2022/08/25
形容詞のマインドセット
- 形容詞は名詞を説明する
- 形容詞の用法と意味を分けて理解する
- 暗記すべきところは暗記するが、理屈で解釈できるところは考える
形容詞の2用法
形容詞には二つの使いかたがあります。大半の形容詞に両方の使いかたがありますが、中には片方だけとか使いかたによって意味が違うといったケースもあります。まずは、その用語そのものを理解していきましょう。
限定用法
名詞の前に形容詞をたくさん並べていくと、どんどんそのモノが限定されていきます。例えば。彼女(girlfriend)を語るとき、その前に形容詞kindを置いた時点でkind girlfriendという一部の人間に限定されます。さらに。背が高いtall、お金持ちrich、頭がいいsmart、面白いfunny、のように形容詞をくっつけていくと、さらに人間として限定されていくため名詞の前に形容詞多く用法を限定用法と呼びます。たくさんの形容詞で修飾して、めちゃくちゃ限定していくわけです。
叙述用法
叙述とは説明して述べることです。She is kind.は彼女の性格を説明して述べているので、kindは叙述用法になります。この分にkind以外の形容詞を追加したところで、彼女自身が限定されることはありません。ですから、限定用法とは違うものなのです。
用法が限られる形容詞
ほとんどの形容詞は限定用法、叙述用法両方で使えますが、ほんの一部だけ片方の用法しかない形容詞や用法によって意味が変わる形容詞もあります。その一部を紹介します。
限定用法のみの形容詞の例
- only sole 唯一の
- mere 単なる
- lone ただ一人の
- very まさにその
- main principal chief 主要な
- elder 年上の
- former 前出の
- later 後者の
- upper 上の
- indoor 屋内の
- outdoor 屋外の
- inner 内側の
- outer 外側の
- urban 都会の
- rural 田舎の
- live 生きている
- daily 毎日の
- weekly 毎週の
- monthly 毎月の
- yearly 毎年の
叙述用法の形容詞の例
- alike 似ている
- alive 生きている
- alone 一人で
- asleep 寝ている
- awake 目が覚めている
- afraid 怖がっている
- aware 気づいて
- ashamed 恥じて
- content 満足して
- glad 喜んで
- well 健康で
この用法ではaで始まる単語が多いのが特徴です。
限定用法と叙述用法で意味が異なる形容詞の例
- certain 限定用法=ある、特定の 叙述用法=確かな
- present 限定用法=現在の 叙述用法=出席している
- late 限定用法=亡くなった 叙述用法=遅れた。
- able 限定用法=有能な 叙述用法=できる。
The present president is the former vice president.
現在の社長は、以前の副社長です。(限定用法)
He was present at the meeting.
彼はミーティングに出席した(叙述用法)
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