2022/08/25
大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の生物基礎で満点を取るための勉強方法、おすすめの参考書などをご紹介します。また、定期テストの勉強を受験勉強につなげる方法や、生物基礎で自分に合った参考書を探す方法なども紹介します。
生物と生物基礎の違い
共通テストの理系「生物」と「生物基礎」は、どちらも人体の構造や自然環境について学ぶものですが、内容は大きく異なりますが、遺伝や物質循環などの単元には共通点があります。
- 生物基礎…遺伝情報、ホルモン、免疫、バイオームなど
- 生物…生物分子学、生殖と発生、学習、分類学、生命の歴史など
目次
共通テスト生物基礎の特徴
生物基礎は、「生物と遺伝子」「生物の体内環境の維持」「生物の多様性と生態系」という3つの分野に分かれています。これほど明確に定義された教科は生物基礎だけです。また、他の基礎学問(化学基礎、物理基礎、地質基礎)とは対照的に、生物基礎学は計算問題はほとんどありません。つまり、記憶力がより重要視されるテーマなのです。
理系基礎4科目の中で、最も知識の暗記に重きを置いているのがこの科目です。 しかし、理系生物に比べれば深さも幅も非常に限られているので、知識を覚える負担はそれほど大きくはないでしょう。計算問題が少ないという点では、計算が苦手な人は基礎生物を選択した方がよいでしょう。
難関の国立大学を目指す文系の学生の多くは、センター試験の理系4科目(物理基礎、化学基礎、地学基礎、生物基礎)のうち2科目を選択します。文系の学生にとっては、あまり時間をかけずに理系の基礎科目で高得点を取ることが最大の関心事です。これは彼らの受験戦略にとって重要なことです。もちろん、過去問での練習は欠かせません。
大学受験のための生物基礎の勉強法
生物は単純な記憶の科目であると思われがちです。単純暗記とは、英語や古文の単語を覚えるように、理屈抜きで物事を覚えることです。生物学が暗記科目であることは間違いないのですが、単純な暗記科目ではありません。
生物は理解に基づく暗記科目であるため、インプットが欠かせません。インプットに必要なことは2つあります。
生物を勉強するときに一番大事なのは、内容を理解することです。用語を理解せず、ただ暗唱するのはやめましょう。事実を暗記するだけでなく、原理や仕組み、意味を理解することが大切です。したがって、生物のインプットの段階では、必ず理解に役立つ参考書を読むべきです。
生物の基本は、教科書や参考書の太字の部分だと思っている人が多いのではないでしょうか。これは事実ですが、生物学の知識の中で唯一の部分であってはなりません。その理由は、太字の部分だけ暗記しても意味がないです。重要な単語を含め、各トピックの全体の流れを覚えておきましょう。
アウトプットに時間をかけなければと思い、基本を曖昧にしたまま、多くの問題を解いている受験生も多いようですが、基本をインプットせずに多くの問題を解いてもほとんど意味がありません。したがって、基礎をインプットしてからアウトプット祖するという順番を接待に守ってください。基礎が8割できていれば、共通テストの問題の3~4割は解けると言われています。インプットが3~4割では合格点はとれません。合格点を取るためには、インプットで得た基礎知識を使って、問題を解く練習をすることが必要です。
基礎知識は、戦いの大切な武器になります。しかし、武器を持っていても、使いこなせなければ意味がありません。ですから、基本的な知識を身につけ、戦う武器を手に入れたら、それを使う練習、つまり問題解決のための練習を十分行いましょう。
生物基礎のおススメ参考書&問題集
リード Light ノート 生物基礎
他の理系科目に比べて生物基礎の本は少ないですが、本書は基礎の基礎を着実に身につけることができる良書です。生物学の基礎を学び始めたばかりの人には良い本だと思います。
短期攻略共通テスト生物基礎
本書は、その名の通り、共通テストの生物基礎のセクションを短期間でクリアするための本です。1日3問のペースで、1ヶ月で全セクションをクリアすることができるはずです。 問題自体は比較的短時間で取り組めるので、理系科目にあまり時間を割けない文系学生には最適です。模擬試験で自分の弱点と強みがわかっている人は、特定の分野だけ本書を使うのもいいかもしれません。
大森徹の生物基礎
タイトル通り、この一冊で共通テスト対策は十二分にできます。基本的には「共通テスト平均点+α」を謳っており、1学期までに全く手をつけていなければ、この1枚で十分な点数が取れるでしょう。ただし、本書は非常にコンパクトにまとめられているため、理解力と読解力がないと理解できないので注意が必要です。
生物基礎 一問一答【完全版】
東進の有名なシリーズです。世界史や日本史とほぼ同じ構成で、重要度によって本文の穴埋めを問う問題が出題されます。1つ目の丸で星の数が多い問題だけを覚え、残りは2つ目以降の丸で覚えるように、優先順位をつけることが大切です。参考書を読んだ後、すぐにその問題の重要用語を覚えておくと、様々な問題をより効果的に理解することができます。
生物基礎が面白いほどわかる本
生物学の基礎をある程度理解している人が、基礎から学びたいときに読む参考書です。という方にもわかりやすいように、図解入りで基本を解説しています。全20章で、重要なポイントを網羅しています。また、練習問題は、解くために必要な知識を中心に書かれているので、とても詳しく、わかりやすい問題です。
改訂版 共通テスト 生物基礎の点数が面白いほどとれる本
同シリーズの中でも、基礎生物学編は非常に人気が高く、わかりやすい本です。センター試験でよく出題される重要な項目を、教科書よりもわかりやすく解説しています。文系の受験生でも短時間で理解し、定着できるように工夫されています。共通テスト前の生物基礎対策に最適で、過去問や模擬試験を何度受けても点数が伸びない、教科書を何度読んでも理解できない、そんなあなたにぴったりの参考書です。
田部の生物基礎をはじめからていねいに
この本は、体の中で何が起こっているのかをイメージしやすいように、とても大きく、わかりやすい図が描かれています。解説は丁寧でわかりやすく、生物学の基礎が苦手な人から熟練者まで幅広く活用できる。タイトル通り、生物学の基礎がわからない人でも最初から理解できるような丁寧な解説がなされています。授業でつまずいた人でも理解できる構成になっています。
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