2022/08/25
何故勉強をしなくてはいけないのか?
中学生の皆さんは
一度でもこんな疑問を
持ったことがあるのではないでしようか?
「将来数学が何の役に立つのか?」
「古典や漢文なんか勉強して意味があるのか?」
「自分は将来英語を使わないからがんばらなくてもいいのでは?」
私自身も中学生時代は疑問でした。
疑問だったからこそ勉
強をやる動機づけがうまくできなかったのです。
勉強が自分の将来と
どう関わってくるかがわからなければ、
がんばろうという気持ちが生まれてきません。
でも中学生の皆さんの周りの大人たちは、
この疑問にうまく答えてくれ人は少ないと思います。
大人になって社会経験が増えると
いろいろなことがわかってきます。
大人になってから
「何でもっと勉強しておかなかったのか」
と思うことが多々あります。
皆さんもこんな後悔をしないためにも、
まず「どうして勉強が必要なのか」ということを
しっかり理解してほしいと思います。
私自身のことを振り返ってみますと、やはり環境に影響さ
れた部分が大きかったと思います。私の場合は中学、高校時代に通っていた個人塾の先生の影響が大きかったです。
中学時代、私は塾の生徒の中でも成績が悪いほうでしたか
ら、塾の授業についていくのに必死でした。
周りが自分よりもできる人が多かったというのは
中学生の私にとっては一生 懸命勉強する要因になりました。
一生懸命やっていれば
何とかついていけるレベルの授業だったことも
挫折せずに続けていけた要因です。
私の通っていた塾では、
数学の授業はおじいさん先生が担当していました。
このおじいさん先生というのが大変ユニークな先生で、
慶應大学 (経済学部)出身でした。
このおじいさん先生が数学の授業をしながら、
大学でのエピソードや
東京での仕事の経験などを話してくれたことは
田舎著の私にとってはとても新鮮でした。
そして何よりも私にとって幸運だったことは、
おじいさん先生は数学を勉強することが何故必要で、
どれだけ大事かということを
具体的に何度も何度も叩き込んでくれたことです。
ここでまず言っておきたいことは、
何故勉強をすることが必要なのか
ということを知った上で勉強をするのと、
それを知らないでなんとなく勉強しているのでは
天と地ほどの成績の差がついてしまうということです。
当然のことながら、
知った上で勉強するほうが成績は圧倒的に伸びます。
冷静に考えれば当たり前のことです。
勉強をする動機があれば当然、
それが自分の願望や夢と直結して一生懸命がんば
ることができるからです。
さて次回からは
科目別に勉強の必要性を述べていきたいと思います。