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ピンチに弱い子のメンタルを強くする8つの方法 1

time 2015/10/29

緊張して、テストで思うような結果を残ることができない子には、

「落ち着け」と声をかけるのではなく、「息を吐いてみろ」といってあげましょう。

 

息を吐くだけで、自律神経はコントロールできます。

腹式呼吸は、息を吐くだけでリラックスをすることができます。

大したことではありません。

「緊張したら、息を吐きなさい。」たったこれだけで大丈夫。

腹式呼吸で、おなかを引っ込めながら息を吐いてもらいます。

さらに息を吐くときに、細く長く吐くと効果的。

ストローを咥えて息を吐くイメージで行うといいでしょう。

これを3回ぐらい繰り返すこと。

緊張したときにリラックスする方法を知っている、ということが安心感と大きな自信につながり、ミスも減っていきます。

 

呼吸と自律神経には密接な関係があります。

人間は息を吸うと、自律神経のうちの交感神経が活性化する性質があります。

この交感神経が活性化すると、緊張が高まってしまいます。

一方息を吐いた場合は、自律神経のうちの副交感神経が活性化されます。

この副交感神経が活性化すると、人間はリラックスすることができるようになるのです。

したがって、緊張感が高まった場合は、息を吐くことで副交感神経を優位にするようにすればよいのです。

 

緊張しているときに「落ち着け」と言われても、落ち着けることができるどころか、余計に緊張してしまうのが普通です。

息を吐くと、副交感神経が活性化されて、リラックスできる、という人間の性質をうまく利用しましょう。

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