【大学受験】共通テストで安定して高得点を取りたい人難関私大に合格するための基礎力をつけたい人に「荒巻の新世界史の見取り図」

time 2022/06/09

こんな人におススメ

共通テストで安定して高得点を取りたい人
難関私大に合格するための基礎力をつけたい人

特徴

世界史を学ぶとき、学校の教科書を使う人も多いと思いますが、普段は簡潔明瞭に書かれている分、一度わからない点が出てきたり、講義を聞いていないと理解するのが難しいこともあります。でも、本書』があれば、そんな心配は無用です。

教科書だけでなく歴史全般を理解するための参考書として有名な『ナビゲーター』や『青木の世界史実況中継』よりも、はるかにわかりやすく、丁寧に書かれている参考書だと思います。その理由は、この参考書が教科書のように歴史上の出来事を単に羅列するのではなく、その出来事が起こった詳細な理由や前後の関係性を説明することに特に重点を置いているからです。他の教科と同じように、世界史でも原因と結果を理解することで、一つ一つの出来事や人物を有機的に結びつけることができるのですこれが世界史の特徴です。本書には正確な地図が多数掲載されています。共通テストや私立大学入試では、地図から都市や地域を答える問題が多いので、この対策は外せません。

本書のシリーズは3冊あり、各分野を一緒に勉強しやすいです。ボリュームがかなり大きいので、入試直前に使うのはやめた方がいいかもしれません。

この本を全部理解して仕上げることができれば、共通テストで安定して9割以上取れるようになります。それだけでなく、MARCHをはじめ世界史が難しい私立大学でも戦える基礎力を身につけることができます。ただし、早慶レベルの用語は網羅されておらず、「ナビゲーター世界史」よりもやや初心者向けの情報であるため、この参考書を勉強した上で問題演習をする必要があります。

使い方

（１）問題を解く

まずは解かなければ何も始まりません。この段階では、できない問題があってもかまいませんのでどんどん解いてください。

（２）正解を確認し、間違った問題をチェックする

問題を解いたら、解答解説を見て、採点してください。この時、単に答え合わせだけにならないように気をつけましょう。ここで一番大事なのは、「どうして間違えたのか？」「どうすれば正解できるのか？」「どうやって解くのか？」ということを確認することです。間違えた問題は、解説を熟読して、解き方を理解するようにしてください。そして、間違えた問題には、印（チェック）をつけておきましょう。あとで解き直しをするときの目印となります。
※英語や国語の読解問題の場合は、本文を音読するとさらに効果的です。このとき、原文を音読しながら意味を理解できるようになるまで繰り返し音読しましょう。

（３）チェックした問題を解き直す

間違えた問題の解き方を理解することができたら、解答解説を見ずに、自力で解けるようになるまで何度も何度も解き直しをしてください。問題演習をしているのに力が伸びない人は、問題の解き方を「わかる」状態で勉強をやめてしまっています。解き方が「わかる」だけでは不十分です。自力で正解「できる」ようになるまで何度も解き直しをしてください。ここで重要なのは、時間設定をしておくことです。たとえ自力で問題を解くことができても、時間がかかってしまっては得点につながりません。単に「できる」ではなく、スラスラ「できる」レベルになるまで解き直しをしましょう。

（４）定期的に復習をする

一度問題をすらすら解くことができるようになっても、時間の経過とともに忘れてしまいます。完全に仕上げた問題集であっても、定期的に復習するようにしましょう。時間があれば全ての問題を解くのが理想的ですが、1回目に間違えて印をつけておいた問題だけを解いてもかまいません。2周3周と回していけばいくほど、記憶が定着し、実力がアップしていきます。

うちの子の成績が全然上がらない…そんなお悩みをお持ちではありませんか？間違った勉強法を続けていては成績は上がりません。正しい勉強法に変えるだけで成績は面白いほど伸びていきます。勉強ができないのは、頭が悪いわけでも、才能がないわけでもありません。間違った勉強法で勉強をしてしまってるだけなのです。実際に正しい勉強法に変えてくれた生徒たちは、定期テストや実力テスト、新教研もぎテストの点数がアップしています。

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