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【英文法139】命令文の原則 

time 2024/04/15

【英文法139】命令文の原則 

目次

命令文の意味と使い方

  • 命令文の形:動詞の原形で文を始める(主語は省略する)
  • be動詞の場合:原形Beで文を始める  例Be quiet「静かにレなさい」
  • 否定の命令文‘Don’t+原形  例Don’t be shy「遠慮しないで」

※本来は「be動詞の後ろにnotを置く」はずですが、命令文ではDon’tが先にくる特殊な語順になります

命令文は英語で“the imperative mood’’という名前がつけられています。imperative は「避けられない」という意味です。すなわちある状況で避けられない気持ちを表すのが命令文の本当の意味だと言えるのです。「この状況では、こうするのが避けられない」という気持ちが命令になり、「~しなさい」と訳すことが多いのです。

Grow up!
(いい加減)大人になりなさい!
※子どもを叱るときによく使われる

 

優しい命令文

命令文を扱うとき、なぜか教えられないのが命令調ではない・押しつけがましくない命令文の存在です。実際の英語には優しい命令文というのものが多数存在します。
命令文の核心「こうするのが避けられないでしょ!」という気持ちには、あなたにプラスになるから当然それは避けられないというニュアンスもあります。

Vist our website!「ぜひ当ウェブサイトにお越しください!」

Fasten your seatbelt. 「シートベルトをお締めください」

Look at that!「あれ見て!」

Have a nice weekend 「良い週末を!」

 

決まり文句になっている命令文

命令文がそのまま決まり文句になっている表現もあります。

  • Have a nice weekend!「良い週末を!」
  • Keep the change「おつりは結構です」 ※タクシーで(チップの代わりとレて)
  • Go ahead./ Be my guest「どうぞ」 < rQKだよ」という意味
  • Watch out!「気をつけろ!」 ※何か危険が迫ったときなど
  • Forget about./ Don’t worry about./ Never mind.「気にしないで」
  • Let me+原形「~させて」
  • Be sure to+原形「必ず~して」
  • Make sure to+原形「必ず~して・~を確認して」
  • Make sure {that}sv「必ずsvして・svを確認して」

 

命令文に+αでくっつくもの

pleaseをくっつけると少しだけソフトになる

命令調のときの響きがキツいと感じられる場合は、文頭にplease / just / simplyを置くと、少しだけソフトになります。

Please be careful when you use a knife.
ナイフを使うときは慎重にね。

Stay here, please
ここにいなさいね。 

Please do not touch the pictures.
絵にはお手を触れないでください。 

 

命令文をやわらげるjust/simply

  • just 「ちょうど・ただ~だけ」

just+命令文で「これだけをやって、それだけでいいから)」というニュアンスになり、相手の負担を減らすので、命令の感じが弱まります。

Just wait a moment
ちよっと待ってください。 ※動詞waitを使わないJust moment.もあり

  • simply 「単に~だけ」

justと似た働きがあります。To~, simply +原形(命令文)「~ためには、…するだけでOKですよ」の形でよく使われます。

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命令文の後にくっつくand/or

  • 命令文 and ~「…しなさい。 そうすれば~」※andの後にはブラスの内容

Hurry up. and you wilt catch the bus.
急ぎなさい。そうすればバスに間に合うよ

  • 命令文 or~「…しなさい。さもないと~」 ※orの後にはマイナスの内容

Hurry up, or you will miss the bus.
急ぎなさい。さもないとバスに乗り遅れるぞ

 

命令文を強める働きがあるもの(YouとNever)

  • You(命令文にあえて主語をつける)

わざわざYouをつけることで、強調(ほかの人ではなくあなたが!)や苛立ちを表せます。

 You go first.
お前がいけよ

  •  Never(強い否定)

Never をつけると「今後もずっと~する」という強い否定になります。

Never put off till tomorrow what you can do today.
今日できることを明日に延ばすな。※ことわざ

Never mind
 いや、 何でもない

 

There is 構文

There is構文の「本当の考え方」

  • 基本形:There is~ 「~がある・いる」 ※文頭There に「そこに」という意味はない
  • 動詞の変化:There+be動詞の後にく る主語に応じて、複数扱い(are)にしたり、時制を変化(was / were / wilt beなど)させたりする
  • 否定文:be動詞の後にnotを置く
  • 疑問文:Is there~? 返答は、Yes, there is「はい、あります」、No, there isn’t「いいえ、ありません」

 

新情報と旧情報

A book is on the table. 「1冊の本がテーブルの上にある」という英文は、決して間違いではありませんが、「いきなり感」があります。A bookは「(どれでもいい)
に冊の本」で、どの本を指すか特定できない新情報という発想があります。不特定なものは新情報だとみなすことができるのです。一方、theやmyのような特定できる表現は(何を指すかわかるので)旧情報だと考えることができます。

  • 不特定(新情報):a/an/some/any / many / much/数詞など
  • 特定(旧情報):the/所有格/this+名詞(that・these’ those も同様)など

そもそも情報を伝えるときは旧情報(すでに知っていること)→新情報(まだ知らないこと)という流れが自然なので、いきなり新情報(A bookなど)がくるのは、できれば避けた方がいいのです。旧情報(My book)が文頭にくることは問題ありません。

✕) A book is on the table.
〇) My book is on the table.

