2022/08/25
目次
自宅での勉強時間はどれくらい?
高校受験生の平均勉強時間
ベネッセ教育総合研究所が発表した「第5回学習基本調査」によると、家庭での平均学習時間は、中学生で1日90分、高校生で84.4分となっています。(2015)
例えば、部活に参加している生徒が18:00に下校したとします。
19:00に夕食を食べ、20:00からシャワーを浴びて翌日の準備をし、23:00に就寝すると、残り時間は約3時間です。余った3時間のうち半分を自由時間に充てたとすると、勉強に使える時間は1時間半(90分)となる。すべての人が上記のスケジュールに当てはまるわけではありませんが、そもそも勉強時間を確保するのが難しいという学生も少なくありません。
学年1位の人の勉強時間
同じく上記のようなスケジュールで生活していると仮定すると、学年1位の人の勉強時間はそれほど変わりはないようです。
最も大きな違いは、時間の使い方にあります。
まず、3時間余った時間の大半は定期試験の勉強に費やされている。
テレビを見たり、読書をしたりする代わりに、学年1位の生徒たちは、すでに平均より多く勉強しているのに、その空き時間を定期試験の準備に使っていたのです。
また、「下校中や食事中に資料を読む」「シャワーを浴びながら資料を暗唱する」など、さまざまな余暇を利用すると、さらに勉強時間が長くなりました。
余暇や隙間時間の活用により、学年1位を獲得した学生は3時間以上勉強していたのです。
授業も「勉強時間」だった
また、授業を自主的な勉強時間と考えていることも、成績上位者の特徴でした。
成績上位の生徒たちは、授業の内容のほとんどを理解するのに苦労する傾向がありました。彼らは、先生が言ったことをノートに書き写すだけでなく、書かれた内容を積極的に自分の中に落とし込もうとする。その結果、彼らにとっては教室が別の「勉強時間」になってしまうのです。
授業時間も勉強時間に含めると、1日の勉強時間を単純計算すると約8時間。(50分×6または7+3時間)
つまり、学年トップになる人の勉強時間は、約8時間ということになります。
勉強時間以外の重要な要素
学年1位の時間以外の要素
“だから、授業も含めて1日8時間勉強すれば1位になれる!”と考える人もいるかもしれません。”だから、授業も含めて1日8時間勉強すれば、1位が取れる!”と考える人もいるかもしれません。 !
しかし、1日8時間の勉強だけで、学年1位を獲得することは非常に困難です。定期テストで1位を取るためには、時間以外の要素も考慮する必要があるのです。
定期テストへの意気込み
勉強は学生の本分とはいえ、空き時間や余暇のほとんどを勉強に充てることができる人は少ないでしょう。8時間の勉強時間を実現するためには、それだけの時間を勉強に割くことができる「定期テストへの情熱」が必要です。
定期テストへの情熱とは、”学年で1位を取る!” の意気込みのことです。この熱意とは、「学年で1番になりたい」という生徒の情熱のことを指します。熱意というと根性論に聞こえるかもしれませんが、1位になる人は定期テストに熱意を持って対応していることが多いのです。
学年1位を目指す熱意がある人は、常に受験のことを考えている傾向があります。
登下校中も、食事中も、空き時間も、テストの点数のことを考えて、定期テストの点数を優先させるのです。これだけの熱意があれば、使える時間をすべて勉強に充てることは難しくなく、結果的に勉強時間を増やすことができるのです。
勉強の計画性
情熱と同様に、勉強の計画やペース配分も重要です。
自分で計画を立てるのが難しい場合は、他の人の勉強計画を参考にするとよいでしょう。インターネットで検索すれば、さまざまな計画表の事例を閲覧することができます。
生活習慣について
勉強時間を確保するために、夜更かしをしたり、生活習慣を崩したりする学生もいます。成績上位を目指すなら、規律ある生活習慣を送り、なるべく夜更かしをしないようにしましょう。
実際、ノルウェーの高校生8,000人を対象にした調査では、学業成績の良い人は早寝早起きで、平日と週末の睡眠時間の差が少ないことがわかりました。一部の夜更かしを除いて、深夜の集中力は低くなりがちです。また、睡眠不足で翌日の授業が眠くなると、授業内容を聞き逃してしまうこともあります。また、生活習慣の乱れは、自律神経やホルモンのバランスを崩し、健康を害することにつながります。
勉強時間よりも目標ノルマ
勉強をするときに陥りがちなのが、「勉強時間」そのものに目標を設定することに落ち着いてしまうことです。自宅での勉強時間を目標にすると、設定した時間以上勉強すれば達成感が得られるかもしれませんが、机に向かうだけで目標が達成できてしまうため、大切な学習がおろそかになってしまう可能性があります。
そのため、学習目標には具体的なノルマを設定することをおすすめします。教科書を1日5ページやる」「仕事の問題を1日10問解く」など、学習内容に合わせたノルマを設定すれば、成績もアップするはずです。ノルマを達成するために、自然と勉強時間が長くなるのです。
うちの子の成績が全然上がらない…そんなお悩みをお持ちではありませんか?間違った勉強法を続けていては成績は上がりません。正しい勉強法に変えるだけで成績は面白いほど伸びていきます。勉強ができないのは、頭が悪いわけでも、才能がないわけでもありません。間違った勉強法で勉強をしてしまってるだけなのです。実際に正しい勉強法に変えてくれた生徒たちは、定期テストや実力テスト、新教研もぎテストの点数がアップしています。
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