2022/08/25
読解・リスニング練習用の本文は「News in Levels」からの引用です
The text for reading and listening practice is taken from News in Levels
目次
高校受験用・中学レベル
※音読トレーニングの方法は記事後半で解説しています。
スクリプト
People from a rainforest – level 1
Here is news from the Amazon rainforest. Some people come out of the forest. These are isolated people. They live only in their group. They do not talk with other people.
Someone films the moment. These people wear loincloths. They have bows and arrows. Some other people talk to them. They give them bananas. The people from the rainforest take the bananas, but they are afraid.
和訳
熱帯雨林の人々 – レベル1
アマゾンの熱帯雨林からのニュースです。森の中から出てきた人たちがいます。この人たちは孤立した人たちです。彼らは自分たちのグループだけで生活しています。他の人たちと話をすることはありません。
その様子を撮影している人がいます。この人たちは、ふんどしをはいている。彼らは弓と矢を持っている。他の人たちが話しかけてくる。バナナをあげる。熱帯雨林の人々はそのバナナを受け取るが、恐れている。
native音声（出典元へのリンク）
大学受験用・高校レベル
スクリプト
People from a rainforest – level 3
Brazil’s indigenous authority filmed the moment an isolated native people emerged from the Amazon rainforest and made contact with the outside world. The natives wore loincloths and carried bows and arrows.
This happened along the banks of the Envira River, which is near the Peruvian border. The footage showed men from the Panoan linguistic group as they interacted with local villagers of northern Brazil. One of the villagers gave bananas to two of the natives, wary of approaching him, as they quickly grabbed the fruit and retreated out of arm’s reach.
Brazilian experts said that the indigenous people were likely crossing the border from Peru, as they were facing pressure from illegal logging and drug trafficking at their home.
和訳
熱帯雨林からやってきた人々 – レベル3
ブラジルの先住民の権威は、孤立した原住民がアマゾンの熱帯雨林から現れ、外界と接触する瞬間を撮影した。先住民はふんどし姿で、弓矢を持っていた。
ペルーとの国境に近いエンビラ川のほとりで起こったことだ。映像には、ブラジル北部の村人たちと交流するパノアン語族の男たちが映し出されていた。村人の一人がバナナを二人の原住民に渡し、警戒して近づこうとすると、彼らはすぐにその果実をつかんで手の届かないところに退散した。
ブラジルの専門家によると、先住民は、自分たちの住む地域で違法伐採や麻薬密売などの圧力にさらされていたため、ペルーから国境を越えてきた可能性が高いという。
native音声（出典元へのリンク）
音読のポイント
- 1日1回以上音読するようにしましょう。
- スラスラ読めるようになるまで音読しましょう。
- 英文の意味を頭の中で逐語訳しながら音読しましょう。
- 全ての単語の意味が分かるようになるまで音読しましょう
- 「2.~4.」を達成したら次の長文音読に取り掛かりましょう。
リスニングトレーニングの方法
1.聞き読み
「聞き読み」とは、英語の音声を聞きながら、スクリプトを黙読する練習です。この学習方法を実践すれば、英語を語順通りに読み下す習慣が身につきます。英文を日本語に訳しながら聞いているため、音声のスピードでは内容を理解できない場合に有効です。
音声を聴きながらスクリプトを読み、その意味を把握しましょう。「聞き読み」のポイントは、英語の語順に慣れることです。英語の音声にリードしてもらいながら英語を読んでいきましょう。
2.オーバーラッピング
「オーバーラッピング」とは、英語の音声を聞きながら、自分でスクリプトを音読することです。自分で発音してみることで、頭の中で想像している音と実際に耳で聞いた音の違いに気づくことができます。英語の音声についていけない場合は一文ずつ音声を再生し、一時停止して、英語の文章のリズムや音の強弱をよく聞いて、聞こえてくる音を真似して発音してみます。
3.シャドーイング
「シャドーイング」は、英語の音が流れるとそれを真似して発音し、できるだけ早く復唱するというものです。これは、前項の繰り返し（一文ずつ暗唱する）よりも、間髪入れずに聞き取り、話さなければならないので、より厳しいものとなっています。詰め込みすぎや繰り返しと同様、聞き慣れない音が多い方におすすめです。スクリプトを見ないで「シャドーイング」をするのが理想ですが、負担が大きいと感じたら、スクリプトを補助的に見ることもできます。最終的には、スクリプトを見なくても、その文章を真似して暗唱できるようになることを目標にしましょう。
「シャドーイング」のポイントは、抑揚、音の強弱をよく聞いて真似することです。そうすると、重要な単語が力強く、リズミカルに発音されていることが納得でき、聴いたときにその重要なポイントを聞き取ることができます。最初は時間が足りず、ついて行くのに精一杯かもしれませんが、同じパッセージを何度も辿って、正確に言えるようになるまで頑張ってください。
「シャドーイング」の仕上げの段階では、スマートフォンやテープレコーダーで録音するとよいでしょう。録音して客観的に聞くと、自分の発音とお手本となるネイティブスピーカーの発音の違いを明確に認識することができるようになります。面倒くさい、恥ずかしいと思うかもしれませんが、リスニングと同時にスピーキングも鍛えられるので一石二鳥です。
4.ディクテーション
「ディクテーション」とは、音声を聞いて、一つ一つの単語を正確に書き取る学習方法です。この方法は、ある音が聞き取れないが、なぜ聞き取れないのかがわからないという方におすすめです。
「ディクテーション」はリスニング力を高める方法の一つですが、リスニング力だけでなく、ライティング力を強化することもできます。単語は聞こえても、スペルがわからないところがあるかもしれません。正しいスペルをチェックして、文章力をアップさせましょう。
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