出題者によってキーワードが決められています。
これは,採点の手間を省くためのものです。
記述問題は「答えの中にコレが入っていれば~点」
という加点方によって採点をしていきますので,
どんなにうまい文章を書いても,
キーワードが入っていなければ得点はできません。
つまり,記述問題では,
答えの中にキーワードを入れることが
最も重要ということになるのです。
出題者によっては,
答えがキーワードで占められていることもあり。
記述問題の殆どは「抜き出し」との要素が大変強いといえます。
記述問題は難しい,
と思われがちですが,そんなことはありません。
適切な部分を本文中から探し出して,
抜き出してしまえばよいだけなのです。
その適切な部分の探し方とは?
1.本文中への書き込みで印をつけた部分
(こちらの記事参照「国語の長文問題の解き方その3本文への書き込み」)
2.筆者の主張部分
(本文中への書き込みで探し出した,最後の段落にある「である」「ちないがい」「~のだ」)という文末表現の文)
3.文章中で何度も出てきたキーワード部分
これらの部分に記述問題の正答となるキーワードが書かれており,
記述問題の解答作業はその「抜き出し」がほとんどであるといえます。
長文問題の練習の際には,
記述問題=抜き出し
ということを意識して取り組んでみてください。
答えを考えようというのではなく,
答えを探そうという姿勢で臨んでみましょう。