【中学高校英語】英語長文読解&リスニングトレーニング教材12　Gran Canaria mystery

time 2023/05/16

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長文読解&リスニング教材

※音読トレーニングの仕方については記事後半で解説しています。

本文の出典へのリンク（native音声もコチラ）

News in Levels

音声（YouTube動画）

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【中学レベル】スクリプト

Gran Canaria mystery

Archaeologists find bones in a cave on Gran Canaria island. The bones are from six young men. They lie face-down. Their hands are tied and stones are on top of them.

The burial is different from the normal way. Maybe, this means that it is a symbolic death. Archaeologists do not know when the burials happen. They do not find anything with the bones. They will have to use a special method to figure it out.

The men may die a long time ago. Even before Spain takes control of the island or after.

和訳

グラン・カナリア島の謎

考古学者がグラン・カナリア島の洞窟で骨を発見する。骨は6人の若者のものである。彼らはうつ伏せに寝ている。両手を縛られ、その上に石が置かれている。

通常の埋葬方法とは異なっている。たぶん、これは象徴的な死であることを意味しているのだろう。考古学者たちは、この埋葬がいつ行われたのか知らない。骨から何か見つかるわけでもない。それを解明するためには、特別な方法を用いなければならないだろう。

男たちはずっと前に死んだのかもしれない。スペインがこの島を支配する前でも、後でも。

【高校レベル】スクリプト

Gran Canaria mystery

Archaeologists have discovered the skeletons of six young men, with hands tied and covered in stones, in a cliff-side cave on the Spanish island of Gran Canaria.

The discovery raises questions about the violent practices that led to their deaths, which could predate the Spanish conquest of the archipelago off northwest Africa in the 15th century. The burials don’t fit with the traditional practice of burial on the island, suggesting very strong symbolic violence, said Veronica Alberto, head of the excavation. The absence of objects at the Caleta de Arriba site means that scientists will have to rely on radiocarbon dating tests on the bones to determine the period of the burials.

The characteristics of the archaeological site suggest that the bodies could be from after the Spanish conquest of the island, in the 16th, 17th, or 18th centuries, as well as potentially pre-conquest aboriginal burials.

和訳

グラン・カナリア島の謎

スペインのグラン・カナリア島の崖っぷちにある洞窟で、手を縛られ石で覆われた6人の若者の骸骨が考古学者の手で発見された。

この発見は、15世紀にスペインがアフリカ北西部沖の群島を征服する以前から、彼らの死に至らしめた暴力的な習慣について疑問を投げかけている。発掘調査の責任者であるベロニカ・アルベルト氏は、「埋葬は、この島の伝統的な埋葬習慣とは一致せず、非常に強い象徴的な暴力を示唆しています」と述べた。カレタ・デ・アリバ遺跡には物がないため、科学者たちは埋葬された時代を特定するために、骨の放射性炭素年代測定検査に頼らざるを得ない。

この遺跡の特徴から、遺体は16、17、18世紀にスペインが島を征服した後のものである可能性があり、また征服前の原住民の埋葬の可能性もあります。

音読のポイント

1日1回以上音読するようにしましょう。
スラスラ読めるようになるまで音読しましょう。
英文の意味を頭の中で逐語訳しながら音読しましょう。
全ての単語の意味が分かるようになるまで音読しましょう
「2.~4.」を達成したら次の長文音読に取り掛かりましょう。

リスニングトレーニングの方法

1.聞き読み

「聞き読み」とは、英語の音声を聞きながら、スクリプトを黙読する練習です。この学習方法を実践すれば、英語を語順通りに読み下す習慣が身につきます。英文を日本語に訳しながら聞いているため、音声のスピードでは内容を理解できない場合に有効です。

音声を聴きながらスクリプトを読み、その意味を把握しましょう。「聞き読み」のポイントは、英語の語順に慣れることです。英語の音声にリードしてもらいながら英語を読んでいきましょう。

2.オーバーラッピング

「オーバーラッピング」とは、英語の音声を聞きながら、自分でスクリプトを音読することです。自分で発音してみることで、頭の中で想像している音と実際に耳で聞いた音の違いに気づくことができます。英語の音声についていけない場合は一文ずつ音声を再生し、一時停止して、英語の文章のリズムや音の強弱をよく聞いて、聞こえてくる音を真似して発音してみます。

3.シャドーイング

「シャドーイング」は、英語の音が流れるとそれを真似して発音し、できるだけ早く復唱するというものです。これは、前項の繰り返し（一文ずつ暗唱する）よりも、間髪入れずに聞き取り、話さなければならないので、より厳しいものとなっています。詰め込みすぎや繰り返しと同様、聞き慣れない音が多い方におすすめです。スクリプトを見ないで「シャドーイング」をするのが理想ですが、負担が大きいと感じたら、スクリプトを補助的に見ることもできます。最終的には、スクリプトを見なくても、その文章を真似して暗唱できるようになることを目標にしましょう。

「シャドーイング」のポイントは、抑揚、音の強弱をよく聞いて真似することです。そうすると、重要な単語が力強く、リズミカルに発音されていることが納得でき、聴いたときにその重要なポイントを聞き取ることができます。最初は時間が足りず、ついて行くのに精一杯かもしれませんが、同じパッセージを何度も辿って、正確に言えるようになるまで頑張ってください。

「シャドーイング」の仕上げの段階では、スマートフォンやテープレコーダーで録音するとよいでしょう。録音して客観的に聞くと、自分の発音とお手本となるネイティブスピーカーの発音の違いを明確に認識することができるようになります。面倒くさい、恥ずかしいと思うかもしれませんが、リスニングと同時にスピーキングも鍛えられるので一石二鳥です。

4.ディクテーション

「ディクテーション」とは、音声を聞いて、一つ一つの単語を正確に書き取る学習方法です。この方法は、ある音が聞き取れないが、なぜ聞き取れないのかがわからないという方におすすめです。

「ディクテーション」はリスニング力を高める方法の一つですが、リスニング力だけでなく、ライティング力を強化することもできます。単語は聞こえても、スペルがわからないところがあるかもしれません。正しいスペルをチェックして、文章力をアップさせましょう。

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