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【大学受験】共通テスト~難関私立&国公立2次まで対応!国語(現代文・古文・漢文)の勉強法とおススメ参考書&問題集

time 2022/01/14

【大学受験】共通テスト~難関私立&国公立2次まで対応!国語(現代文・古文・漢文)の勉強法とおススメ参考書&問題集

「国語はセンス感覚だから成績は上がらない」と勘違いして、受験勉強を避けている高校生はたくさんいます。今回は、現代文・古文・漢文のおすすめ参考書や参考書の特徴、独学・一人でのおすすめの勉強方法など、国語について知っておきたい情報をお伝えします。

目次

現代文

記述問題の勉強法

記述問題は消去法では対応できません。自分で文章を作成して質問に答える必要があります。自分で答えを導き出す必要があります。したがって、大学入学共通テスト(以下:共通テスト)で盛んな「消去法」は、記述式では使えません。消去法だけで国語の問題を解いたことがない人は、とても苦労すると思います。共通テストの直前に消去法を練習するのも良いですが、2次試験に国語が課せられている受験生はは、普段の勉強で自分で答えを書く練習をしておくことが大切です。

記述問題では、読解力だけでなく、表現力も非常に重要です。例えば、文章中の難しい言葉や表現を自分の言葉でわかりやすく説明したり、文章の論理構造を調整して論理的に答えを組み立てたりする能力が必要です。これらのスキルは、絶え間ない練習によってのみ獲得することができます。一朝一夕に身につくスキルではないので、できるだけ早い時期から答案作成の練習をする必要があります。一生懸命勉強しなければ、自分を表現することはできません。自分で答えを作るのが苦手だと思う人は、できれば毎日集中して現代文の記述問題を演習しておきましょう。

記述式試験で国語の点数を安定させるためには、古文と漢文の両方で高得点を取る必要があります。現代文の高得点を狙う時間があるなら、古文と漢文の両方の文章を勉強することに時間を割いたほうが効率的です。現代文ではあまり点差がつきません。受験を効率よく勝ち抜くためには、現代文の点数を平均点よりも少し上くらいをとれる実力をキープしておくくらいの目標で十分です。

記述問題の解き方

記述問題の解答を書くのは難しいものです。一文で書かなければならないのか?それとも本文中の単語を使えばいいのか?ここでは、これらの記述問題の解答の書き方のポイントを確認しておきましょう。

  • 先頭のマスから書き始める
  • 句読点は1文字としてカウントされるます
  • 句読点は、行頭にあってもよい

解答用紙にマスがついているのは、文字数を数えるためであり、紙に書く方法を知っているかどうかを問うためではありません。したがって、解答の最初にスペースを空けてはいけませんし、行の最後のマスに文字と句読点をまとめて書いてはいけません。

  • 字数制限は遵守する
  • 制限字数の8割を書く
  • マスがない場合でも、制限字数を超えない

字数制限を守らないと、そもそも論文が採点されない可能性があります。たとえマス目のない枠だけを与えられても、枠外に書き込むと、採点官に何らかのメッセージを送っていると判断され、最悪の場合カンニング扱いとされる場合もあります。逆に、文章が制限字数を大幅に下回っていたり、余白が大きすぎたりすると、内容のいかんにかかわらず、採点されない場合があります。字数制限のある問題では、8割以上書くのが無難です。設問に字数制限がある場合は、8割以上書いても大丈夫です。

  • 回答は2文以上でもかまわない
  • 改行はしない

答えは一文で書く必要はありませんが、2文以上で書いた方が良い場合はそれで結構です。たとえそうであっても、前述のように、改行せずに書き続けてください。

  • ですます調で書かない

答えは「です・ます」ではなく「だ・である」で書きましょう。「です・ます」調は採点者の印象が悪く、ただ言葉を増やすだけで、何の意味もありません。

要約問題の勉強法と解き方

記述問題では、問題の要約を求められることが多いので、その方法を知っておくことが重要です。「要約」問題は、現代のあらゆる文章問題の集大成です。時間がかかり、満点で答えるのは難しい問題です。ようやく問題のポイントは以下の3つです。

(1)展開部の関係を考え、大枠をまとめる

まず、テキストを意味段落に分割する。これらの意味段落の各トピックを読み、そこから文全体の展開を理解する。殆どの文章は「話題の提起→→筆者の主張→理由または証拠」という構成になっています。この構成を壊さないように、短い文で大枠をまとめましょう。

(2)原則として 具体例の削除

要約の中に具体例は不要です。原則として具体例は削除してください。具体例は読者の理解を助けるためのものです。要約に具体的な例は必要ありません。具体例しかない段落は、削除すればいいのです。

(3)文字数に合わせて微調整する

この作業を繰り返し、必要な文字数に収まるように微調整してください。具体的には、大枠に入れるトピックの選択と、具体例の取入れをします。どうしても文字数が足りない場合は、大事な具体例を入れなければいけないことがありますし、どうしても文字数を超えてしまう場合は、話題提示(問題提起)の部分が不要な場合があります。(問題提起は筆者の主張ほど重要ではない)。その他にも長い文章を区切ったり、単語を書き換えたりして、制限字数内に収まるようにしてください。

