2022/08/25
みなさんこんにちは!
ワイズアップ!郡山家庭教師学院です。
今回は、塾に通っても成績が上がらない理由についてのお話です。
☆通塾のタイミングは本人が決める!
まず、前提から申し上げます。
「塾に行くだけでは成績は上がりません。」
ほとんどの生徒さんは、次のようなプロセスで塾に通い始めます。
中学生Aくんの場合
➀まわりの友達が塾通い始める
②塾に通わないと…と思い始める
③親にすすめられる
④しかたなく塾に行き始める
これでは成績は上がりません。
自主性が皆無ですから。
勉強は受け身では何も得ることはできません。
塾の役割は、
☆勉強を教える
☆やる気を出させる
この2つです。
一般には、授業のわかりやすさや
講師の質をが重視されますが、
最も重視されるべきは
やる気を上げられるのか?
という点なのです。
やる気さえあれば、
教えるのが下手な講師の下であっても
成績は伸びていきます。
もう一点大切なことは
「塾は自分出選ぶ」ということです。
「自分が行きたい!」
「この塾で勉強したい!」
と思える塾に行くことが大切です。
相性さえ合えば、
集団授業だろうが個別指導だろうが関係はありません。
「やる気を出させてくれる」
これが塾選びの最重要ポイントです。
勉強したくない…
塾行きたくない…
このような気持ちでは、
塾に行ってもムダです。
もちろん塾ではこのような生徒さんも受け入れますが
それはあくまでもビジネス的な観点からです。
塾に行くのであれば、本人の意思に任せましょう。
親は「こんな塾あるよ〜」と言うくらいがちょうど良いと思います。
「なんで勉強しなきゃいけないの!」
そんな質問をお子さんから投げかけられた
保護者様はこちらをお読みください
「16歳の教科書」
☆塾から塾へと渡り歩く塾難民
お子さんの成績が上がらず、塾をころころと変えてしまう
そんな保護者様のお気持ち、痛いほど分かります。
「定期試験の点数が上がらなかった」
「これは塾の教え方が悪いからだ」
「塾を変えよう!」
こんな感じで塾を変えてしまう。
よくあるケースです。
しかし、残念ながら
成績が上がらないのは塾のせいでもないし、
講師の授業が分かりにくいからでもありません。
原因は本人にやる気がない、勉強をしていない
つまり本人の責任に他なりません。
「そんなの塾の責任逃れだ!」
といわれてしまえばそれまでですが、
よく考えてみてください。
塾に行って授業を受けるだけで帰ってくる、
質問も復習も予習もしない、
こんな生徒が成績を上げられると思いますか?
もちろん、無理です。
塾を変えたとしても、
本人の意識が変わらなければ勉強ができるようにはなりません。
とにかく本人のやる気が重要なのです。
塾ももちろん大切ですが、
生徒さんは常に塾にいるわけではありません。
塾はあくまでも勉強の「補助輪」に過ぎません。
日常生活、家庭での生活が基本です。
塾に通わせるよりも
家での過ごし方や学習環境を整えましょう。
塾通いはその後でも大丈夫です。
親御さんは、授業が分かりやすく、
面倒見の良い塾をせっせと探していると思いますが、
それよりも前にやることがあるはずです。
塾の収益源は2つあります、
1つは生徒を合格させること
もう1つは、親に満足感を与えること
つまり、
「子どものために塾通わせた」
という、満足感と、
「塾に通わせたのに、第一志望に合格できなかったのだから仕方ない」
という言い訳を親御さんに差し上げる。
これが塾の収益源の1つなのです。
☆復習と問題練習なしに成績は上がらない
成績の上がらない生徒と上がる生徒の実例を挙げてみましょう。
塾に行っても成績が上がらない生徒
・塾に行って授業を受けても質問もしない
・授業が終わればさっさと帰りる
・帰宅後は復習も宿題もせずにスマホいじり
・その日はそのまま風呂入ってご飯食べて就寝
・1週間後、1度も開けなかったリュックを背負ってまた塾へ
塾に行って成績の上がる生徒
・授業終わりに分からないところを質問
・帰宅後に復習する
・復習や宿題で出来た疑問点にフセンを付け、後日先生に質問
・次回の授業まで毎日勉強をする
1人目の生徒
こんな人は絶対に成績が上がるわけがありません。
2人目の生徒
人はこのまま続ければ必ず成績が上がります。
それほどに質問、復習、宿題は重要です。
この3つが出来ないならば塾に行く意味はないと思ってください。
親御さんは
お子さんが3つのことをきちんとできているかどうかを
チェックしてみてください。
この3つができていれば、
塾に行かなくても成績は伸びます。
この3つができていないのであれば、
塾に行っても無駄にお金を失うだけです。