2022/08/25
授業や参考書の要点をノートに書き留めている人はたくさんいます。ちょっと前までは、東大合格者はノートをきれいに取っていると言われていました。真面目な人ほど、ノートを1冊にまとめれば、志望校に合格できる!と思っているようです。しかし、インターネットを見ると、「ノートをきれいに取る人は落ちる」とか「参考書に書けばいい」とか・・・・・・。何を信じればいいのか、難しいですよね。今回は、まとめノートを作る意味、作るのに向いている人、まとめ方について書きたいと思います。
目次
やっぱりノートまとめは無駄が多い
結論から言ってしまうと、もしあなたが、学んだことをまとめるためにノートを取っているだけなら、おそらく時間の無駄です。なぜ、学んだことを書き留める必要があるのですか?たいていの場合、授業でわからなかったこと、重要だと思ったこと、複雑だと思ったことを振り返って確認できるようにするためです。まとめノートを作るのも、理解するための一つの方法です。しかし、「素敵なノートを作る」「参考書並みにする」という目標があると、時間は勉強ではなく、ノートに「作業」するだけになってしまいます。何時間も何日もかけて、きちんと振り付けされたノートをとっても、本人が納得していれば、成績は伸びません。試験勉強は、勉強しないのと同じで、勉強した気になるものです。
目的をはっきりさせよう
重要なのは、何のために要約筆記をするのかを考えることです。要約筆記をする目的で何をするのかを考えることが重要です。人によって苦手な科目や整理すべきところは違います。
- 仮定法と仮定法の違いがよくわからない
- 数学のどの公式を使えばいいのか忘れてしまう
- 「なり」の違いがからない
まとめノートを作ることで、これらの問題を理解し、解決することができるようになりますただまとめノートを作るだけでなく、まとめノートを作ることで苦手意識を克服することができるのです
ノートまとめをおススメできる人
以下のようなタイプの方は、まとめノートを作ることをお勧めします!
時間に余裕のある人
高校1.2年生で受験まで時間がある方は、ノートを作ることをお勧めします。 生活の記録として活用できます。1、2年生のうちにまとめノートを作っておけば、残りの試験の復習をしながら進めることができるので、かなり楽になります。
ノートまとめで授業を再現できる人
ノートで授業の再現ができる方は、まとめノート作りが向いています。前述したように、まとめノートを取る目的は、理解を深めるためです。つまり、ノートを見ながら、自分の言葉で授業を説明できるようになることです。例えば、ノートを見るときに、ただ板書から写すだけでは、どこに重要なポイントがあるのか、自分の弱点はどこなのかがわからない。そんな場合、もし、授業中に先生が大事だと言ったことをメモしたり、難しいと思ったところにマーカーを引いたらどうでしょう。授業と同じ感覚で、内容をノートに書き出し、自分の言葉で説明できれば、授業は十分に理解できたことになります。
ノートまとめをおススメできない人
一方、以下のようなタイプの方には、まとめノートの作成はおすすめできません。
時間がない人
試験まであまり時間がない人は、ノートを作らないほうがいいかもしれません。例えば、試験まであと半年しかない場合、ノートを作る前に大学入試が終わってしまいます。(;^_^A。試験勉強を始めるのがかなり遅い場合は、より効果的な勉強方法を検討する必要があるかもしれません。
完璧主義者の人
自分が完璧主義者だとわかっている場合は、メモを取ることはお勧めしません。完璧主義者は、いったんメモを取り始めると、「ここをもっとはっきり書けばよかった」「ここをもっと丁寧に書けばよかった」などと、細かいことにこだわる傾向がある。ノートまとめで重要なのは過程です。時間をかけて完璧な要約を作っても、自分が何をやっているのかわからなければ、うまくはいきません。完璧主義者の方は、自分にとっての「完璧」の意味を確認してみる必要があります。きれいなノート作りが目的になってしまっているかもしれません。
おススメのノート作りベスト3
いろいろな方法がありますが、ここでは、まとめノートの作り方を3つ紹介したいと思います。
見開き1ページに予習と板書をまとめる
1つ目は、予習と板書を1ページにまとめて書くこと!です。左ページが予習用、右ページが板書を書くためのページです。この方法の利点は、予習の際に何が足りなかったり、間違っていたのかが分かることです。1ページずつめくっていくよりも、目を動かすだけでどこが悪かったのか、どこがわからなかったのかがすぐにわかるので、効率的だと思うんです。特に英文や古文の長文の要約におすすめです!
自分の弱点を記録するためのノート
教科に限らず、自分の弱点をノートに書き出すとよいでしょう。よく間違える問題、迷う文法、暗記したものなど、自分の弱点をノートにまとめておくとよいでしょう。そして、試験の直前に、ノートを振り返り、自分の苦手をつぶしていくことができます。
付箋ノート
付箋を貼ったノートもよいでしょう。メモを取るのもいいですが、思い出せないことや強調したいことは付箋に書いてノートに貼っておきましょう。この方法の良さは、後でノートを見直すことができることです これはとても重要なことです。書いたことを見直す必要がないと思えば、付箋を剥がせばいいのです。また、ノートを開いたときに目の前にあるため、書いた内容を覚えておくのにも最適です。
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