中学英語の勉強法には、
大きく分けて
定期テストに向けたの勉強方法と
高校受験へ向けての勉強方法があります。
どちらが大変かといえば、
もちろん高校受験へ向けての勉強
ということになりますが、
今回は、定期テストへ向けての中学英語の勉強方法
というテーマでお話いたします。

定期テストに向けた勉強のポイントとなるのは
1.単語
2.文法
3.教科書本文
です。
公立中学校の場合、
定期テストは、範囲が限られている上に、
平均的な生徒でも
ある程度の点数を取ることができるような問題が出題されますので、
出題範囲の教科書と問題集をしっかりと勉強していれば、
かなりの高得点が期待できます。
ですから、
今、英語の定期テストで8割以上の得点ができない人は
定期テストへ向けた英語の勉強方法が、
根本的に間違えている可能性があります。
今回の記事では、
定期テストに向けた英語の勉強方法を
4つのステップに分けて説明いたしますので、
次回の定期テストへ向けた勉強の際に、
参考になさってください。
ステップ1 単語を暗記しよう!
何はなくとも、
単語の意味がわからなければ、
英語の勉強は始まりません。
テストの序盤には、
単語の意味や発音、アクセントを問う
サービス問題も出題されると思います。
単語を覚えているだけでも5~10点は取ることができます。
逆に言えば、単語を覚えていなければ、
その10点すら覚束ないということです。
テスト勉強を始めたら、
まずは単語の意味、スペル、発音をしっかり覚えましょう。
その際、新出単語だけではなく
これまで学習してきた単語についても
覚えているかどうかを確認しておくとよいでしょう。
ステップ2 出題範囲の文法事項を覚えよう!
新出文法に関しては、
英文を正しい日本語に訳すことができ、
日本語を英文に訳すことができるようにしておくがあります。
また、勉強した文法の名称も覚えておくとよいですね。
be動詞
3単現
現在進行形
過去形
現在完了形…など
文法の名称は、
学校や塾の先生が長文の解説をするときなどに
頻繁に用いられます。
これらの名称を覚えているだけで
先生や問題集の解説の意味が理解しやすくなります。
ステップ3 教科書本文を覚える!
教科書本文を覚える際には、
①英文→日本語
②日本語→英文
という書き換えができることが理想です。
最低でも①はできるようにしておきましょう。
②までできるようにしておけば
間違いなく9割は得点できます。
普段から教科書を繰り返し音読していれば、
特別に難しいことではありません。
①のレベルであれば、
テスト2週間前から取り組んでも十分間に合うはずです。
ステップ4
学校のワークブック&
教科書準拠問題集を解こう!
ステップ1~3までの勉強を一通りこなしたら、
問題集をといて、
勉強したことをしっかりと覚えているかどうか確認しておきましょう。
定期テストは
学校のワークブックを中心に出題されるとは思いますが、
それだけでは問題量が足りませんので、
市販の教科書準拠問題集をといておきましょう。
この際、必ず自分の学校で使っている教科書会社のものを
選ぶようにしてくださいね。
問題集を解いてみて
間違えた問題や、
覚えたはずなのに忘れてしまっていたところは、
しっかりを覚えなおしておくようにしておきましょう。
ステップ1~4まで
段階ごとに定期テストに向けての
英語の勉強方法を解説してきましたが、
いかがだったでしょうか?
