2022/08/25
読解・リスニング練習用の本文は「News in Levels」からの引用です
The text for reading and listening practice is taken from News in Levels
目次
高校受験用・中学レベル
※音読トレーニングの方法は記事後半で解説しています。
native音声（出典元へのリンク）
News in Levels “Will India change its name? – level 1”
スクリプト
Will India change its name? – level 1
Indian President Droupadi Murmu calls herself the President of Bharat. Many people start to wonder if India is planning to change its name.
Usually, officials the name India in English and Bharat in Hindi. So it is not common for the president to use the name Bharat in English. Some people say that the name India comes from the time when India is a British colony. But experts say that the name is much older than that.
The parliament may discuss the change during its next meeting. To change the name, it would be necessary to change India’s constitution.
和訳
インドは国名を変えるのか？- レベル1
インドのドゥルパディ・ムルム大統領は自らをバーラト大統領と呼んでいる。多くの人々は、インドがその名前を変えるつもりではないかと考え始めている。
通常、関係者は英語でインド、ヒンディー語でバーラトと呼ぶ。だから、大統領が英語でバーラトという名前を使うのは一般的ではない。インドという名前は、インドがイギリスの植民地だった時代に由来するという人もいる。しかし、専門家によれば、この名称はそれよりもずっと古いものだという。
国会は次回の会合でこの変更について議論するかもしれない。名称を変えるには、インドの憲法を変える必要がある。
大学受験用・高校レベル
native音声（出典元へのリンク）
News in Levels “Will India change its name? – level 3”
スクリプト
Will India change its name? – level 3
Indian President Droupadi Murmu’s invitations for a G20 summit dinner, where she referred to herself as the ‘President of Bharat’, have sparked speculation about a potential name change for India.
Traditionally, Indian constitutional invitations use the name India in English and Bharat in Hindi. However, these English invites deviated from the norm by using Bharat. This has led to suggestions that the government might be pushing for an official name change, aligning with the Hindu-nationalist ideology of Prime Minister Narendra Modi’s government, which promotes Hindi.
India is officially known as both India and Bharat in different languages, with the constitution referring to ‘India, that is Bharat’ in English. Changing India’s name to Bharat would require a constitutional amendment, potentially discussed during an upcoming special session of parliament.
While some argue that ‘India’ originated from British colonial rule, historians note that both names have ancient roots, with ‘Bharat’ having a cultural identity significance.
スクリプト（注釈入り）
Will India change its name? – level 3
Indian President Droupadi Murmu’s invitations for a G20 summit dinner, where she referred【言及した】 to herself as the ‘President of Bharat’, have sparked speculation【推測】 about a potential name change for India.
Traditionally, Indian constitutional【憲法の】 invitations use the name India in English and Bharat in Hindi. However, these English invites deviated【逸脱した】 from the norm【通常】 by using Bharat. This has led to suggestions that the government might be pushing for an official name change, aligning【沿って】 with the Hindu-nationalist ideology of Prime Minister Narendra Modi’s government, which promotes【推進する】 Hindi.
India is officially known as both India and Bharat in different languages, with the constitution referring to ‘India, that is Bharat’ in English. Changing India’s name to Bharat would require a constitutional amendment【修正】, potentially discussed during an upcoming special session of parliament【臨時国会】.
While some argue that ‘India’ originated from British colonial rule, historians note that both names have ancient roots, with ‘Bharat’ having a cultural identity significance【意味】.
和訳
インドは国名を変えるのか？- レベル3
インドのドゥルパディ・ムルム大統領がG20サミットの晩餐会に招待された際、自らを「バーラトの大統領」と呼んだことから、インドの名称変更の可能性について憶測を呼んでいる。
伝統的に、インドの憲法上の招待状では、英語ではIndia、ヒンディー語ではBharatと表記される。しかし、今回の英語の招待状では、通常から逸脱してバーラトを使用している。このため、ヒンディー語を推進するナレンドラ・モディ首相のヒンドゥー民族主義的イデオロギーに沿う形で、政府が公式名称の変更を推進しているのではないかという指摘がなされている。
インドは公式にはインドとバーラトの両方の呼称で知られており、憲法では英語で「India, that is Bharat」と表記されている。インドの名称をバーラトに変更するには憲法改正が必要で、今後の臨時国会で議論される可能性がある。
インディア」はイギリスの植民地支配に由来するという意見もあるが、歴史家は、どちらの名称も古代のルーツがあり、「バーラト」には文化的アイデンティティーの意味があると指摘している。
単語・イディオム
refer
他動
〔～を…に〕差し向ける、持ち込む
〔問題の解決などを…に〕委託する、付託する、委ねる、任せる
〔～を…に〕属するものとする
〔～の原因を…に〕帰する、〔～を…の〕せいにする
自動
〔～に〕言及する、言い及ぶ、触れる
〔～を〕引用する
〔～を〕参照する
〔～に〕問い合わせる、照会する
レベル3、発音[US] rifə́ːr ｜ [UK] rifə́ː、カナ：リファー、変化《動》refers ｜ referring ｜ referred、分節re・fer
speculation
名
〔不確かな情報に基づく〕推論、臆測
〔不確かな情報に基づく〕結論、意見
〔主題についての〕熟考、思索
〔偶然の利益を狙う〕投機
投機をする［相場を張る］こと
レベル6、発音spèkjəléiʃən、カナ：スペキュレイション、変化《複》speculations、分節spec・u・la・tion
deviate
自動
〔進むべき道筋から（徐々にではなくて）極端に〕それる、外れる、逸脱する、道を踏み外す、落ちこぼれる
他動
〔進むべき道筋から〕そらせる、逸脱させる
形
〔規範などから〕逸脱した
名
（性的）倒錯者
レベル12、発音《動》díːvièit 《名・形》díːviit、カナ《動》ディーヴィエイト、《名・形》ディーヴィイト、変化《動》deviates ｜ deviating ｜ deviated、分節de・vi・ate
align
他動
〔～を〕一直線［平行］にする［並べる］
〔部品などを〕調整する、調節する
〔大義や方針で～を〕同じ立場に置く、提携させる
自動
整列する、一直線になる、一列に並ぶ
〔部品などが〕調整されている
〔大義や方針で〕同じ立場で考える、提携する
レベル11、発音əláin、カナ：アライン、変化《動》aligns ｜ aligning ｜ aligned、分節a・lign
amendment
名
修正
〔憲法の〕修正条項、修正案
土壌改良剤
レベル7、発音əmén(d)mənt、カナ：アメンドメント、変化《複》amendments、分節a・mend・ment
amend 修正する
音読のポイント
- 1日1回以上音読するようにしましょう。
- スラスラ読めるようになるまで音読しましょう。
- 英文の意味を頭の中で逐語訳しながら音読しましょう。
- 全ての単語の意味が分かるようになるまで音読しましょう
- 「2.~4.」を達成したら次の長文音読に取り掛かりましょう。
リスニングトレーニングの方法
- 聞き読み…英語の音声を聞きながら、スクリプトを黙読する練習です。英語を語順通りに読み下す習慣を身に着けます。
- オーバーラッピング…英語の音声を聞きながら、スクリプトを音読します。
- シャドーイング…英語の音声を聞いたら、スクリプトを見ずに真似して発音し、復唱します。リスニングと同時にスピーキングも鍛えらます。
- ディクテーション…音声を聞いて、一つ一つの単語を正確に書き取ります。リスニング力を高める方法の一つですが、リスニング力だけでなく、ライティング力を強化することもできます。
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