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【英文法136】分詞2 分詞の形容詞的用法

time 2024/04/08

【英文法136】分詞2 分詞の形容詞的用法

目次

もはや「動詞」ではない

分詞とは動詞から分かれた詞という意味で、動詞が形容詞・副詞の働きをするものです。用語上では「分かれた」と言うだけですが、もはや動詞ではないことを意識してください。

  • Cになる例

The boy is dancing.
その少年はダンスをしている

  • 名詞を修飾する例 /

Look at the dancing boy.
その踊っている少年を見て

 

分詞は2種類

分詞には、現在分詞と過去分詞の2種類があります。現在分詞(-ing)・過去分詞(p.p.)と呼ばれるものの、時制(現在や過去)とはほぼ関係ありません。実際には、-ingとp.p.はそれぞれ2つの意味を持ちます。それぞれが「対」になるのがポイントです。

分詞の意味

-ing(現在分詞)

  • 進行「完了 進行中「~している(途中)」
  • 能動「受動 能動「~する」

p.p.(過去分詞)

  •  完了「~してしまった」
  •  受動「~される」

-ingの「進行中」は進行形で使われていますが、まずここで意識してほしいのは能動・受動の意味です。-ingが能動、p.p.が受動」というのが、後々ポイントになります。

形容詞化した過去分詞

分詞はそもそも形容詞の働きをするのですが、あまりによく使われるためにもはや普通の形容詞とみなされる単語もあります。たとえばcomplicated 「複雑な」は、本
来complicate 「複雑にする」の過去分詞「複雑にさせられた」ですが、過去分詞でよく使われるので、瞬時に意味が浮かぶようにしておきたい単語です。形容詞化した過去分詞はすべて根底には「~された」という意味があります。

日常会話で使われるもの

  • used「中古の」
  •  customized 「カスタマイズされた・特別仕様の」
  • closed 「閉じた」
  •  frozen 「凍った」
  •  crowded 「混んだ」
  •  spoken 「口語の」
  •  lost「行方不明の」
  •  experienced 「経験のある」
  • inexperienced 「経験不足な」
  •  qualified「資格がある・適任の」
  • updated 「最新の」
  •  enclosed 「同封の」
  • estimated 「見積もり上の」
  • scheduled 「予定された」

入試の長文で重要なもの

  • complicated 「複雑な」
  •  civilized「文明化した」
  •  sophisticated 「洗練された」
  • cultivated 「教養のある」
  • organized「組織的な」
  • noted 「有名な」※note「メモを取る・注目する」から「注目されるくらい有名な」
  • marked 「著しい」※「マーク(mョ止)をつけられるくらい目立つ」

自動詞の過去分詞は「完了」の意味

たまに自動詞のp.p.を目にします。(例:自動詞grow「成長する」の過去分詞grown)自動詞は受動態になれないので、受動の意味はありえません。受動になれるのは他動詞で、この場合は完了(grown 「成長した」)の意味になります。

We were proud of ourtheir grown children.
私たちは、すでに大人になった自分たちの子どもたちを誇りに思っていた

完了を意味する自動詞の過去分詞の例

  • gone「行った」
  •  fallen 「落ちた」
  •  grown 「成長した」
  • retired「引退した」
  •  advanced 「進歩した・上級の」
  • learned 「学識のある」
  • grown-up「成人した・大人らしい」

Those vegetables grown without fertilizers and pesticides are delicioua
肥料や農薬(殺虫剤)を使わずに育てた、その野菜したトマトはすごく美味しい。

 

後ろからの修飾は当然

分詞が1語なら前から・2語以上なら後ろから修飾すると考えてください。

  • 分詞単独で修飾(その分詞1つだけで修飾〕→名詞を「前から」修飾
  • ほかの語句を伴って修飾(分詞を含め2語以上で修飾)→名詞を「後ろから」修飾

以上が原則ですが、単独でも後ろから修飾するケースもたまにあります

Look at the laughing child.
笑っている子どもを見てごらん

Look at the child laughing at the clown.
ピエ口を(見て)笑っている子どもたちを見てごらん。

1語なら前から・2語以上なら後ろからという説明は、分詞の単元で出てくるこが多いのですが、実は分詞に限らず様々な場面で使われているものです。

1語でも後ろから修飾できる

形容詞の位置は

  • 前に置く→永久的・一般的になることがある
  • 後ろに置く→一時的・具体的になる

ということでした。分詞は名詞を修飾する(形容詞の働き)ので、これと同じ法則が当てはまります。the laughing childは前にあるので「よく笑う子どもたち」、文脈
によっては「笑っている子どもたち」です。the child laughing は後ろにあるので一時的なので「笑っている子どもたち」となります。普通は「1語の場合は前から・2語以上は後ろから修飾」と習いますが、このよに1語でも後ろから修飾することがあります。

 

現在分詞と過去分詞の判別

-ingとp.p.の区別は名詞と分詞の関係から考えてください。名詞と分詞の間には、必ずSVの関係が成立します。そのSとVの能動または受動を考えて判断します。

能動関係「名詞が~する」→-ing

the baby smiling at his mother
母親に微笑みかけている赤ちゃん

S=the babyがsmileする(能動関係)

受動関係「名詞が~される」→p.p.

the language spoken in Japan
日本で話されている言語

S= the languageがspeakされる (受動関係)

 

過去分詞の進行状態

現在分詞の場合は「~している」という意味ですが、過去分詞で受動+進行(~さている)を表すときは、being p.p.を使います。

The cake being baked in the oven right now is for Tom’s birthday.
今オーブンで焼かれているケーキは、トムの誕生日のものだ

 

動名詞+名詞との区別

「-ing+名詞」という形には「分詞+名詞」のほかに「動名詞+名詞」のパターンもあります。たとえば、smoking room「喫煙室」/ non-smoking seat「禁煙席」/
waiting room「待合室」/ sleeping car「寝台車」などです。「動名詞+名詞」の場合は「名詞+for -ing」の形に変換可能なのですが、a waiting room = a room for waitingというように変換をいちいちするの面倒です。実際は分詞はSVの関係が成立すると意識していれば簡単に区別できます。つまりSVの関係が成り立たないならば動名詞と考えればOKです。waiting roomはroomがwaitするわけがありません。ちなみにwaiting roomではwaiting のほうを強く読みます。名詞は原則「前にアクセント」という法則があり、waiting roomが1つの名詞になるので、前(waitig)を強く読むのです。

 


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