2022/08/25
目次
こんな人におススメ
- シンプルな参考書が好きな人
- 1冊でインプットとアウトプットをしたい人
特徴
本書は、漢文の初心者から難関私立大学・国公立大学を目指す方まで、幅広くお使いいただける参考書です。一般入試で漢文だけを使う人も、個別の大学入試で使う人も、本書で必要な句形を総合的に暗記することができます。
共通テストレベルの66の句法問題、5つの練習問題を収録した比較的コンパクトな参考書です。漢文の頻出語句をすべて網羅した参考書が特徴である。インプットとアウトプットが1冊でできるように、の2部構成になっています。漢文の初心者がこの1冊を完成させただけでも、句形の総合的な知識が身につくと思います。
もう一冊、スリムな冊子「66の重要句形」があり、本書で学んだことを確認することができます。このボリュームでは物足りないと少し心配になるかもしれませんが、コンパクトな参考書=本当に必要な知識だけを集めた参考書なのです。まず、漢文は他の科目に比べて知識が少ないので、覚えるべきことを完璧に覚えられるかどうかは自分次第です。本書を何度も繰り返して、しっかり覚えるようにしましょう。
使い方
(1)問題を解く
まずは解かなければ何も始まりません。この段階では、できない問題があってもかまいませんのでどんどん解いてください。
(2)正解を確認し、間違った問題をチェックする
問題を解いたら、解答解説を見て、採点してください。この時、単に答え合わせだけにならないように気をつけましょう。ここで一番大事なのは、「どうして間違えたのか?」「どうすれば正解できるのか?」「どうやって解くのか?」ということを確認することです。間違えた問題は、解説を熟読して、解き方を理解するようにしてください。そして、間違えた問題には、印(チェック)をつけておきましょう。あとで解き直しをするときの目印となります。
※英語や国語の読解問題の場合は、本文を音読するとさらに効果的です。このとき、原文を音読しながら意味を理解できるようになるまで繰り返し音読しましょう。
(3)チェックした問題を解き直す
間違えた問題の解き方を理解することができたら、解答解説を見ずに、自力で解けるようになるまで何度も何度も解き直しをしてください。問題演習をしているのに力が伸びない人は、問題の解き方を「わかる」状態で勉強をやめてしまっています。解き方が「わかる」だけでは不十分です。自力で正解「できる」ようになるまで何度も解き直しをしてください。ここで重要なのは、時間設定をしておくことです。たとえ自力で問題を解くことができても、時間がかかってしまっては得点につながりません。単に「できる」ではなく、スラスラ「できる」レベルになるまで解き直しをしましょう。
(4)定期的に復習をする
一度問題をすらすら解くことができるようになっても、時間の経過とともに忘れてしまいます。完全に仕上げた問題集であっても、定期的に復習するようにしましょう。時間があれば全ての問題を解くのが理想的ですが、1回目に間違えて印をつけておいた問題だけを解いてもかまいません。2周3周と回していけばいくほど、記憶が定着し、実力がアップしていきます。
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