2022/08/25
![【英文法157】関係詞2 関係副詞について](https://kkgakuin.com/wp-content/uploads/2023/06/HLFX-2021.10.28のコピーのコピーのコピー.png)
目次
関係副詞とは
関係副詞は、マクロの視点は「形容詞節をつくる」、ミクロの視点は「後ろは完全」です。間違っても「関係副詞だから副詞節」なんて思わないでください。上の英文は副詞が関係副詞に変化しただけなので、副詞が前に移動したところで文に影響はなく、後ろは完全になるのです。
関係副詞の使い分け
関係副詞は全部で4つ(where /when / why / how)あり、先行詞によって使い分けます。
- where 「場所」関係(placeなど)
- when 「時間」関係(time / dayなど)
- why 「理由」関係(reason のみ)
- how 「様態」関係(wayのみ) the wayかhowを必ず省略
関係副詞は元々副詞なので、格の変化はありません。代名詞には変化(主格・所有格・目的格)がありますが、副詞に格変化は存在しません。
That’s the park where I used to play soccer as a child.
あそこは僕が子供の頃にサッカーをしていた公園だよ
I remember the day when I met him for the first time.
私は、彼に初めて会った日のことを覚えています。
関係副詞の省略
- 関係副詞は省略できる ※関係代名詞の目的格と同じく省略可能
- 先行詞を省略することもある ※もちろん先行詞と関係副詞両方の省略はNO
- the wayとhowは並ばない ※the wayかhowのどちらかを必ず省略
関係副詞が省略されると「名詞+sv」形になります。関係代名詞(目的格)の場合も「名詞+sv」の形ですが、svの部分は不完全です。また、関係副詞は先行詞のほうを省略することもあります。下の文では、whereの先行詞the placeが省略されています。
Rome is where many ancient ruins can still be found.
ローマには多くの古代遺跡が残っている。
関係副詞howには注意が必要で、 the way how~の形はNGです。howを省略するか、先行詞the wayを省略する必要があります。理由は単純でhowの先行詞がwayなのは明らかだからです。2つを並べると「そのやり方の方法」みたいに感じられるのです。日本語でも「頭の頭痛が痛い」「電車から下車した」は好まれません。
This is how he met her.=This is the way he met her.
このようにして、 彼は彼女と出会った
関係副詞の細かい注意点
関係副詞はthatで代用可能です。ただ細かい点については学者間でも意見の相違があるのでwhere は thatで代用できないと考える学者もいます。自分で使うときはthatで
代用しないほうが無難です。
また、whereは先行詞の幅が広く、以下の「比喰的な場所」はwhereの先行詞になれます。
situation ・circumstances「状況」/ stage 「段階」/ instance 「事例」/point 「点」/future 「将来」/case「場合」※「入れ物のケース(case)」は場所と考る
先行詞timeにwhere が使われることがあります。 caseも昔はwhenのほうが多かったのですが、今はwhere が優勢です。
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