2022/08/25
in order to / so as to
目的を明示する表現
副詞的用法にはたくさんの意味があるので、あえて「目的の意味なんだ!」とハツリさせたいときは、toをin order to -/ so as to~の形にします。
I need to learn English grammar in order to speak logically.
論理的に話すために、英文法を学ぶ必要がある
He turned her smartphone off so as to keep the battery from running down.
彼は充電が切れるのを防ぐために、スマホの電源を切った。
主節の主語とin order to~の動作主が異なる場合、in order for 人 to~の形にします。 「for 人」をtoの直前に置く発想です。
He stepped aside in order for her to pass.
彼は彼女が通るために、私は脇へどいた。
「in order for 人 to~」はOK「 so as for人 to~」の形はNGです。so as to~ には意味上の主語を置けません。そもそも接続詞as節の中で「S+be」が省略されてso as toの形が生まれました。「S+be」の略は主節の主語と同じが前提になるので、そこであえて意味上の主語を入れるの不定詞を使った慣用表は完全に矛盾した行為になってしまいます。
否定「~しないように」
「~しないように」と言いたいとき、not to~が使えるのは注意を呼びかける表現があるときだけで、それ以外では、not to~は使えません。 そこで、in order to~/so as to~の否定形in order not to~/so as not to~を使います。あくまでnotはtoの直前に置きます。
In order not to wake her baby, the father tiptoed into the room to get her smartphone
赤ちゃんを起こさないように、父親はスマホを取りに、そっと部屋に入った。
I wrote down the password so as not to forget it
忘れないように、パスワードを書き留めた。
so ~ as to…/so as to ~
so ~ as to…とso as to ~はまぎらわしいですが、soが離れるものが「so ~ as to…」=「so ~ that…」=「とても~なので…だ」という同じ意味、soがくっつくものが「so as to ~」=「so that ~」=「~するために」という同じ意味になります。
so ~ as to…はso ~ that…と同じ
soが離れるパターンはso ~ as to…は、おなじみのso ~ that…と同じです。
so~ as to…の意味(so~ that...と同じ)
- 2つの意味がある:結果「とても~なので…だ」程度「…なくらい~だ」
- まずは結果で考える→それが不自然なら程度に切り替える
- 否定文のときは程度で考える
- soの核心は「それほど」
He is not so stupid as to send his criticism of the boss’s idea to everyone, is he?
上司のアイデアに対する批判を皆[みんな]に送るほど、彼は愚かではないよね。
so as to~はso that~と同じ
I went on a diet so as to lose weight
体重を減らすためにダイエットをしました。
「so as to~」には「必然性」が必要です。
✕) He wants to go to America so as to study American history.
〇) He wants to go to America fin order} to study American history.
上の例文では、「アメリカに行く→必然的な結果として勉強する」わけではないので、ここでso as toは不自然です。
I turned off the lights so as to save electricity.
節電するためにライトを消しました。
であれば、「ライトを消す→必然的に電気の師約」となります。
不定詞を使った慣用表現
文構造・動詞・前置詞などがポイントとなるもの
- All s have to do is {to}+原形「sは~しさえすればよい」
- know better than to ~「~しないだけの分別がある・~するほどバカじゃない」
- have no choice but to ~「~するよりほかに仕方ない」 butは前置詞「~以外」
- be to blame「責められるべきである」
- feel free to ~ 「自由に~する」
- cannot bring oneself to ~「~する気になれない」
- go out of one’s way to ~「わざわざ~する」直訳「~するために道をはずれる」
形容詞的用法がポイントとなるもの
- have much [a tot] to do with~「~と大いに関係がある」
- have nothing to do with~「~とは全然関係がない」
- have something to do with~「~と少し関係がある」
- leave much to be desired「遺憾な点が多い」 leave「残す」
- leave nothing to be desired「申し分ない」
- take the trouble to+原形「わざわざ~する」 直訳「~する困難をとる」
副詞句として使われるもの
- t0 be honest {with you}「正直に言って」
- to be frank {witb you}「率直に言って」
- to be sure「確かに」
- to tell {you} the truth「実を言うと」
- to make a long story short「かいつまんで言うと」
- to sum up「要約すると」
- to begin with・to start with「まず最初に」
- to do 人 justice「『人』を公平に判折すると」
- to make matters worse「さらに悪いことには」
- to say the least「控えめに言っても」
- to say nothing of~・not to speak of ~・not to mention~「~は言うまでもなく」
- not to say~「~とは言わないまでも」
- strange to say「奇妙なことてが」
- needless to say「言うまでもなく」
- so to speak「いわば」
- come to think of it「考えてみれば」
be 形容詞 to~の形になるもの
- be able to ~「~できる」
- be unable to ~「~できない」
- be about to ~「まさに~するところだ」※直訳「これから~する周りに(about) いる」aboutの核心は「周りに」
- be eager to ~・be anxious to ~「~したがる」
- be sure to ~「きっと~する」
- be due to ~ 「~する予定だ」
- be likely to ~「~しそうだ」
- be unlike to ~しそうにない」
- be certain to~「きっと~する」
- be ready to ~「~する準備ができている」
- be willing to ~「進んで~する・~するのをいとわない」
- be unwilling to ~・be reluctant to -「~したがらない」
- be apt to ~・be liable to ~・be prone to ~「~する傾向がある」
- be bound to – 「必ず~する」
be sure to~とbe sure of~
be sure to~「きっと~する・~するのは確実だ」は英文の話し手・書き手の確信、be sure of~「~を確信している」は英文の主語の確信を表します。
Hanako is sure to like that new movie.
花子はその新作映画をきっと気に入るはずだ。※話し手の確信(花子の本心には触れられていない)
Hanako is sure of her decision
花子は目分の決断に目信を持っている。 ※花子本人の確信のみに触れている
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