2022/08/25
関係代名詞の「that」は「which」「who」を置き換えることができるので、どれが当てはまるかを考えるより「that」を使う方が簡単なので、便利な表現です。しかし、「that」しか使えない場面や「that」が使えない場面もあるので、正しい使い方を知っておく必要があります。今回は、「that」と関連するタイトル「which」の使い分けを紹介します。
目次
関係代名詞「that」について
関係代名詞「that」は、関係代名詞によって修飾される名詞(先行詞)が人、動物、物、事物である場合に使用されます。who やwhich と同じように使えるので、便利な関係代名詞です。主格、目的格のどちらでも使用できます。
主格の場合・・・先行詞+that+動詞
相対代名詞がそれに続く節(複数可)で主語として働く場合、主格であるといいます。
I went to the restaurant. It is famous in New York.
↓
I went to the restaurant that is famous in New York.
目的格の場合・・・先行詞+that+主語+動詞
関係代名詞は、それに続く節(that以下)において目的語として機能します。
he book. I bought it yesterday.
↓
This is the book that I bought yesterday.
関係代名詞「which」について
第1文の人以外の主語と第2文の主語が一致する場合、whichを使って2つの文をつなげることができます。関係代名詞は、それに続く文(which以下)で主語として機能する場合、主格といいます。
I went to the restaurant. It is famous in New York.
↓
I went to the restaurant which is famous in New York.
「先行詞(人以外)+which+主語+動詞」の場合、関係代名詞は、それに続く節(which以下)で目的語として機能します。
his is the book. I bought it yesterday.
↓
This is the book which I bought yesterday.
which と thatの比較
that でもwhichでもいい場合
that でもwhichでもいい場合は以下の条件の時です。
- 先行詞と関係代名詞の間にコンマ「,」はない。
- 前者は不特定多数のものであるのに対し、関係代名詞によって付加された説明文は、それが何を指しているかを特定するものである(ことが多い)。
I saw a dog that which has blue eyes.
上の文は「that (it) has blue eyes」という関係代名詞節で、それがどの種類の犬なのかを説明しています。つまり、この英文では、関係代名詞節が重要な要素になっているのです。このような場合、「that」や「which」を使うことができます。
thatでなければならない場合
- 先行詞が「人+物(動物)」である場合の関係代名詞は「that」が用いられます。
I saw a man and a dog that were walking in the park.
上の文では、先行詞が人+動物(a man and a dog)なので、「that」を関係代名詞として使っています。
- 先行詞が「first」「only」「very」「most」などの最上級の形容詞である場合。
This is the most comfortable bed that I’ve ever used.
- 先行詞が all, any,little,much,none,all,anything,everything,nothing の場合
Is it everything that you have?
先行詞が “everything “であれば、関係代名詞は “that “となる。
whichでなければならない場合
- 先行詞と関係代名詞の間にカンマ「,」を入っている場合
- 先行詞は特定のもの(固有名詞、ユニークなもの、文脈から認識できるものなど)で、それを補うのが関係代名詞節である。
Last night, I read The Old Man and the Sea, which was very interesting.
This smartphone, which I bought three years ago, is heavier and slower than yours.
上の英文では、関係代名詞節は単に情報を追加するだけなので、なくても合理的である。この非制限的な用法では、関係代名詞は “that “ではなく、”which “が用いられます。
まとめ
関係代名詞の “that “と “which “は、多くの場面で入れ替えて使うことができます。日常会話では、”that” や “which” を使うことは重要ではありません。話し言葉では、”that “の方がカジュアルで好まれます。
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