高校受験:問題が速く解けるようになる勉強方法

テストには制限時間がありますので,たとえ問題を解く力があったとしても,時間内に解くことができなければ,点を取ることはできません。
志望校合格のためには,「正しく速く解くことができる力」が必要不可欠です。


皆さんのが小学生だったときのクラスに,時間はかかるけれども,とても上手な絵を描く友達はいませんでしたか?
夏休み明けに,とても小学生描いたとは思えないような上手な絵を仕上げてくるような友達が。
そのような友達にかぎって,図工の授業ではいつも未完成に終わってしまい,学校の先生からはよい評価をもらえないものです。
絵や作文であれば,時間をかけて作品を仕上げ,コンクールに出品をして評価を得ることも可能です。
しかし,テストの場合,いくら正しく解くことができたとしても時間がかかってしまっては,意味がありません。
「正しく解く」ということと「速く解く」ということが両方できてこそ得点ができるようになるのです。
では,どうすれば問題を「正しく速く解くことができる力」をのばすことができるのか?
これが今回のお話しのテーマです。

1.時間を計りながら解く
受験対策問題集や過去問をとくときには,必ず制限時間を設定しましょう。
適当に時間を決めても意味がありませんので,しっかりと過去問を分析しなければなりません。
例えば福島県の数学の入試問題であれば,以下のように過去問を分析して制限時間を設定していきます。

問題構成
大問1 主に計算問題 5問
大問2 方程式,不等式,統計,図形の面積・体積の小問 5問
大問3 関数,確率,規則性の小問 3問
大問4 連立方程式の文章問題
大問5 証明問題
大問6 図形,関数,グラフの融合問題
大問7 空間図形の総合問題
(東京学参「福島県公立高校入試問題」より)

時間配分
大問1 3分
大問2~4 各5分
大問5・6 各10分
大問7 12分
合計50分
(大問7は正答率1%の難問なので,部分点狙いでよいでしょう)

このように過去問を分析してみると,
勉強をするときに,どのような問題をどれくらいの時間で解かなければならないのか,ということがわかります。
計算問題であれば,3分で5問くらい解くことができなければなりませんし,
証明問題であれば,10分以内に解くことができなければ,点には結びつきません。
まずは,時間を意識して問題に取り組むことで,
「解き方はわかっているけれども,点が取れない」という状況から脱することができるようになります。

 

2.同じ問題を繰り返し解く
ここでは,受験対策問題集や過去問を解いていて,制限時間内の解けなかった問題があったときの対処方法についてお話します。
制限時間内の問題を解くことができなかったときは,まずはその問題の解き方を徹底的に理解しましょう。
問題の解き方を理解することができたら,次は,同じ問題を繰り返し解いて制限時間の半分の時間で解くことができるようにします。

なぜ同じ問題を繰り返すのか?
学校や塾の先生の中には,
「同じ問題と解いても意味がない」
「類題をたくさんとかなければならない」
という意見の人もいます。
しかし,解き方がわかっている問題を制限時間内に解くことができなければ,初見の問題を制限時間内に解けるはずがないのです。
類題をたくさん解いたとしても,制限時間をオーバーしてしまっては意味がありません。
「時間内に解く」ということは,「正しく解く」のと同じくらい重要です。
同じ問題を解くということは,問題の答えと解き方がわかっているわけですから,そのような状態で問題を解いたときに,制限時間ぎりぎりまでかかってしまっていては,本番の緊張の中では実力を発揮できません。
繰り返し問題を解くときは,答えと解き方がわかっているというアドバンテージがあるわけですから,制限時間の半分の時間で解くことができるくらいの余裕が必要です。

以上,「速く正しく解く」ための練習方法でした。
テストの時間が足りなくて悔しい思いをしていたあなた!
1.制限時間を決めて解く
2.同じ問題を繰り返し解く
この2点を意識して勉強をすれば,プラス10点は間違いありません。
やり方はわかりましたね?
後はやるだけです。

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