現代文のおススメ参考書&問題集

ことばはちからダ!現代文キーワード

難易度の高いキーワードについて詳しく解説。

現代文キーワード読解

ジャンル別に収録。インプットしたテクニックをアウトプット練習することもできます。

入試現代文へのアクセス 基本編

基礎的な問題数多。解説が詳しい。

入試現代文へのアクセス 発展編

標準私大文系レベルの問題集

古文

古文は日本語でありながら、語彙や文法が現代文とは異なります。ですから、感覚に頼り続けていると、やがて対処しきれない問題に遭遇することになります。文系はもちろん、理系でも、国公立大学の入試に合格しようと思ったら、古文ををそれなりに勉強しておく必要があります。古文は覚える要素が多いのですが、正しい勉強をすれば誰でも良い成績が取れます。満点を取ることも不可能ではありません。今回紹介した勉強法を実践することで、感覚的な問題解決から、論理的に問題を解けるようになって、ぜひとも古文を得点源にしてください。

まずは語彙力を上げるべし

まず、古文の語彙力を上げましょう。現代語とは全く違う意味を持つものも多いので、注意が必要です。見落としている人も多いのですが、英語では英単語と同じなので、早めに基本を固めましょう。多義語が多いとはいえ、必要な語数は300〜500語程度で、英単語に比べれば決して多くはありません。よく使う単語を覚えるために、単語帳を用意することをお勧めします。

一つの意味を覚えて、それに関連する他の意味を覚えるようにするのが一番良い方法です。また、自分で単語リストを作ったり、声に出して読んだり、自分に合った方法で学習することができます。

古文は助詞と助動詞が重要

次に覚えておきたいのは、助動詞です。古文の特徴のひとつに、助動詞の多さとその多義性がある。しかし、動詞、形容詞、形容動詞に比べると覚えにくいですが、一度に覚えれば効率よく記憶することができます。

また、特筆すべきは助詞です。古文の助詞には呼応の副詞とセットで意味を成すものあり、かなりクセのあるものが多い。知らないと答えられない問題が多いので、気を抜かずにしっかり暗記しましょう。それでも、覚える数は限られています。そんなに難しくありません。

大学受験古文の勉強法

主題を理解することは、古文書を読む上で最も重要なポイントの一つなのです。敬語の使い方がわかると、主題を理解しやすくなります。例えば、敬語表現があれば、主語が身分の高い人であることがわかり、謙譲語表現しかなければ、主語が身分の低い人、目的語が身分の高い人であることがわかるのです。このように敬語を使うことで、主語を見極め、読解に生かすことができるようになります。

日本語は現代文であっても主語が落ちていることが多いっ言語です。古文は特にその傾向が顕著です。しかし、出題者は、問題のどこかに必ず主語のヒントを与えてくれています。一箇所でも見つけることができれば、尊敬語化謙譲語化の判断で本文の内容が分かるようになります。

古文のおススメ参考書&問題集

古文単語ゴロゴ

語呂合わせで覚えられる古文単語帳の決定版。掲載数も必要十分。

 

読んで見て覚える重要古文単語 315

古文単語ゴロゴが肌に合わない人におススメ

富井の古典文法をはじめからていねいに

古文文法と最も丁寧にわかりやすく解説している参考書

古文解釈 はじめの一歩 -文法から解釈へ-

内容が濃密。文法はある程度分かるけれど、読解がイマイチという受験生はこの本が最適。

最強の古文 読解と演習50

旧帝大などの難関国立、早稲田の古文を受験する人におススメ。この参考書の内容を完璧に理解できれば高得点間違いなし!

ステップアップノート30古典文法基礎ドリル

古文基礎力養成に最適。難関私立や国公立2次には物足りないかも?

古文入試精選問題集

難関私立や国公立2次対策として最適。基礎力が十分でないと地獄を見ます。共通テスト&センター試験過去問演習で8割とれるようになったら本書でアウトプットトレーニングをすれば、得点爆上がりです。

漢文

漢文は参考書&問題集の選択が大事!

漢文は暗記が難しくなく、大学入試の問題数も少ないことが多いので、軽視して受験勉強に十分な時間をかけていない受験生が多いです。そのため、漢文の得点差が合否に大きく影響してしまう場合が少なくありません。毎年、漢文が原因で第一志望校に届かない人がたくさんいます。下記で紹介しているおススメ参考書&問題集を何度も回して、受験校の過去問演習をすれば、得点アップは確実です。

暗記量は比較的少ないとはいえ、漢文は句形を覚えなければ得点できません。言い換えれば、漢文で覚えなければならないのは句形のみです。句形をマスターしたら、漢字の意味などの語彙は、問題演習の中でインプットしていくのが一番効率的な漢文の勉強方法です。

漢文のおススメ参考書&問題集

漢文句形ドリルと演習 ステップアップノート

漢文習得に最適。インプットとアウトプットがこれ1冊で可能です。

漢文早覚え速答法 パワーアップ版

ステップアップノートが肌に合わない人はこちらをお勧めします。ステップアップノートに比べて分量が少ないものの、重要なポイントは押さえているので、理系大学の受験生が共通テスト対策として利用するのも有効です。

マーク式基礎問題集 漢文

共通テスト対策にはこちらがおススメ。勿論共通テスト&センター試験の過去問演習も併せて行いましょう。

決定版 センター試験 国語【漢文】の点数が面白いほどとれる本

解説が丁寧。こちらも共通テスト対策としてい最適です。「マーク式基礎問題集 漢文」よりも問題レベルはやや高め。

得点奪取漢文―記述対策

漢文の記述問題が出題される大学の過去問演習をする前にやっておきたい問題集。解説が詳しく、記述問題の採点基準が乗っているので、記述問題の解答作成時に気を付けるべきポイントが分かります。

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