2022/08/25
読解・リスニング練習用の本文は「News in Levels」からの引用です
The text for reading and listening practice is taken from News in Levels
目次
高校受験用・中学レベル
※音読トレーニングの方法は記事後半で解説しています。
スクリプト
An underwater robot – level 1
Scientists at Tethys Robotics, a Swiss company from ETH Zurich, make a special robot.
This robot works underwater. It goes to places which are too dangerous for people to go. The robot works on its own. It can handle hard places like rivers with dirty water. It helps when normal ways of finding and saving things do not work.
The robot has a battery which lasts for four hours. It weighs 30 kg when it is in water. It can go at a speed of 2 meters per second. It can also communicate over a fiber optics cable. The cable is up to 10k meters long.
和訳
水中ロボット – レベル1
チューリッヒ工科大学のスイス企業であるTethys Robotics社の科学者たちは、特別なロボットを作っています。
このロボットは、水中で働く。人が行くには危険すぎる場所に行くのです。このロボットは自力で動きます。汚れた水の流れる川のような難しい場所でも大丈夫です。普通の探し方、救い方がうまくいかないときに助けてくれる。
ロボットは4時間使えるバッテリーを搭載しています。水中にいるときの重さは30kgです。1秒間に2メートルのスピードで進むことができます。また、光ファイバーケーブルで通信することができます。ケーブルの長さは最大10kメートルです。
native音声（出典元へのリンク）
大学受験用・高校レベル
スクリプト
An underwater robot – level 3
Scientists at Tethys Robotics, a spin-off of ETH Zurich, have created an underwater robotic drone capable of performing tasks that are too risky for human divers.
The autonomous vehicle is designed for challenging environments like murky channels and rivers, serving as an alternative when traditional search and rescue methods are ineffective. The Tethys robot is equipped with a replaceable lithium battery, providing up to four hours of operation on a single charge.
The robot weighs 30 kg in water, can reach speeds of 2 meters per second, and has a fiber optics cable range of up to 10 km.
和訳
水中ロボット – レベル3
チューリッヒ工科大学のスピンオフ企業であるTethys Roboticsの科学者たちは、人間のダイバーにはリスクが高すぎる作業をこなすことができる水中ロボット・ドローンを開発しました。
この自律走行車は、濁った水路や川のような厳しい環境向けに設計されており、従来の捜索・救助方法が有効でない場合の代替手段としての役割を果たします。Tethysロボットは、交換可能なリチウム電池を搭載しており、1回の充電で最大4時間の動作が可能です。
水中での重量は30kg、速度は秒速2m、光ファイバーケーブルの到達距離は最大10kmです。
native音声（出典元へのリンク）
音読のポイント
- 1日1回以上音読するようにしましょう。
- スラスラ読めるようになるまで音読しましょう。
- 英文の意味を頭の中で逐語訳しながら音読しましょう。
- 全ての単語の意味が分かるようになるまで音読しましょう
- 「2.~4.」を達成したら次の長文音読に取り掛かりましょう。
リスニングトレーニングの方法
1.聞き読み
「聞き読み」とは、英語の音声を聞きながら、スクリプトを黙読する練習です。この学習方法を実践すれば、英語を語順通りに読み下す習慣が身につきます。英文を日本語に訳しながら聞いているため、音声のスピードでは内容を理解できない場合に有効です。
音声を聴きながらスクリプトを読み、その意味を把握しましょう。「聞き読み」のポイントは、英語の語順に慣れることです。英語の音声にリードしてもらいながら英語を読んでいきましょう。
2.オーバーラッピング
「オーバーラッピング」とは、英語の音声を聞きながら、自分でスクリプトを音読することです。自分で発音してみることで、頭の中で想像している音と実際に耳で聞いた音の違いに気づくことができます。英語の音声についていけない場合は一文ずつ音声を再生し、一時停止して、英語の文章のリズムや音の強弱をよく聞いて、聞こえてくる音を真似して発音してみます。
3.シャドーイング
「シャドーイング」は、英語の音が流れるとそれを真似して発音し、できるだけ早く復唱するというものです。これは、前項の繰り返し（一文ずつ暗唱する）よりも、間髪入れずに聞き取り、話さなければならないので、より厳しいものとなっています。詰め込みすぎや繰り返しと同様、聞き慣れない音が多い方におすすめです。スクリプトを見ないで「シャドーイング」をするのが理想ですが、負担が大きいと感じたら、スクリプトを補助的に見ることもできます。最終的には、スクリプトを見なくても、その文章を真似して暗唱できるようになることを目標にしましょう。
「シャドーイング」のポイントは、抑揚、音の強弱をよく聞いて真似することです。そうすると、重要な単語が力強く、リズミカルに発音されていることが納得でき、聴いたときにその重要なポイントを聞き取ることができます。最初は時間が足りず、ついて行くのに精一杯かもしれませんが、同じパッセージを何度も辿って、正確に言えるようになるまで頑張ってください。
「シャドーイング」の仕上げの段階では、スマートフォンやテープレコーダーで録音するとよいでしょう。録音して客観的に聞くと、自分の発音とお手本となるネイティブスピーカーの発音の違いを明確に認識することができるようになります。面倒くさい、恥ずかしいと思うかもしれませんが、リスニングと同時にスピーキングも鍛えられるので一石二鳥です。
4.ディクテーション
「ディクテーション」とは、音声を聞いて、一つ一つの単語を正確に書き取る学習方法です。この方法は、ある音が聞き取れないが、なぜ聞き取れないのかがわからないという方におすすめです。
「ディクテーション」はリスニング力を高める方法の一つですが、リスニング力だけでなく、ライティング力を強化することもできます。単語は聞こえても、スペルがわからないところがあるかもしれません。正しいスペルをチェックして、文章力をアップさせましょう。
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