2022/08/25
ノートに書くときに、何も考えず黒ペンを使う人がいます。もったいないですね~。青ペンを使ってみませんか?青で書くだけで、記憶力が1.1倍アップすると思ってください。40点の人は44点になりますよ。
青は寒色と呼ばれています。感触は副交感神経に作用するため、冷静になって集中力がアップします。暖色は交感神経に作用して興奮状態になってしまうんです。武田信玄は自軍の鎧を赤にして相手を興奮させ、冷静な判断力を奪ったといわれています。青は集中できる色なので、青ペンを使うだけで、無意識のうちの集中して勉強することができるんです。ペンといってもフリクションのように消すことができるものありますので、鉛筆の代わりに使ってみるとよいでしょう。
色の持つ力は侮れません。かつて犯罪が多発していた街で、街頭の色を青にしたところ、犯罪を起こそうとする人青い光によって冷静になり、落ち着きを取り戻したため、犯罪が減少したという事例もあります。逆に赤い光は居酒屋や中華料理屋さんなどでよく使われています。看板やテーブルを赤い色にすることで客を興奮状態にするんですね。そのため、判断力が低下してついついビールを頼んだり、食べもしない料理を追加してしまうのです。これが青い看板に青いテーブルだったら、客の食欲が低下して売り上げが減ってしまうのです。
プロ野球の世界でも、キャッチャーミットは青が好まれています。これは、キャッチャーミットの青色によってピッチャーの集中力が増して、コントロールがよくなるのだそうです。逆にピッチャーは黒いグローブをはめるとよいといわれています。人間の目は、黒いものに引き付けられてしまう性質があります。そのため、バッターはどうしても黒いグローブに目がいってしまい、打率が下がるというものです。
このように、さまざまな場面で色の効果が活用されています。せっかくですから普段の勉強にも青ペンを使う習慣をつけましょう。一本100円のペンが、成績アップの手助けをしてくれます。