2022/08/25
偏差値が足りなくて、第一志望の受験を断念!
残念なことですが、仕方ありません。
でも、第一志望の高校へ入学できなかったとしても、
高校入学後、驚くほどいきいきと高校生活を送っている生徒がたくさんいます。
なぜでしょう?
第一志望の高校を受験できなかった生徒というのは、
簡単に言えば、1ランク低い高校に入学した生徒です。
当然ながら、学年の中ではトップクラスになるわけです。
それまでは、学年内で数十番台をうろうろとしていた生徒が、
学年内のトップ集団の一人に!
これはモチベーションがあがりますね!
やっべぇぞ!って感じです。
勉強にとって一番大切なものがモチベーションですので、
やる気を出した生徒というのは、
ほうっておいても成績が伸びていきます。
県立高校の受験に失敗して、
失意の中で私立高校に進学したある女子生徒。
それまでの成績は、学年の中で100番台・・・。
でも高校に入ったら学年の中でトップクラスに!
彼女の中学校は市中心部の学校だったので、
100番台でもけっして学力が低いわけではなかったんですね。
やる気を出した彼女は、高校在学中に英検や漢検、簿記などの資格を取得。
成績優秀者として表彰されることもしばしば。
卒業後は、推薦枠で大学に進学していきました。
こんな事例は枚挙に暇がありません。
がんばった挙句、進学校に入学し、
学年内下位の成績に沈んで落ち込んでいる生徒とは対照的ですね。
安積高校、安積黎明高校の受験を見送って、
郡山高校、郡山東高校へ入学した生徒たちや
県立高校受験に失敗して、日大東北や帝京安積に進んだ生徒たちに
このような傾向が多く見られます。
ただ、面白いことに、
安積高校を断念して、安積黎明高校に進学した生徒には、
このような傾向は見られません。
皆無です。
安積高校と安積黎明高校は受験者双がダブっているため、
安積高校で下位の生徒は、
たとえ安積黎明高校に進学したとしても成績上位者にはなれないのでしょうね。