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【小論文】要約力が論文力を高める!要約トレーニング入門:合格を掴むための土台作り

time 2025/12/18

【小論文】要約力が論文力を高める!要約トレーニング入門:合格を掴むための土台作り

大学受験の小論文対策を始めようとするとき、「まず何をすればいいのか」と悩む受験生は少なくありません。多くの人がいきなりテーマ別の知識をインプットしたり、過去問の練習をしたりしますが、その前に、最も重要でありながら見落とされがちな基礎力があります。それが「要約力」です。

小論文で求められるのは、「筆者の意見を正確に理解した上で、それに対する自分の意見を論理的に述べる力」です。もし筆者の主張や与えられた資料の核を正確に掴めなければ、その後の自分の議論は全て「的外れな主張」になってしまいます。

要約力は、小論文だけでなく、共通テストの現代文、志望理由書の作成、さらには大学でのレポート作成まで、あらゆるアカデミックな場面で必要とされる「思考の土台」です。

この記事では、要約力がなぜ論文力に直結するのかを解説し、あなたの小論文の評価を劇的に向上させるための、具体的な要約トレーニング方法を徹底的に紹介します。


💡 1. 要約力が小論文の評価に直結する理由

小論文の採点官は、あなたが提出した文章から以下の3点を読み取ろうとします。

  1. 読解力(客観性): 与えられた文章や資料(課題文)の「筆者の主張、論旨、構造」を正確に把握できているか。

  2. 論理的思考力(構成力): 筆者の主張を踏まえた上で、自分の意見を一貫した論理で展開できているか。

  3. 表現力(伝達力): 専門的な内容を、誤解なく、簡潔に伝える文章力を持っているか。

このうち、最初の「読解力(客観性)」を測るのが、まさに要約力です。

小論文の冒頭や途中で、「課題文の筆者の主張を踏まえて」と書かれているにも関わらず、その後の自分の主張が課題文の内容とズレていたら、採点官は「この受験生は、まず筆者の言っていることが分かっていない」と判断せざるを得ません。

要約トレーニングは、この「正確に読む」力を鍛えるための、最も効果的かつ体系的な方法なのです。


📝 2. 要約トレーニングの基本原則:何を削り、何を残すか

要約とは、単に文章を短くすることではありません。「筆者の主張と、それを支える論拠」という文章の核だけを残し、それ以外の「装飾」「具体例」を捨てる作業です。

要約トレーニングを行う際の「何を削り、何を残すか」の判断基準は以下の通りです。

【削るべき要素(装飾・具体)】

  • 具体例・エピソード: 「例えば」「具体的には」「Aの研究によると」といった、抽象的な主張を分かりやすくするための事例。

  • 繰り返し表現: 同じ内容を異なる表現で繰り返している部分。

  • 心情表現(筆者の): 筆者の個人的な感情や感想(小論文では特に不要)。

  • 冗長な修飾語句: 主張の核ではない、長く込み入った形容詞や副詞句。

【残すべき要素(核・論理)】

  • 筆者の主張・結論: トピックセンテンス、最終結論(「〜であると考える」「〜すべきだ」)。

  • 論拠・理由: 主張を支える根拠や主要な理由(「なぜなら」「その理由は」の後ろ)。

  • 対比構造: 筆者が設定している「AではなくB」という対立構造の核となるキーワード。

  • 定義: 筆者が独自に定義している専門用語や重要な概念。


📚 3. 論理構造を掴むための「3段階要約術」

要約力を鍛えるために、一度に完璧な文章を作ろうとするのではなく、以下の3つの段階を踏んで、徐々に精度を高めていきましょう。

段階1:骨組みを抜き出す「主語・述語」抽出(200字程度)

この段階の目的は、文章の「主語・述語」「接続詞」を追うことで、文章の論理的な骨組みを把握することです。

  1. 各パラグラフを読むたびに、筆者が最も伝えたい「主語」と「述語」を鉛筆で抜き出す。

  2. 抜き出した主語と述語を、「しかし」「したがって」「なぜなら」などの接続詞で繋ぎ、日本語として最低限成立する文章にする。

  3. この作業で、元の文章の1/5程度の長さ(200字程度)になるのが理想です。

この段階で、筆者の論理展開に「飛躍」や「繋がりのおかしさ」を感じたら、それはまだ読み込みが足りていない証拠です。

段階2:キーワードを盛り込む「肉付け」作業(400字程度)

段階1で作成した骨組みに、「残すべき要素」で特定した重要なキーワード(例:構造主義、脱近代、共同体意識など)を盛り込みます。

  1. 抜き出し作業で削った「定義」「対比の核」となる名詞句を、文章の中に自然に組み込む。

  2. この段階では、元の文章の表現をそのまま使うことを恐れないでください。正確性が最優先です。

  3. 要約の長さが元の文章の1/3程度(400字程度)になるのを目安にします。

段階3:制限字数に収める「言い換えと統合」

この段階で初めて、「自分の言葉」での言い換えや、文の統合を行います。

  1. 字数を数え、オーバーしている場合は、冗長な言い回しや修飾語を削る。

  2. 句点(。)の数を減らすことを意識し、並列の関係にある文は「〜であり、〜である」のように一文に統合する。

  3. 最終的に、設問で指定された字数(例:100字、200字)に正確に収めます。

この3段階を踏むことで、「論理の骨格」 $\rightarrow$ 「正確なキーワード」 $\rightarrow$ 「字数調整」という順序で作業が進み、感情的な判断や的外れな要約を防ぐことができます。


🎯 4. 要約トレーニングを論文力に直結させる応用術

要約トレーニングは、最終的に小論文の核である「自分の主張」を述べる力に繋げなければ意味がありません。

応用①:「要約を批判する」練習

要約を完成させた後、その要約文を読み返し、「もしこの筆者の主張に反論するとしたら、どこを突くか?」という視点で批判点を探します。

  • 例: 要約:「筆者は、近代の合理性が人間性を疎外したと主張する。」

  • 批判の視点:合理性がもたらした利益(医療の発展など)を無視して批判するのは、一面的ではないか?」

この批判点をそのまま、小論文の「自分の意見」の導入部分(反対意見の提示)として活用すれば、筆者の主張を正確に踏まえた上での、深みのある議論が展開できます。

応用②:「パラグラフ要約」を日常化する

長文全体を一気に要約するのではなく、日頃から読んでいる文章(ニュース記事、教科書、現代文の参考書など)の「パラグラフごと」に、その要旨を1〜2行でメモする習慣をつけましょう。

この「パラグラフ要約」の習慣は、共通テスト現代文の「どの段落に何が書かれているか」を瞬時に把握する力(グライディング・スキミング能力)も同時に鍛え、読解スピードの向上にもつながります。


✅ 5. まとめ:要約は小論文合格の「鍵」である

小論文の要約トレーニングは、地味で派手さのない作業かもしれません。しかし、「正確な読解力」と「論理の再構築力」という、小論文で最も評価されるべき二つの能力を同時に鍛える、最強のトレーニング法です。

要約が正確にできて初めて、あなたの「独自の視点」が活きてきます。的外れな主張ではなく、筆者の論理の土台の上で、あなたの熱意と知性が輝く小論文を作成するために、今日から「3段階要約術」を実践し、合格を掴むための確かな土台を築き上げてください。


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