2022/08/25
勉強法の話をするときによく使われる言葉として
インプット と アウトプット
というものがあります。
インプットとは,勉強で使う場合には、
「知識を暗記する」
という意味合いで使われることがほとんです。
つまり,
自分の外にある知識(=知らない知識)を
自分の中に取り入れるということです。
ですから、
「インプット=暗記すること」
となります。
アウトプットとは,知識を外に出すこと
つまり,
「アウトプット=問題を解くこと(知識を使うこと)」
と理解していただければ差し支えありません
では,この2つのうち
どちらの方が勉強には大事なのか?
結論から言うと,
「インプット」の方が大事です。
基本的に勉強するということは,
新しい知識を自分の中に取り入れていくというとです。
いくら勉強時間が長くても,
その時間の中で十分なインプットがされていなければ
勉強をした意味はありません。
ですから,勉強することとは
しっかりと知識をインプットすること
と理解しておく必要があります。
もちろん,知識の暗記だけでは,
応用問題を解くことはできません
しかし,基礎的な内容の暗記ができてない状態で
応用問題が解けるかというと,
それはムリだと言わざるを得ません。
インプットだけでは確かに応用問題は解けませんが,
十分なインプットがなければ
応用問題が解けないというのもまた事実です。
ですから応用問題を解くためにも,
まずは「インプット」が大事と言うわけです。
では,アウトプットにはどのような意味があるのでしょうか?
勉強をする上でインプットはとても大切なことなのですが,
インプットはアウトプットとセットに行うことで
初めてその効果を発揮が発揮されるのです。
つまり,
インプットのためにアウトプットは不可欠な存在,
ということです。
ですから,インプットが大切とは言いましたが,
アウトプットが不必要と言うわけではないのです。
勉強して力をつけるためには,
インプットとアウトプットをセットで行うことが大切です。
インプット→インプット→インプット・・・
という繰り返しだけでは十分な効果は期待できません。
インプット+アウトプット
↓
インプット+アウトプット
↓
インプット+アウトプット
↓
・・・・・
という流れで勉強に取り組んでみてください。
具体的には,
覚えたら問題を解いて確認をする,
これを徹底して行っていくということです。
アウトプットがない勉強では,
「覚えたつもり」「勉強したつもり」で終わってしまいます。
きちんとアウトプットをセットにすることで
この「~つもり」を避けることができます。
これが「勉強する」ということなのです。