【高校受験】定期テスト直前に短期間で点数を上げる勉強法

time 2023/06/13

プランニング

短期間のプランニング

短期間で成績を上げるには、逆算して、定期テスト前にどれだけの時間を勉強に充てることができるかを考えましょう。これを逆算して勉強のペースを上げていけば、勉強の効率を上げることができるはずです。

具体的には、1日の勉強に使える時間を考え、宿題を何ページやるかなどの目標を立てましょう。なお、定期テスト前の勉強で教科書や宿題を使う場合は、5～6周を目安にするとよいでしょう。これは、多くの人が1周で内容をマスターするのは難しいからです。

範囲を限定する

計画を立てる」と聞くと、テストの全範囲をカバーする必要があると考える人もいるかもしれません。しかし、テストの範囲をカバーするための時間を作ることができない場合もあります。時間が作れない場合は、勉強する範囲を限定してください。特定の範囲を確実に勉強することで、ただテスト範囲に目を通すよりも、成績が向上するからです。完璧にマスターしたい範囲を決めて、それに合わせて計画を立てることをおすすめします。

暗記と練習

計画を立てたら、次は勉強の仕方を工夫することです。科目ごとに勉強方法を変えることで、成績アップが期待できます。今回は、これらの科目を大きく「暗記」と「実践」の2つに分け、それぞれの学習方法について解説します。

暗記方法

短期間の暗記

暗記とは、主に暗唱によって学習する科目のことを指します。教科で言えば、社会と理科が暗記の範疇に入ります。また、「聞く」「話す」「読む」「書く」の英語4技能の中では、語彙と文法が暗記科目となります。暗記系のテストでは、教科書に載っている語彙や解説をそのままテストすることが多い。暗記は得点に直結するため、暗記テストは短期間での成績向上が期待できる。

教科書の音読

暗唱テストは、教科書の内容に基づいて行われます。そのため、教科書を暗記することが一番の取り組み方となります。

短期間で教科書を暗記する方法としておすすめなのが、教科書の音読です。繰り返し音読することで、目や耳が覚えるべき言葉や説明を何度も認識することができます。目や耳を使うことで、読んだ箇所がより記憶に残りやすくなります。暗記テスト対策として、テスト前からテスト当日まで、できるだけ何度も音読を繰り返しましょう。

暗記ができたら、しっかり練習する

宿題や問題集を使って、暗記した問題に答える練習をしましょう。間違えた問題や理解できない問題にチェックを入れ、正解にたどり着くまで繰り返し練習しましょう。学習効果を高めるもう一つの方法は、宿題で間違えた問題に対応する教科書の部分をマークすることです。間違えた問題に対応するものに印をつければ、教科書を声に出して読みながら、間違いに注目することができるからです。

覚えられない用語の覚え方

何度か教科書を読んでいると、どうしても覚えられない単語や用語が出てくることがあります。どうしても覚えられない用語は、覚えられない単語やフレーズを使って覚えるのがおすすめです。

例えば、「アメリカの初代大統領」が「ワシントン」であることが思い出せないとします。それなら、「アメリカの初代大統領は私だった！」という文章を使って覚えてしまいましょう。この文章を使えばいいのです。この文には『アメリカの初代大統領』と『私（＝ワシントン）』が含まれているので、2つの単語をつなげればいいのです。

コツは、あまり考えすぎず、これらの用語を見たときに直感的に思い浮かぶ文章や単語を覚えておくことです。

短い練習問題

実践に基づく科目とは、問題解決に重点を置いた科目のことです。数学と国語がこれに該当します。読解は英語の4技能の一つで、これも実践型試験です。演習型試験は、用語や解説の暗記だけでは取り組めません。知識を使って問題を解くというプロセスがあるからです。そのため、記憶系の試験よりも時間がかかるのです。

問題解決のための作業を繰り返す

模擬テストでは問題解決のプロセスがあるため、教科書の前にワークを行うことが望ましいです。音読と同様に、宿題を繰り返し行うことで、問題の解き方のパターンを覚えることができるからです。宿題を終えたら、わからない問題にはチェックを入れましょう。チェックすることで、苦手な分野がすぐにわかり、優先順位をつけることができます。学習効果を高めるために、教科書の該当章を事前に読んでおくことをおすすめします。

最初のうちは問題演習をしない

1周目では、そもそも問題の半分も解けないことがあります。もし、最初の段階で、問題を読んですぐに「解けない」と気づいたら、すぐに解答と解説を見ましょう。最終的な目標は、問題を見ながら解く過程を思い出せるようになることです。その過程を思い出せるまで、解答・解説を読み込むことです。正答率ではなく、問題を解く過程を再現することに重点を置いています。

まとめ

今回は、短期間で点数を上げることができる勉強法について紹介しました。紹介した勉強法は、あくまでも「短時間でできる」勉強法であり、時間をかけて実行することでより効果を発揮するものです。次の定期試験から、早めに高得点を目指すための対策を始めましょう。

うちの子の成績が全然上がらない…そんなお悩みをお持ちではありませんか？間違った勉強法を続けていては成績は上がりません。正しい勉強法に変えるだけで成績は面白いほど伸びていきます。勉強ができないのは、頭が悪いわけでも、才能がないわけでもありません。間違った勉強法で勉強をしてしまってるだけなのです。実際に正しい勉強法に変えてくれた生徒たちは、定期テストや実力テスト、新教研もぎテストの点数がアップしています。

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