2022/08/25
みなさんこんにちは!
ワイズアップ!郡山家庭教師学院です。
今回は多項式の積を簡単に展開する方法についてお話しします。
多項式の積の展開と言えば、
(x-2)(x+3)
のように、xの係数が1の場合の式の展開が基本です。
このタイプだと安産で展開できる人も多いでしょう。
因みに正解は、
(x-2)(x+3)=x2+x-6
となります。
しかし、xの係数が1でない場合、
とたんに多項式の積の展開が面倒になります。
例えばこんな感じです。
(2x-3)(-4x+5)=-12x2+10x+12x-15
=-12x2+22x-15
分配法則で丁寧に計算していけばよいのですが、
テストでは時間の制限がありますので、
少しでも早く正確に計算したいところです。
そこで、ここでもたすき掛けを使って展開をしてみましょう。
xの係数を縦に並べ、
その右側にそれぞれの多項式の定数項を縦に並べて書きます。
下の図のようにして計算すると・・・
短時間で、正確に計算できるようになります。
ぜひ試してみてください。