 

There is構文の成り立ち

新情報のA bookが先頭にある場合、これを後ろに移動します。それによった場所をThere で埋めるようになったものがThere isです。

  1. A book is on the table. ※文頭に新情報がくるのは避けたい
  2. [A book] is a book on thetale. ※先頭がぼっかり空いたので・・・
  3. There is a book on the table. ※空いたところをThereで埋める

あくまで空白を埋めるだけなので、There に訳語は存在しません。だからThere isを「そこに」と訳さないのです。もし「そこに本がある」ならThere is a book there.となります。 There isの役目は「これから新情断を言います」という合図です。There isの後には新情報(a / someなど)がくるのです。裏返えすとThere isの後ろに旧情報(the / myなど)は許されません。

「私のお気に入りのテーマパークが舞浜駅の近くにあります」
✕) There is my favorite theme park near Maihama Station
〇) My favorite theme park is near Maihama Station

厳密に言えば、There is構文は第1文型(の倒置)です。ただ、There is構文という特殊な形(文型の枠組みに入れない)と考えたほうがラクでしょう。

 

There +一般動詞の形

There lived an old man and an old woman in a village.
ある村におじいさんとおばあさんが住んでいました

上の文はもともとAn old man and an woman lived in~でした。このようにbe動詞以外(今回はlWe)が使われることあります。文頭の新情報を避けるという原則に従っています。be動詞以外に用いられる一般動詞には live以外にもstand 「ある」/ exist「存在する」/ remain「残っている」などがあります。

 

日本語文法でも区別される新情報・旧情報

日本語では「が」は新情報に、「は」は旧情報につくのです。例えば「新しい本が発売された」と「新しい本は発売された」であれば、「新しい英文法の本」に最初に触れるときは新情報なので、「新しい英文法の本が」となります。その後は、ー度出た情報(旧情報)なので「その本は」となります。

 

会話で多用されるThere is構文

  • There is something wrong with ~「何か~の調子がおかしい」

元々はSomething is wrong with~です。このままでもいいのですが、決まり文句になっているので、文頭に不特定のSome (Something) がくるのを避けてThereを使う形が多用されます。

There’s something wrong with my Internet connection
なんだかネットの調子がおかしいのですが。

 

  • There is something 形容詞 about 人.「人には~なところがある」

There is something mysterious about him.
彼女にはどこかミステリアスな雰囲気が誤っている。

about は本来「周りに」という意味で、これを知ると人の周りに漂う雰囲気・オ
というニュアンスを感じ取ることができます。 * about はp.679

 

  • That’s all there is to it.「ただそれだけの話だよ」

本来の形は、That’s all [that] there is all to it.です。関係代名詞thatの省略でallが先行詞となります。直訳「それに対して(to it)存在する(there is)のは、それがすべて(all)」です。

 

There is 名詞 + 分詞(ing/p.p.)

進行形のThere is構文

There is a boy running in the park.
ある少年が公園を走っている

running in the parkが直前のboyを修飾すると思って「公園を走っている少年がいる」としがちですが、その訳はあまりよくありません。新情報が前にくる のを避けただけの英文なので 実質的な意味はA boy is running~のままです。その主語+動詞を意識して「ある少年が公園を走っている」というのが正しい和訳になります。
※こう訳すことで、「少年がいる」ではなく、「走っている」に意味の重点がくるとわかります。簡単な英文では
ス差ないのですが、難しい英文ほどこの違いが目立つので、ニこで正しい考え方を身につけておきましょう

 

受動態のThere is構文

There was a bicycle stolen here.
ここで自転車が盗まれた

ingに限らず、過去分詞(p.p.)の場合も同様です。上の文は「盗まにた自転車がここにあった」ではありません。本来A bicycle was stolen here.なので「ここで自転車が盗まれた」になるわけです。「盗まれた自転車がここに放置されていた(ここに盗難車があった)」と言いたいときは、There was a stolen bicycle here.となります。

 


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