2022/08/25
目次
各前置詞の意味がポイントになる慣用表現
- feel like -ing「~したい」
- It goes without saying that~「言うまでもなく~」 ※硬い表現
- cannot[never] ~ without -ing 「~すれば必ず する」※直訳「 しないでは~できない」
- in -ing「~するときに」
- on -ing「~するとすぐに」
- of one’s own -ing「自分で~した」
- How[What] about -ing?「~するのはどうですか?」
I don’t feel like doing anytning toady.
今日は何もやる気になんない。
-ingの「3大イメ一ジ」がポイントになる慣用表現
- be used[accustomed] to -ing 「~することに慣れている」
- get used [accustomed] to -ing「~することに慣れる」
- take to -ing「~にふける・~が習慣になる」
- look forward to -ing「~するのを楽しみにする」
- object to -ing / be opposed to -ing「~することに反対する」
- confess to -ing「~したことを白状する」
前置詞toと不定詞toは見た目で判別できませんが、動名詞の3つのイメージ「反復・中断・逃避」に関連づけれることで動名詞をとる前置詞だと判別できるものもあります。また、動名詞のイメージからは解決できない「to -ing」は、単純に前置詞toの本来の意味(方向・到達/対比)から理解できます。
前置詞toのイメージがポイントになる慣用表現
方向・到達のto (~へ向かって)
- when it comes to -ing 「~することになると」
- come close to -ing / come near to -ing「もう少しで~するところ」
- devote[dedicat/commit] oneself to -ing「~するのに専念する」※受動態be devoted[dedicated/committed] to -ingになることも
- with a view to -ing「~するために」 ※「~へ向かう視野・目的をもって」
- confine oneself to -ing「~することに限定する」
- contribute to -ing 「~することに貢献する」
- in addition to -ing「することに加えて」
When it comes to learning something quickly, he is the best of all.
何かを早く学ぶことになると、彼がみんなの中で一番です。
対比のto(~に対して)
- What do you say to -ing? 「~するのはどうですか?」 ※直訳「~することに対して何と言う?」/ How[What] about -ing?のほうがよく使われる
- be preferable to -ing 「~することより好ましい」
What do you say to taking a cup of coffee?
コーヒーを一杯いかがでしょうか。
文法的観点がポイントになる慣用表現
cannot help -ing「つい(思わず)~してしまう」
helpは「(薬が)助ける」→「(病気を)防ぐ」→「(病気を)避ける」となりました。avoid同様にingをとります。「~せざるをえない」と訳されがちですが、実際には「(反射的に)思わず~してしまう.~するのを抑えられない」と理解したほうが役立ちます。
I couldn’t help noticing.
気付かざるを得ません。
notではなくnoになる表現
- it is no good -in go「~しても無駄だ」
- it is (of) no use -ing「~しても無駄だ」
- There is no use (in) -ing「~しても無駄だ」
- There is no point (in) -ing「~しても無駄だ」
- There is no sense (in) -ing「~しても無駄だ」
- There is no -ing「~できない」
上の慣用表現では「no+名詞」が使われてるという共通点がありますが、一番下の慣用句は「no+動名詞」となっています。そもそも動名詞の否定形はnot -ingのはずですが、この熟語はThere is no way of -ing 「~する方法がない(だから~できない)」から生まれたためと考えれば、no -ingという本来なら変な形になっています。。
It is no use crying over spilt milk.
覆水盆に返らず。
There is no accounting for taste.
たで夢食う虫も好き好き。accout for「説明する」
文法書によってはworth は形容詞と記述されます。歴史的にはそうなのですが、現代英語では「前置詞」と考えたほうが、「直後に動名詞がくる」ことに納得がいきます。
I think this movie is well worth watching over and over.
この映画は何度もみる価値が十分にあると思う。
分詞構文との混同から前置詞が省略された慣用表現
- be busy {in} -ing「~するのに忙しい」
- spend 時間・金{in/on} -ing「~することに時間・金を費やす」
- waste 時間・金{in} -ing「~して時間・金を無駄にする」
- kill time {by} -ing「~して時間をつぶす」
- have difficulty {in} -ing「~するのに苦労する」
- have trouble {in} -ing「~するのに苦労する」
- have a hard time] {in} -ing「~するのに苦労する」
- lose no time {in} -ing「すぐに~する」
- be careful {in} -ing「注意して~する」
- take turns {in/at} -ing「交代で~する」
以下の慣用表現は、分詞構文との混同で前置詞が省略されたのではないかと考えられています。分詞構文が後ろにきたパターン「sv,-ing」では「そして~しながら」という意味になります。この「~しながら」という意味と、ここでの慣用表現が似ているので、分詞構文と混同して-ingだけで使われるようになったのだと思われます。前置詞の省略は任意ですが、実際には「省略された形」で使われることがほとんどで、もはや前置詞を使うと不自然だと思われるものも稀にあるので(be busy in -ingなど)、実際に使うときには前置詞を省略するのが無難です
Why do you spend time worrying about the past?
どうして過去のことを心配することに時間を費やすの?
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