ここまでしっかりやるのがテスト勉強というものです。
「そんなの無理!」
「時間がないからできない!」
という人は、残念ですが、英語で点数を取ることはあきらめてください。
この程度のことすらがんばることができず、
言い訳ばかりしている人は、
おそらく何をやってもよい結果を得ることはできないでしょう。
まずは、言い訳をやめ、努力をようとするところから始めてみましょう。
結果は必ずついてきます。
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おすすめ教材
ここからは、中学生にお勧めの教材を紹介します。高校生にお勧めの教材は
こちらをご覧ください。
英語
キクタンは文字通り耳で覚える単語集(CD2枚収録)。教科書に出てくる単語だけでは不十分。定期テストは乗り切ることができても、実力テストでは教科書に出ていないものもバンバン出てきます。中学生必携の単語集です。
文法事項が詳しく説明されています。この参考書の良いところは動画で授業をしてくれるところ。英語嫌いの生徒でもすんなり頭に入るでしょう。
「ホントにわかる」シリーズよりも内容は易しめ。監修は山田暢彦先生。このテキストを使って
YouTubeでとってもわかりやすい授業を公開しています。
こちらのテキストは教科書準拠。丁寧な解説に教科書の内容に沿った問題で学習を進めることが可能です。付属のCDでリスニング対策もばっちり!
中学3年間の基礎がコンパクトにまとまっています。高校入試の準備として使うと効果的です。
数学
とても見やすく、動画付きで理解もしやすい教材。基礎から徹底的に学習するのにぴったりです。
数学と言えば数研出版。中学生用のシリーズもご多聞に漏れず秀逸です。数学が好きな生徒にはピッタリ。自学でもメキメキ実力アップ。
中学数学の総まとめ教材。カラーページが多く、数学嫌いの生徒や数学が苦手な生徒でも取り組みやすくなっています。
国語
現代文のカリスマ講師、出口汪による教材です。中学生向けに書かれていますので、わかりやすい表現になっています。文章の読み方、問題の解き方などを徹底的に解説。現代文が苦手な高校生にもおすすめです。
国語は一度得意科目にしてしまえば、勉強をしなくてもコンスタントに高得点がとれる教科です。理論編で問題の解き方を学んだあとは、こちらの問題集で力を定着させましょう。
理科
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。理科の暗記学習はこれでばっちり!
付属のネット動画がとてもわかりやすく、まるで家庭教師の授業!基礎から標準レベルの力をつけるためには最適なテキストです。
タイトル通り、図や表がふんだんに盛り込まれたビジュアル参考書。勉強の仕方も説明されているので、テキスト通りに勉強を進めていけば、中学理科の各分野の理解が深まります。
基礎から標準レベルの知識を効率的に身に着けることができます。一人でも学習を進めやすく、編者のこだわりが随所に感じされます。
社会
マイスタディガイドは手書き風イラストで分かりやすい参考書。社会の暗記学習はこれでばっちり!
ハイレベルな参考書。社会が大好きな生徒はこの一冊でどんどん自学を進めるとぐんぐん実力がアップします。
地理はやみくもに暗記してモス部に忘れてしまいます。地図と関連付けながら覚えていくのがポイントです。こちら教材の動画を見なが具体的なイメージを描いて勉強を進めていくことができます。
歴史の勉強は、頭の中に年表を作ることが重要。この教材は動画と連動した学習で、現代までの時代の流れを無理なく覚えていくことができます。
数学に定評のある数研出版社のテキスト。社会の教材ではことらがおススメです。演習書が付属しており、定期試験対策だけでなく、自高校入試の対策にも最適です。
こちらの教材は問題集ではありませんが、苦手教科の対策の第一歩としておすすめの教材です。名前の通りマンガで解説されていますので、スイスイ読み進めることができます苦手な人が多い歴史、公民、古文などをはじめとして、ほぼ全教科がそろっています。毎日気軽に触れることで苦手意識がなくなっていきます。
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公民が苦手な生徒にはこちらがおススメ。基本からしっかり教えてくれるます。
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こちらの問題集は受験生の50%以下の生徒しか解くことができなかった難しい問題を集めた問題集です。偏差値は相対評価なので、みんなが解けない問題を解くことができるようになれば偏差値60が突破できるようになってきます。こちらの問題集もすべての問題に正答率がついています。正答率30%以下の問題が解けるようなれば、実力は相当なものです。何度も何度も繰り返し解いて応用力を伸ばしましょう。