2022/08/25

特徴
本書は、「入門編」「基礎編」「演習編」の3つに分かれています。
入門編では、古文改善のコツや古文に関する基本的な情報を掲載しています。古文の知識にはすでに自信があったので、演習に取り組みたいと思いました これが嫌な人は、読み飛ばすだけでもいいかもしれません。
「基礎編」は、大学入試よりも短い文章で30問が出題されます。問題は難易度に合わせたオリジナルで、文法的なものも多くあります。短いけれども難しい問題を解くことで、文章を丁寧に説明する練習ができます。
「演習編」には、入試問題と同様の26問が出題されます。より難易度が高いです。基礎編で短いが難しい文章を解釈する練習をした後、より長いパッセージを解釈できるようになることが目的です。練習問題はかなり難しいので、「解けない」と感じたら、基礎編に戻り、再度練習・復習するようにしましょう。
演習問題には別途解答解説書が付属していますが、これが非常に詳しく秀逸です。問題を解き終わったら、必ず解説をよく読んで、疑問を解消してから次の問題に取り組むようにしましょう。
本書のレベルは高く、早稲田大学や難関国公立大学を目指す人のための参考書です。共通テストの古文で75~80%を取れるような力がないと、この参考書をうまく活用するのは難しいかもしれません。
使い方
(1)問題を解く
まずは解かなければ何も始まりません。この段階では、できない問題があってもかまいませんのでどんどん解いてください。
(2)正解を確認し、間違った問題をチェックする
問題を解いたら、解答解説を見て、採点してください。この時、単に答え合わせだけにならないように気をつけましょう。ここで一番大事なのは、「どうして間違えたのか?」「どうすれば正解できるのか?」「どうやって解くのか?」ということを確認することです。間違えた問題は、解説を熟読して、解き方を理解するようにしてください。そして、間違えた問題には、印(チェック)をつけておきましょう。あとで解き直しをするときの目印となります。
※英語や国語の読解問題の場合は、本文を音読するとさらに効果的です。このとき、原文を音読しながら意味を理解できるようになるまで繰り返し音読しましょう。
(3)チェックした問題を解き直す
間違えた問題の解き方を理解することができたら、解答解説を見ずに、自力で解けるようになるまで何度も何度も解き直しをしてください。問題演習をしているのに力が伸びない人は、問題の解き方を「わかる」状態で勉強をやめてしまっています。解き方が「わかる」だけでは不十分です。自力で正解「できる」ようになるまで何度も解き直しをしてください。ここで重要なのは、時間設定をしておくことです。たとえ自力で問題を解くことができても、時間がかかってしまっては得点につながりません。単に「できる」ではなく、スラスラ「できる」レベルになるまで解き直しをしましょう。
(4)定期的に復習をする
一度問題をすらすら解くことができるようになっても、時間の経過とともに忘れてしまいます。完全に仕上げた問題集であっても、定期的に復習するようにしましょう。時間があれば全ての問題を解くのが理想的ですが、1回目に間違えて印をつけておいた問題だけを解いてもかまいません。2周3周と回していけばいくほど、記憶が定着し、実力がアップしていきます。
こんな人におススメ
早稲田や難関国公立大学を目指している人
古文の読解力を高めたい人
本書の問題は、早稲田・難関国公立大学レベルの難易度で、問題・記述のバリエーションが豊富です。そのため、早稲田大学や難関国公立大学への留学を目指す人には、おすすめの参考書です。古文をある程度勉強したけれど、さらに実力をつけたいという方にもおススメです。
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