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【国語・現代文】現代文は徹底的に本文にこだわるべし!

time 2021/12/22

【国語・現代文】現代文は徹底的に本文にこだわるべし!

目次

現代文はとことん本文にこだわる

  • 次の文章を読んで問いに答えよ
  • 次の選択肢から本文に最も適しているものを選べ

実際、ほとんどの国語の試験には、このような趣旨の指示があります。国語は、単純な知識の問題ではありません。本文から読み取れないことはすべて間違いなのです。

「常識的に考えてこうすべき」という選択肢は、非常にシンプルな手がかりです。むしろ、ひっかかりやすいとわかっているからこそ、設問に入れるのでしょう。そのため、常に意識して本文中の根拠を探す必要があります。つまり、本文に書かれていない知識に基づいて問題に答えるべきではないということです。ただし、文章そのものの意味を理解するための知識、語彙、想像力は必要です。しかし、問題は、著者が本文で述べていることを超えて、一般論や自分の考えに基づいて解答することが現代文でとくてんできないげできないことです。

“言い過ぎ “に注意すること

特に日本人の国民性として、「この人がこう言っているのだから、きっとこうしたいのだろう」と推測しすぎてしまうことが多いように思います。確かに、人間関係において、互いへの配慮が役立つ場面は日常的にあります。いわゆる忖度というやつです。人間関係を円滑に営むためには、相手が言語化していないことを推し量って理解することは重要ですが、現代文の問題では、その思いやりが仇となります。

本文に「地球温暖化問題について、議論しなければならない」としか書いていないのであれば、「議論を急がなければならない」という選択肢は間違いです。「急げ」とは本文のどこにも書いていないからです。現代文の問題では、往々にして忖度を働かせて、本文に書かれていないにもかかわらず、「言い過ぎ」の選択肢を選んでしまいがちです。選択肢を一字一句丁寧に読んで、本文と照らし合わせてみてください。作家が極論を展開しているのであれば、極論が正解となります。

同義語と類義語の重要性

本文と選択肢の記述が異なっていても、それがほぼ同じ意味で用いられているのであれば、その選択肢は正しいとされることがよくあります生還とされることがあります。これは「言い換え」の問題です。「ほぼ同義」と「包含」の判断が、日本語の微妙なところです。

たとえば、本文に「地球温暖化問題について議論すべきだ」だっという記述があった場合、選択肢の中に「地球温暖化問題は重要だ」という記述あれば、その選択肢は本文に即しているということになります。なぜならば、「重要でない問題」については、「議論をすべき」とはいえず、「議論をすべき」問題であるということは、その問題は「重要だ」ということになるからです。

人間が書いたものである以上、どんなに厳密に分析しても、コンピュータプログラムと違って「100%同義置換」は実現できない側面があるのです。ここがAIが国語の問題で得点をするのが難しい原因となっています。

現代文で高得点を獲得できる人は、よく「行間を読む」「想像力」「感覚」を駆使して読解しているといわれますが、これは機械的に判断できない部分を合理的な推論で補っている場合が多いのです。

本文と全く同じ記述が無くても、同義語や類義語があれば、本文の内容に即していると判断できると言いましたが、これらの場合でも正解の根拠は、本文の中に求めるということが鉄則です。

まとめ

現代文では本文の記述が唯一無二のよりどころです。極端な例ですが、本文中に「泥棒は犯罪ではない」と書いてあれば、「筆者は泥棒は犯罪ではないと考えている」が正解になるのです。

これは、現代文のテストが、著者の主観的な意図ではなく、文章の表現から客観的・論理的に読み取れることを基準にしているために起こります。現代文のテストが本当に著者の心を読むテストだとしたら、もはや学力テストではなく、心理学のテストになってしまいます。

国語が苦手な理由は、本文が読めていないからです。本文が読めなければ、読解問題は解けません。本文の記述に即して考えずに点数が取れているとしたら、それはラッキーなだけで、安定的に高得点を取ることはできないでしょう。「本文をそのまま読む」という意識で問題に臨むことができれば、それが国語力アップの第一歩となるはずです。

この記事で述べていることは、あくまでも国語の現代文でいい点数を取るための考え方です。日常生活におけるコミュニケーションとは切り離して考えなければなりません。言外からくみ取れる相手の気持ちを考慮に入れないのでは、気持ちの良い関係を築くことはできません。しかし、私自身は、日常生活においても、誤解のないようにできるだけ正確に伝えることが重要だと考えています。特に仕事ではそういえるでしょう。


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