2022/08/25
人間の行動の結果は脳の常態に大きく左右されます。
いつも愛聴している「荒川強啓デイキャッチ」で放送された、統計学者の鳥越規央(とりごえ・のりお)氏のお話しによると、
サッカーのPKにおいて、
「これを決めれば勝てる!」というPKの成功率は90%以上
「これを外したら負ける!」というPKの成功率は40%以下
ということです。
これはワールドカップやイングランドのプレミアリーグのデータを元はじき出された統計なので、信憑性はかなりのものです。
「これで勝てる!」というポジティブな考えでけったPKは、成功する確率が高く、「失敗したら負ける」というネガティブな考えでけったPKは失敗する確率が高い。つまり、人間が頭の中で考えたとおりの結果になる確率は、馬鹿にできないくらい高いということなんです。
これは受験勉強についていも同じことが言えます。
「こんな勉強ではダメだ」と思って勉強していれば、成績は上がりませんし、「この方法でがんれば大丈夫だ」と思って勉強をしていれば結果はおのずとついてきます。勉強方法云々よりも、どんな気持ちで勉強に取り組んでいるのか?ということが重要なのです。
ポジティブシンキングの重要性は自己啓発関連の書籍やセミナーの中ではよく取り上げられており、「引き寄せの法則」なんてよばれることもあります。
どんなによい勉強方法を実践していても、「がんばって無駄だ」「どうせ私はバカなんだ」「合格できないかも」「落ちたらどうしよう」といったネガティブな気持ちで取り組んでいては絶対に効果は上がりません。自分を信じてポジティブな気持ちで勉強に取り組むようにしましょうね。