【大学受験】早稲田大学学部別英語対策勉強法！早稲田の英語はここがポイント！

time 2021/11/22

ここでは、早稲田大学の英語試験に向けての対策をご紹介します。早稲田大学の英語試験では、早稲田大学特有の問題が多く出題されますので、傾向を把握することが大切です。自分の志望する学部でどのような問題が出題されるのかを把握し、その傾向から逆算していけば、早稲田の英語の難しさを克服することができるでしょう。

早稲田大学政治経済学部の英語

早稲田大学の看板学部である政治経済学部では、英語のユニークな問題はありませんが、3,000字の長文のエッセイが3本あり、非常に重い読み物になっています。また、特定のテーマについて自分の意見を述べる自由英作文も出題されます。自由英作文のテーマは、ニュースで取り上げられたような時事問題が多いです。すべての問題が難関国立大学のレベルに達しており、基礎力以上のものが求められます。

早稲田大学法学部の英語

早稲田大学法学部の英語の試験は、90分で大問7つという重いものです。速読力や情報処理能力が求められる入試です。読解力、文法・語彙、英作文など幅広い分野から出題されるため、高いレベルの一般英語力が求められます。英作文では、和文英訳と英語作文の両方を求められるので、英作文対策が絶対条件です。自由英作文は試験の後半に出題されるため、前半に出題される文法問題をいかに早く解けるかが勝負です。

早稲田大学商学部の英語

早稲田大学商学部では、読解問題が4問、会話文問題が1問出題されており、問題の100％が読解問題です。このテストでは、速い読解力と即時理解力が求められます。本文中の語彙は早稲田大学の標準レベルですが、すべての問題を解くためには速読が必須です。すべての単語を思い出そうとするのではなく、文章の主旨を明確に理解した上で読む練習をすることをお勧めします。商学部は出題順が独特なので、過去問で練習して問題の形式に慣れることが必要です。

早稲田大学文学部・文化構想学部の英語

早稲田大学の文学部と文化構想学部は、英語の傾向が非常に似ています。どちらも、総語数が2,000～3,000語程度で、かなりの読解力が求められる傾向にあります。総語数は多くても、長文1つ1つは200〜700語程度しかありません。短い文章をたくさん読む練習をするとよいでしょう。問題は英語で書かれているので、過去問を練習してできるだけ効率よく読めるようにしておく必要があります。問5の要約問題は、自分の言葉で表現する必要がありますので、テキストからの引用はお勧めできません。

早稲田大学国際教養学部の英語

早稲田大学国際教養学部の英語の試験は、早稲田大学の中でも最も難しい試験の一つと言われています。テスト内容は、読解、英作文、リスニングです。自由英作文の対策としては、旧帝国大学レベルの国公立大学の過去問で練習することをお勧めします。

早稲田大学教育学部の英語

理系も文系も同じ試験を受けるので、早稲田大学教育学部の英語の試験では、文系・理系を問わず幅広い問題が出題されます。早稲田大学特有の変わった問題はありませんが、リーディングが多いので、速読力と精読力が必要になってきます。また、語彙や表現の知識を問う問題も出題されますので、早い段階で基礎的な語彙力や文法力を定着させることができるかどうかが合否の分かれ目となります。

早稲田大学社会科学部の英語

早稲田大学社会科学部の英語セクションでは、ユニークな問題が出題され、文章から推論を選択することになります。読む量は多いですが、英文の構成は難しくないので、合格するためには練習を重ねる必要があります。文章の大まかな内容を把握しながら、速読の練習をすることをお勧めします。

早稲田大学人間科学部の英語

早稲田大学文理学部の英語は、大学の中でも最もユニークな試験の一つです。大問1の読解問題は、180～280語の英文8つで構成されており、大学入試問題というよりは、TOEICやTOEFLの読解問題に近いものです。問題3では、英語の文章中の下線部の単語を特定することが求められています。正解だけでなく、誤答の理由も確認することが大切です。

早稲田大学スポーツ科学部の英語

早稲田大学スポーツ科学部の英語の特徴のひとつに、段落要約があります。早稲田大学のスポーツ科学部は比較的簡単と言われていますが、決して簡単ではないので、油断は禁物です。文法問題は主に標準レベルなので、文法問題集を何度も繰り返すことで、効果的な準備ができます。

早稲田大学、理工学部の英語

早稲田大学理工学部の英語は、私立大学の理系英語の中でも特に難しいと言われています。ほとんどの問題では、消去法で選択肢を絞ることはできません。毎日、自分の答えの妥当性を再確認することが大切です。その傾向はスポーツ科学部と似ていますので、スポーツ科学学部の過去問を使って練習するのも有効です。

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