付属しており、定期試験対策だけでなく、自高校入試の対策にも最適です。
こちらの教材は問題集ではありませんが、苦手教科の対策の第一歩としておすすめの教材です。名前の通りマンガで解説されていますので、スイスイ読み進めることができます苦手な人が多い歴史、公民、古文などをはじめとして、ほぼ全教科がそろっています。毎日気軽に触れることで苦手意識がなくなっていきます。
公民は身の回りの生活に深くかかわっており、内容的に社会の中で最も理解しやすい分野です。こちらのシリーズで定評のある動画授業でぐんぐん理解が進みます。
公民が苦手な生徒にはこちらがおススメ。基本からしっかり教えてくれるます。
偏差値50を目指す生徒におススメ。標準レベルの内容で3年間の学習内容を総復習できます。このテキストを完ぺきにこなせるようになったら、上のレベルにすってっぷアップしましょう。
受験生の50%以上が正解できた入試問題だけを集めているため効率的に基本問題を復習することができます。全ての問題に「受験生のどれくらいが解けた問題なのか」という正答率が表示されています。1ページあたりの問題量も少ないため無理なく進められ、モチベーションアップにつながります。
こちらの問題集は受験生の50%以下の生徒しか解くことができなかった難しい問題を集めた問題集です。偏差値は相対評価なので、みんなが解けない問題を解くことができるようになれば偏差値60が突破できるようになってきます。こちらの問題集もすべての問題に正答率がついています。正答率30%以下の問題が解けるようなれば、実力は相当なものです。何度も何度も繰り返し解いて応用力を伸ばしましょう。