中学1年~3年の数学ので
苦手になりやすいポイントというのは
だいたい決まっています。
弱点ポイントを把握して、
そこを重点的に勉強することが実力アップの近道です。
まず、自分の弱点を押さえて
そこを重点的に学習し、
余裕があればそれ以外の学習に取り組みましょう。
【中1のつまづきポイント】
☆比例・反比例(中1単元)
・比例定数の意味が分からない
・「y=ax」「比例」「原点を通る直線」というイメージが繋がっていない
・「y=a/x」「反比例」「双曲線」というイメージが繋がっていない
☆一次方程式(中1単元)
・方程式が解けない
・「●割引き」「原価」「定価」に関連する問題が解けない
・「道のり」「速さ」「時間」に関連する問題が解けない
・ケタを入れ替えた数字に関連する問題が解けない
【中2のつまづきポイント】
☆一次関数(中2単元)
・傾き、切片の意味がわからない
・「xの増加量」と「yの増加量」と「変化の割合」の意味が分からない
・「y=ax+b」「一次関数」=「直線」というイメージが持てていない。
・グラフを見た時、「傾き」と「切片」がグラフのから読み取れない。
☆連立方程式(中2単元)
・連立方程式が解けない。
・食塩水に関連する問題が解けない。
・「道のり」「速さ」「時間」に関連する問題が解けない。
・2つの数字を扱った問題が解けない。
☆平行と合同(中2単元、証明含む)
・対頂角、同位角、錯角を理解していない。
・三角形の合同条件を理解していない。
・等しいと判断できない線分・角度を等しいものだと勝手に思い込んでしまっている。
・文章で証明できない。
【中3のつまづきポイント】
☆二次関数(中3単元)
・二次関数で聞かれる「変化の割合」を誤解している。
・変域の意味が分からない。
・最大値と最小値に関する問題を解く際、グラフをイメージできない。
・曲線と直線の交点の座標が求められない。
☆多項式(中3単元、展開・因数分解など)
・スピード感をもって、正確に展開できない。
・スピード感をもって、正確に因数分解できない。
・偶数、奇数、連続する2つの整数などを文字で表現できない。
☆平方根(中3単元)
・ルートの計算規則が正しく身についていない。
・分母の有理化ができない。
・ルートの中に文字が含まれた問題になった途端、解けなくなる。
・実力テストで高得点を取ったり、入試で合格するには、
これらのポイントをクリアしているかどうか?
自分の実力を正しく把握し、
弱点があれば一つ一つ克服していくことが重要です。
こちらの記事を参考に、
各単元のつながりを意識しながら
ポイントを絞った学習で、
時間を有効に使いましょう。